杉さんのHONDA CB400スーパーフォア ツーリング日記 「袖ヶ浦・チバフォルニア/南房ツーリング No.2」

市原市の「海づり公園」を出発し、産業道路(16号線)を行きます。

そして袖ヶ浦市に入ると、「袖ヶ浦 海浜公園」の標識が出ていたので 休憩を兼ね立ち寄ってみました。

ここは海を埋め立てたコンビナート、石油や化学製品の工場が建ち並んでいます。

その先端部にあるのが「袖ヶ浦 海浜公園」です。

目の前に東京湾が広がり、秋の風が清々しく感じられます。

海側に公園のシンボル・展望塔が聳えています。

屋根の丸い部分は宇宙船だとか、人々の夢と未来を想像させます。

展望塔の高さ約25m、80段ほどラセン階段を登れば 東京湾の大パノラマが迎えてくれます。

対岸の神奈川県や東京が見えるが、東京スカイツリーは霞の中、残念です。

広い駐車場が設けられいているが、今日は平日なので車が2台のみ 何んとも静かな公園です。

休日にはコンサートやフリーマーケットなどのイベントも開催され、市民で賑わうという。

目の前は海で開放的、休日を家族で過ごすには打ってつけかも、

それでは エンジンスタート、

公園を出ると そこは通称・チバフォルニア、ヤシの並木が続き とてもエキゾチック、

袖ヶ浦市の粋な計らいに拍手!

海浜公園を出発し、産業道路を行くと 間もなくアクアラインの袖ヶ浦IC、

ところが インターチェンジへ向かう右折レーンは渋滞、やはり便利なアクアラインです。

だが「変動料金制」と表示されている。

交通量の多い休日は時間帯により大幅アップ、サンデードライバーは痛い出費かも、

そこから木更津市に入りました。

左手は田んぼが続く農村風景、見晴らしも良く爽快です。

木更津から「内房なぎさライン」は始まります。

ここは内陸を走るので海は見えないが、順調に流れ しばらくクルージングを楽しみます。

そして君津市を過ぎ富津市に入ると、そこは上総湊です。

暑くなって来たので、海岸で休憩&おやつタイムにします。

路地を行くと、JR上総湊駅がありました。

駅舎は 昭和感のあるノスタルジックな佇まいです。

運行は1時間に1~2本、駅員は見当たらず 無人駅かも、

ベンチに おばあちゃんが二人、話もせず じっと前を見ている。

何んといえない 思いに駆られます。

そして線路を越えると、上総湊海水浴場はありました。

右手には「東京湾観音」も見渡せる見通しのいい海岸です。

では、妻がくれたカツサンドをいただきます。

肉厚でソースの味も自分好み、特にローソン「三元豚の厚切りロースカツサンド」が一番かも、

沖合で釣りをしていた人が、こちらに向かって来る。

だが そのボートは意外に速く あっという間に着岸、そして抱えて上陸、

だが普通のボートとは違い 平たい感じです。

おじさんによると、これはサップボード」というらしい。

これはグッドアイテム、気軽に沖釣りが楽しめそうです。

浜辺の一角は「自然保護」のため立ち入り禁止、

この辺りは夏になると「ハマヒルガオ」が 可憐な花を咲かせるという。

だが近年は各海岸とも絶滅の危機、それを保護しているのかな?

残念だが、環境の変化に順応できない生物は絶滅の運命かも、

何んとも 悲しいことです。

それでは 更に内房なぎさラインを行きます。

つづく