むすくさんのHONDA ダックス125 ツーリング日記 「ダックスおさんぽ　その1（熊谷・深谷）北埼玉プチツー編　」

・深谷市「焼きまんじゅう さいとう商店」さん

今日は天気よくないけどどうしようかな、
そうだ焼きまんじゅうを食べに行こうと思いつきました。

焼きまんじゅうとは

小麦が盛んに生産されている群馬では、小麦粉を使った郷土料理が多く親しまれている。特に炭酸まんじゅうやそばまんじゅうなどの「まんじゅう」は種類豊富に作られており、中でも特徴的なのが、串に刺したまんじゅうに甘みのある味噌だれを塗って焼く「焼きまんじゅう」である。

――農林水産省 うちの郷土料理より――

深谷は群馬ではありませんが、北の利根川を渡るとすぐ群馬になります。大きな川を挟んだ両岸では文化がガラッと変わることも多いですが、古来より利根川は水運が盛んで熊谷や深谷は歴史的に群馬側との文化の結びつきが強い地域になります。

スイスでもドイツに近いバーゼルではドイツ語、フランスに近いジュネーブではフランス語、イタリアに近いベリンツォーナではイタリア語が使われているのと同じですね。

この焼きまんじゅう、エリア外の人が食べて最初に口にするのが、

「あんが入って無ぇじゃねえか!」
なんですよねえ。申し遅れましたが私 むすくは元群馬民です。
てっきり「焼きまんじゅう」はグローバルスタンダードだと思っていたので最初に言われたときは「この人、なにいってんのかな」と思ったものです。

では、店内にお邪魔します。

今日は寒いので、石油ストーブが出ていました。石油ストープ&やかん。
このシチュエーションは東京23区のお店にはないでしょう。ふふふ。

さっそく焼きまんじゅう2串と、あん入焼饅頭1コ、おみやげ用の焼き饅頭5串を注文します。
焼き立てを提供してくれるので、そのあいだにお茶とおみかんをいただきます。自家製のおみかんだそうです。埼玉でも最近はおいしい柑橘が食べられるようになりましたよねえ。

じゃーん!

これが焼きまんじゅうでーす。串に4つ刺して焼いたパンみたいなまんじゅうに、味噌ベースの甘辛ダレをつけてアツアツのうちに食べます。ところどころ焦げているところがまたカリっと香ばしくていいんですよねえ。

地元民は「餡なし」のレギュラー品でOKなんですが、文句言うよそモンが「やっぱまんじゅうは餡が入ってないとダメだろ」というご意見を取り入れて、ちゃーんと餡入りも用意があります。餡入り焼き饅頭は、伊勢崎市のお店が始めたと聞いたことがありますがちょっとよくわかりません。

全然関係ないですけどカインズ・ワークマンなどのベイシアグループは伊勢崎発祥です。むかしは「いせや」って言ってたんですよね。僕の母が「伊勢崎発祥だから『いせや』っって言うんだ」って言ってましたがホントかどうかしりません。創業者は深谷出身なんですよね。
いま思い出しましたが、ベイシアグループ創業家にゆかりがある方が経営してる会社で働いたことがあるので私、創業者の娘さんにはお会いしたことがあります。ってどうでもいいっすねw

それはさておき私 むすくは祖父が和菓子屋をやっておりましたので餡にはちょっとうるさいただの食いしん坊です。このお店の餡は炊き加減と甘さの加減が素晴らしいと思いました。くっそ甘い餡と甘辛みそダレだと、甘くなりすぎちゃうし、餡が硬いとふわふわの焼き饅頭とケンカをしてしまいます。
 

2串と餡入り一個で計400円でーす。やっす!! そしてうまい!!
このお店、ほんとに店員のおじさんとおかあさんがいい人だし
すごく大好きです。ぜひツーリングのおやつにお立ち寄りください。

店内、テーブル2、外にもテーブルはあります。お持ち帰りも可。

あ、そうだ旅好きの方は海沿いや川沿いには快走路が多いことをご存知かと思いますが、このルートもサクサクすすめます。いずれご紹介しようと考えている利根大堰(行田市)まで、サクサクっと渋滞知らずで移動できます。

以上、深谷市よりお知らせしました。

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