杉さんのHONDA CB400スーパーフォア ツーリング日記 「駿河路／遠州ツーリング No.3」

1日目の続き 箱根から清水へ

箱根関所跡からは箱根仙石原線(75号線)で、外輪山の頂上を目指します。

湖畔を出ると、登り坂のカーブが多くなりました。

ここは路面も良好なワインディングロード、箱根の一般道では ここが一番かも、

そして孫助山の麓で、大きくS字カーブを快走、

すると そこはもう外輪山の頂上、尾根伝いに走ると大観山「アネスト岩田スカイラウンジ」に到着です。

早速 ティーラウンジで一休みします。

時刻は午後3時、奥の広い駐車場は車もバイクも少ない、皆さん もうお帰りになったのかな、

入口の駐車場から富士山が見える、快晴ではないが 筋雲もいい感じです。

ここは交通の要所、椿ラインを走れば湯河原温泉へ、

そしてターンパイクで小田原へ、また熱海箱根峠線で絶景の十国峠へと行ける便利な中継拠点です。

スカイラウンジの前から 芦ノ湖と富士山が見えました。

富士山の手前の山は、箱根外輪山の「三国山」です。

そこを走るは「芦ノ湖スカイライン」、まさに絶景ロード、

だが、白黒の車が頻繁に出没するので スピードには要注意です。

さて、今日はどこへ泊まろうか、

静岡へ向かう途中にある清水の健康ランドには、シングルルームがあるので そこへ行ってみることにします。

では 大観山から三島へ、そして沼津～静岡へと 東海道(1号線)を西へ向かいます。

まずは 箱根仙石原線(75号線)を6kmほど戻り、箱根峠越えです。

右手眼下は芦ノ湖、山と湖の景色を眺めながら ゆっくり走ります。

カーブを軽快に下って行くと、路肩のU字溝にアルファードが 脱輪している。

枯葉が積もり 気づかなかったのかな?

ドライバーが呆然と立ち尽くしている。

ロードサービスも なかなか来ないかも、バイクも路肩には注意しましょう。

そして 芦ノ湖大観山ICからは 箱根新道を走ります。

大きく右コーナーを走り抜け、その先の左カーブを曲がると「箱根峠」です。

そこの「道の駅・箱根峠」は、見晴らしがいいので、毎回立ち寄るスポットです。

駐車場の一角で、EV(アウトランダー)が充電していました。

彼によると、30分で80%充電、1分当たり35円だという(意外に安いかも)

道の駅の正面に箱根駒ヶ岳が聳えている。

夕日に染まる駒ヶ岳、これは初めて見ました。

では おなかが空いたので何か食べようか、食堂のスタッフはおじいちゃんたちです。

その おじいちゃん曰く、「駒ヶ岳の頂上に遊び場があって、賑わっていたのは わしらが若いころだよ」だと、

大観光地・箱根でも 変わりつつあるようです。

それでは、ぼちぼち出かけることにします。

道の駅を出ると間もなく「箱根峠」、いよいよ 神奈川県から静岡県へ入りました。

東海道(1号線)は、三島までずっと下り坂が続きます。

しかし 道幅は広く路面も良好です。

これは大きく蛇行を繰り返す快走路、車体をバンクさせ 駆け抜けます。

そして左カーブを立ち上がると、右手前方に夕日が見えました。

光が駿河湾に反射、あまりにきれいな夕日なので緊急停止!

道路脇は駐車スペースがあり、通りがかりの女性も車を止め 写真を撮っている。

ススキも風になびき、秋を感じさせてくれます。

その先は、日本最長を誇る400mの吊り橋「三島スカイウォーク」、

ここに立ち寄ったのは2年前、橋から富士山が見られるビュースポットです。

そして流れの悪い三島の街を抜けると、片側2車線の「沼津バイパス」に入りました。

交差点は立体交差なので、皆さんビュンビュン走ります。

そして由比の浜の先に、今日の宿・駿河健康ランドに到着しました。

シューズロッカーへ向かうと、お姉さんが駆け寄り「ロングブーツのロッカーへご案内します」と親切だ。

フロントはお年頃のお姉さん、健康的で国民的美少女です。

すると「お泊まりですか? シングルルームでしたら 受けたまわれます」とのこと。

では 荷物を部屋へ置き温泉へ、

黄鉄泉の「太古の湯」、「泡の湯炭酸泉」などなど ツーリング疲れも解消です。

湯上りは サバの塩焼きで生ビール、う～ん うまい!

さて、明日は浜松の「スズキ歴史館」へ行くつもりだったが、月曜日は休館日だと、

予約制らしいのでネットで申し込むと、明後日(火)の午後3時以降になりました。

そこでツーリング日程を1日延ばして、

26日＝日本平、27日＝浜名湖とスズキ、28日＝本田宗一郎ものづくり伝承館、29日＝清水へと巡ることにしました。

明日は天女伝説で有名な「三保の松原」を散策、そして憧れの「日本平パークウェイ」を走ります。

つづく