1989年式 スズキ GK73A GSX-R400 走行距離31446km 最近1か月前からエンジン始動困難、エンスト等が多発していたのですが、ついに全く始動できなくなってしまいました。 まず、プラグの火花をチェックしたところ、まったく火花が飛んでいません。点火系の診断を進めていきます。
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セルスイッチを押してもセルモーターが回らない(時々回る)という症状でご相談いただきました。スイッチを押した際、リレーのカチッという音はするなど、状態や走行距離、普段の走行パターンから判断してセルモーターのブラシ周辺が原因だろうと予想し、オーバーホールしてみることにしました。 分解してみたところ、ダスト量はそこまで多くなかったのですが、ダストつまりによるブラシの接触不良が確認できました。ブラシの残量はまだあったのですが、お客様と相談の結果新品交換しました。 整備後は快調にセルモーターが回るようになりました。カチッとリレーの音が聞こえる場合はこのようにブラシの不良が疑われます。セルモーターが見える ・・・
CB750Fですが、クラッチを握って1速に入れるとエンストしてしまいます。長期間乗っていなかった車両で、クラッチの握り応えも重いので、クラッチディスクとプレートの張り付きを疑いました。早速クラッチを分解したところ、やはりディスクとプレートが張り付いていて剥がれません。プレートにはディスクの摩擦材がこびりついていました。ディスクとプレートを交換して、クラッチナットを締め付けますが、このナットは六角ではなくて4個の切り欠きのあるタイプなので、専用のソケットで締め付けます。クラッチカバーを取り付ける前に、ノックピンの交換をしようとしましたが、固着していて抜けてきません。プライヤーでつまんだくらいでは ・・・
題名に入れませんでしたが、リターン後13回目(香川県高松方面)ツーリング。さて、先の日記では冬物ライディングウェアを買うために、直売店舗に行ってきた話を記録したのですが、その距離は往復で約 200km。GSX-R125は原付二種、高速は乗れませんので下道で行ってきたわけですが、さすがに後半息切れしました。 運転中「これはやばい」と感じたのが「集中力の低下」です。おそらく疲労によるものだと思いますが、意識すれば集中力は回復するもの、油断すると意識が薄れていることも感じました。リターンライダー勢で、長距離ツーリングや疲れが残っていると感じながらのライディングは、こまめな休憩を入れることを強くおすす ・・・
ヤマハ製エンジンが載っているということで有名なシェルコTY125です。こちらのモデルは、発表当時はClassicという名称でしたが、現在はadventureという名称になっています。YBRやTTRなどと同系列のエンジンが搭載されているのですが、クラッチのキレが悪く半クラが使いにくいとの事でした。 他の車種でも当てはまりますが、原因のひとつとしてクラッチスプリングのズレが挙げられます。写真2枚目がわかりやすいかと思いますが、スプリングのセンターが固定ボルトのセンターとズレており、プレッシャープレートやハウジングと接触してしまっています。この接触部分が摩擦抵抗となりクラッチの重さやキレの悪さに繋が ・・・