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036さん
webikeよ、私は帰って来た。
XLR80Rのフロントディスク化の際、RZ50のフォークとホイールを採用した。
取替えるだけでディスク化できるお手軽アイテムなので、XLR115にそのまま移植するつもりではあった。だが、フォークトップのゴムキャップとアクスル位置がアウター中心にあるのが気に入らなかった。
オフ車ならアウターチューブ前方にアクスルがつかないとモタードにオフタイヤ履かせたみたいに感じるねん。
今回は取付具合を確認する為なので、品質より値段優先で、パーツを入手した。
ドナーに選択したのはNS50F。
まずは三又が合わなければただのゴミと化すので、実測。
結果ステムシャフトの長さも太さも、ハンドルストッパーの位置もXLR80Rと同一だった。つまりボルトオンできる事になる。
唯一のネガはハンドルロックである。トップブリッジにあるメインキーホルダーに、XLR80Rのメインキーが取付けられるのだが、ハンドルロックの突起がフレームの突起に届かないのだ。
NS50Fのフレーム突起の方が背が高いようだ。
まあ、これは後程対策を練る事にする。
ステムがボルトオンしたので、フォークを挿し込む。
RZ50のホイールを取付けるので、フォーク視点ではホイール交換という事になる。
つまりアクスル径やセンター出しの恒例作業が発生する事になるのだ。
ホイールをはめる為にはアクスルシャフトを通す必要がある。
で、アクスルシャフト径が違えば通らないのは道理である。
NS50Fのアクスル径は12mm、RZ50は10mm。RZ50で12mmのアクスルが使える様にするには、丁度良いベアリング等が必要になるが、そんな都合の良いものは見つけられなかった。
ならNS50Fのアウターで10mmのアクスルを使える様にするしかない。
で、内径12mmを10mmに変換するカラーを購入。
上手い具合にアウターに入れられた。
アウターにアクスルが通る様になったので、ホイールを嵌め込む。
NS50FとRZ50のフォークピッチの差は13mm。
とりあえず5mmのカラーを左右に噛ませてみた。
アウター、カラー、純正カラー、ハブ、スピードメーターギア、カラー、アウターの順番で並べてアクスルシャフトを通す。
ステムシャフトとタイヤセンターにズレは出ないものの、アクスルシャフトが6mm余った。
3mmのカラーをアウター外側につければどうにかできそうだ。
アクスルが6mm余ったものの、ホイールは形になった。
次はブレーキキャリパーの辻褄合わせである。ホイールに5mmのカラーを挟んだんだから、キャリパーも5mmでよかんべと雑に考えた結果。
全く届かなかった。
2枚重ねにしたらギリギリ干渉しない程度のクリアランスになった。ただし、パッドはヤマが殆ど無いゴミパッドだったので、新品だったら間違いなく干渉する。
さらに言えば、アクスルを増し締めしたらクリアランスがまた変化する。
で、8mm厚のカラーを追加手配。これで5mmと合わせて13mm、単独で8mmと対応幅が広がる。
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