新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

0001292access

1651732447094M.jpg

さん

ステータス

日記投稿件数
724件
インプレ投稿件数
0件
Myバイク登録台数
5台
ウェビ友
60人

福島 あれから2年/2泊3日 小名浜へ(改訂版)

車種名
HONDA CB400スーパーフォア
Myバイク
CB400SF-V2
走行距離
263km

2013年春のこと、東日本大震災から2年経つも 被災地の復興は一向に進まない状況らしい。

テレビの報道では、現地の悲惨な光景が映し出されます。

 

当時、千葉の会社では天井が落ちるのでは? と思えるような激しい揺れ、

社内放送により、外へ避難するも 立っていられないほどでした。

 

そして揺れが収まり事務所へ戻ると、派遣社員のおばさんは デスクの下にうずくまり震えていた。

激しい揺れと恐怖に腰を抜かし、逃げられなかったという。

 

報道によると、地震の規模は観測史上最大級のマグニチュード9、巨大地震の発生です。

千葉市では駅前を中心に液状化、砂が浮き出し まるで砂浜状態、

一見、砂漠にビルが建っているような 不思議な錯覚に襲われます。

 

実際、震源地の福島は 現在どうなっているのだろう?

自分の目で確かめたく、バイクを走らせました(2013.05.04)

1日目 茨城・奥久慈大子(だいご)温泉へ

 

千葉から福島までけっこう距離があるので、2泊3日の視察ツーリングです。

首都高から常磐道へ乗り継ぎ、北上します。

5月連休中だったので交通量が多く、所々渋滞するも友部SAに到着、

 

そこで、昼食を兼ね今日の宿探しです。

この近くの温泉地は茨城県の奥久慈、そこの温泉宿に空きがあり早速 予約しました。

 

那珂ICで高速を降り、茨城街道(118号線)を北へ向け走ります。

もはや 辺りは新緑の真っ只中、空気も新鮮で春たけなわといった感じです。

 

すると、久慈川が見えて来ました。

波間が日差しを浴び輝いている、何んとも のどかな光景です。

 

ここはアユ釣りのメッカ、各地から太公望が押し寄せ竿を振ります。

この川 は「天然アユがのぼる100名川」に選定されているらしく、とても水がきれいです。

そんな川沿いをしばらく走り、奥久慈のホテルに到着、

ロビー前で若い男性スタッフがお出迎え、そしてバイクは地下スペースへ案内してくれた。

 

かなり年季の入ったホテルだが、ロビーはゴージャス、

部屋も古いが床の間付きの和室8畳、青い畳が印象的です。

 

内風呂は六角形で趣のあるもの、

湯は高アルカリ泉、滑らかな湯で「美人の湯」と いわれているらしい。

露天風呂もあり開放感いっぱい、とても気持ちがいい!

 

夕食はバイキング、料理はお値段相応、これで十分です。

さて 明日は福島県入りします。

宿はいわき湯本温泉で探すも空きが無い、そこで隣のいわき駅前のホテルを予約しました。

2日目 花園渓谷経由で福島県いわきへ

 

奥久慈のホテルをチェックアウトし、矢祭から茨城街道(349号線)を走ります。

のどかな田園風景が広がり じつに快適、適度なコーナーも続きツーリングに打ってつけです。

 

そして山間部へ、そこはヘアピンカーブの連続だ、車体を倒し込みコーナリング、これぞバイクの醍醐味です。

途中 バイクを止め コーヒータイム、風は爽やか そして小鳥のさえずりも聞こえる。

ここは 誰にも束縛されない自由な世界です。

 

そこからしばらく走り、右折すると県道・塙大津港線です。

対向車に注意しつつ走ると そこは「花園渓谷」、新緑と清流 とても清々しい!

 

終点は いわき勿来(なこそ)IC、そこから常磐道を走り いわきの宿に到着しました。

そこは繁華街、駐車場が見当たらない。

フロントへ行くと、ピロティ(1階のスペース)へ案内してくれた、ここなら盗難の心配もなく安心です。

 

さすがシティーホテル、きらびやかで立派、

部屋も明るく清潔、ツーリングにはもったいない感じでした。

3日目 福島 小名浜へ

 

まずホテルをチェックアウトし、東へ走ると新舞子海岸に出ました。

目の前に広がる太平洋は澄み渡るマリンブルー、砂浜が10キロ以上も続いており 爽快です。

 

そして松の並木が続く海岸線を行くと、灯台が見えて来ました。

ここは歌手・美空ひばりさんの歌詞に出て来る「塩屋埼」です。

 

だが 灯台へは立ち入り禁止の札が、

どうやら震災で崖崩れが発生したらしく、それ以降は消灯しているという。

こんなところにまで被害が及ぶとは、地震の脅威が感じられます。

 

入口には歌碑があり、そこのボタンを押すと彼女の唄声が流れます。

その曲は「みだれ髪」、♪憎や恋しや塩屋の岬、胸にからんで涙をしぼる・・・

悲しい歌と震災が重なり、観光客の皆さん 聞き入っていました。

 

海沿いに走ると 小名浜の町に入りました。

そこには草の茂る広大な空き地があり、荒涼たる風景が広がっていました。

 

草の根元には住宅の基礎だけが残っている、ここに大きな団地があったのかも、

建物は津波に流されたようで、哀れな光景が広がっています。

 

これまで、福島では高さ6mもの巨大な堤防を造ったという。

大きな津波が来ても、これがあるから 「安全」だ、と安心していたようです。

 

だが、その堤防をも乗り越え津波が襲って来た。

じつは 安全なのに「安心」出来ない、自然の威力を思い知らされます。

 

震災の当時、分かったことが一つあります。

原発は 「止めても 冷やし続けないと、暴走して放射能を撒き散らす」、ということなんですね。

福島では制御棒入れて止まったそうだが、冷やさなければならない。

 

ところが、停電でポンプを回せなく 冷やすことが出来ない。

どうやら「電気がないと手も足も出ない」、そういう設計だったとは、

結果、放射能汚染で 大変な事態になってしまいました。

 

その後、廃炉作業は一向に進まない。

国をあげて取り組くむも、どうにもならない、これが現実!

それでは出発、6号線を南へしばらく走り、五浦(いづら)海岸でひと休み、

ここは入り江と断崖が見られる景勝地、そこの岩場に「六角堂」がありました。

画家・岡倉天心が瞑想にふけったというが、先の震災で流され 今はありません。

 

五浦からは、太平洋に沿って越前浜街道を走ります。

途中、大津漁港・磯原海岸に立ち寄り、海辺の景色を満喫です。

そして高萩ICから、常磐道と首都高を走り 帰宅しました(538km)

 

この度の震災で亡くなった方は全国で約16,000人、千葉県でも津波で21人の方が亡くなったという。

これほど 悲しいことはありません。

特に福島では 地震と津波と原発で三重苦、これ以上ない悲劇です。

 

また 福島では不幸にも被爆してしまった人がいるという。

地域の人達や原発関係者をも含め 如何ほどか?

 

また 健康被害について報道されていないようだが、問題はないのだろうか?

放射線は 「がん」のリスクもあるという、小さな子供たちの命は 大丈夫なのか?

一日も早い復興を願うばかりです。

おわり

コメント(全0件)

ホンダ CB400スーパーフォアの価格情報

ホンダ CB400スーパーフォア

ホンダ CB400スーパーフォア

新車 0

価格種別

中古車 209

本体

価格帯 ―万円

万円

諸費用

価格帯 ―万円

万円

本体価格

諸費用

本体

107.71万円

価格帯 33.98~238.8万円

諸費用

5.09万円

価格帯 3.56~8.48万円


乗り出し価格

価格帯 ―万円

万円

新車を探す

乗り出し価格


乗り出し価格

112.81万円

価格帯 42.46~242.36万円

中古車を探す

!価格は全国平均値(税込)です。

新車・中古車を探す