前回の記事に続きまたYZ125Xの腰上ですが、現行モデルについてもご依頼をいただきました。目立った変更箇所としてはチャンバーフランジの形状変更やはいきデバイスの改良がありますが、大まかには従来と同じです。キャブレターセッティングは純正そのままでしたが、やや濃いようでプラグは黒くピストン側も稼働時間の割にはカーボンが多めでした。ついでの作業としてお客様と相談の上、メインジェットを#158→#150と変更しました。
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1989年型 GK73A スズキ GSX-R400 走行距離30900km3か月前にバッテリーを、新品に交換しましたが突如不調になりセルでの始動が不可となってしまいました。ここ数日の冷え込みのせいかと思い充電をしてみることに。その前に念のためにバッテリーテスターで現状をチェック。すると不良判定でした。これは、車両側の状態があやしいので充電電圧チェック。すると少し回転をあげるだけで19Vまで上昇。スロットルを戻してアイドリング状態に回転を落としても18~19Vのまま下がりませんでした。これは、過充電によりバッテリーが早期に寿命を迎えてしまったようです。 一番あやしいい原因は、レギュレートレクチ ・・・
オフシーズンにやっておきたい重整備、腰上OHも承ります。特に2サイクルエンジンは原理上4サイクルよりもメンテナンスサイクルが短いです。当店では1シーズンごとのメンテナンスをお勧めしています。 さて今回ご依頼いただいたのはヤマハYZ125X、モデルチェンジ前の車両になります。ピストンリビルトキットという、腰上OHに必要なパーツがひとまとめになった部品の設定があります。1点注意が必要なのが、エンジン製造時の微細な加工公差に由来してピストンが4種類設定されている点です。シリンダー後方にA~Dのスタンプで示されています。こちら刻印ではないため、高圧洗浄を繰り返すなどすると消えてしまう恐れがあるのでご注 ・・・
2012年登録のFA58ズーマー。走行距離は、44000km。オイル交換の為、ご来店いただきました。その時に、リヤブレーキを、かけた後にブレーキレバーを、戻してもブレーキがかかったままになると訴えを、伺いました。点検したところ、ブレーキカムが固着して動きが悪くなっていました。ブレーキシューも使用限度まで摩耗していたので、その影響も少しあったようです。後日、ブレーキシューを取り寄せ、ブレーキカムの分解整備とブレーキシューの交換作業を、行いました。ブレーキカムのグリスアップには、ワコーズのスーパーシリコングリスを使用しました。リヤタイヤも、交換時期にさしかかっていた状態だったので、これも同時に交換 ・・・