杉さんのHONDA CB400スーパーフォア ツーリング日記 「甲州のチロル・赤石山脈／信州ツーリング No.5」

3日目 諏訪から甲府へ

窓の明かりで目が覚めました。

カーテンを開けると快晴、諏訪の町並みも綺麗に見えます。

朝寝するつもりだったが 勿体ないほどの天気、そこで早速 朝食をいただき ホテルを出ることにしました。

するとエレベーター前で、食事を済ませたウェビ友たちとバッタリ鉢合わせ、

帰路はそれぞれ別ルート、ここで世話になったお礼を申し上げ お別れとなります。

ではチェックアウト、せっかくなので諏訪湖を見に行きました。

湖畔にやって来ると、前方に山々が見えます。

これは高ボッチ山から美ヶ原高原かと思われます。湖面にも映り込み素晴らしい景色です。

空気も新鮮、思わず深呼吸してしまった。

諏訪湖からは、山梨県の甲府を目指します。

この先は距離があるのでガソリンを満タンに、レギュラー148円 千葉より10円以上お高いです。

走るは甲州街道(20号線)、市街地は交通量が多く 渋滞が続いています。

そして次の難所は茅野市、ここも何とか脱出すると、皆さん一斉にスピードアップ、

快適に甲州街道を走るも、徐々に気温が上がり暑くなって来た。

美ヶ原高原は寒いほどだっだのに、同じ長野県でも20度くらい違うかも。

そこでメッシュジャケットの下は、Tシャツ一枚で クルージング、

山岳ツーリングでは 防寒用ウェアを積むのにシートバッグが大活躍します。

車は少なく快適に走り、茅野市から小淵沢にやって来ました。

ここが県境、長野県から 山梨県へ入ります。

ところが山梨県も気温が上がり、けっこう暑く喉が渇いてきた。

すると 道の駅が見えて来たので ひと休みします。

と言うか、お目当ては「白州の名水」です。

早速 水汲み場へ直行、冷たい水がこんこんと湧き出ています。

では一杯、喉から胃へ流れるのがはっきり分かる。水の有難さを実感!

喉も潤ったので出発します。

左手の八ヶ岳連峰を眺めながら、軽快にクルージング、

ふと右手を見ると、南アルプスが見えて来た。

青空に浮かぶ冠雪の山々が、間近に見られ迫力満点!

思わずバイクを緊急停止、景色を眺めながら しばしのカフェタイムです。

3000m級の山が連なる南アルプスは、あまりに雄大で美しくもあります。

麓には赤い屋根の民家もあり、オーストリア・チロル地方のアルプス山脈を思わせる光景です。

こんな景色に出合えるとは ちょっと感動してしまう、素晴らしい!

南アルプスの最高峰は「北岳」だとか、標高は富士山に次ぐ第2位の3192mを誇っています。

ではズームアップして一枚、

雪はやや少ない感じだが、晴天の美しい山並みが見られラッキー、普段見られない景色に感激です。

更に甲州街道を南へと走ります。

沿道には「ツツジ」が咲き、ドライバーたちは癒されていることでしょう。

今日はGWの最中、ツーリング中のライダーをたくさん見かけます。

では「ヤエー」を、皆さん返してくれた! 一瞬の交流です。

そして甲府の町へ、そこからは「大菩薩ライン」を快走し 奥多摩を目指します。

つづく