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きたきつねさん

ステータス

日記投稿件数
426件
インプレ投稿件数
20件
Myバイク登録台数
13台
ウェビ友
46人

’22年9月北海道ツーリング 稚内編

車種名
SUZUKI Vストローム1050XT
Myバイク
百式
走行距離
316km

’22年北海道ツーリングの3日目、増毛から出発して北上、日本海に沿ってひたすら北上し、最果ての地稚内宗谷岬を目指すところのお話しをご紹介します。

9月18日朝。お世話になった宿をあとにし、国道231~国道239の海沿いルートを移動。

交通量が少なくてひたすらまっすぐな道なので、百式でゆったりのんびりと走って行けます。

最初の休憩地は小平町の「道の駅 おびら鰊番屋」。

ここはかつてニシン漁業で栄えた時代の鰊番屋をイメージして造られた施設。

内部には座敷などの再現もあって、当時の文化がよく分かります。

ここまでしばらく走ってきて小腹も空き始めた頃。小さな店舗からなんとも言えない旨そうな匂いがしてきます。

北海道名物のタコ唐揚げでした。タコ唐揚げというとタコがやたらかたくてまるでゴムを噛んでいるかのようなものが多いですが、北海道のはだいたい特産のミズダコを使っており、ふんわりサックリ。うまーー。。。ビールが欲しくなるね。

天塩町からは道々106号、日本海沿いルートに進みます。

ここはご存じ、ライダー憧れのオロロンラインと呼ばれる絶景ルート。

なかでも数十機の風力発電機がずっと連なる光景は壮観です。

地元の方から聞いたところ、経年劣化により徐々に処分撤去が始まるそうで、この風景を楽しめるのはあと僅からしい。ご覧になりたい方は、お早めに。

このルートでお気に入りの場所、サロベツ原野のなかにある幌延ビジターセンター。

ここは湿地性植物の宝庫、サロベツ原野ができた歴史などが展示されており、植物大好きな俺としてはとても勉強になりました。

時期的には夏の草花のピークが終わった頃なので、エゾリンドウがひっそりと咲いているくらいですが、原野のなかをのんびり楽しめる遊歩道が整備されていて気分転換によかったです。

再びオロロンラインを快走。天気は雨がちでレインスーツを着込んでます。

このルートは走りやすすぎてスピードが上がりがち。地元の車は普通に100キロ以上で飛ばしてくるので、後方に着かれたときは左に寄って道を譲ります。

しかしリッターマシンがあおられる北海道って・・・

時折、道ばたに俺のお仲間のキタキツネが登場。離れた場所から見送ってくれます。

 

午後2時に目指していた宗谷岬へ到着。

当時のコロナ禍で外人観光客はほぼゼロ、来場者はまばら。

それでもやっぱり、ライダーは多い聖地でした。

 

宗谷岬でいつか走ってみたかった「白い道」を目指します。

丘陵地のなかを走って行くのですが、周囲に広がる牧草地ではエゾシカの大群が草をはんでいました。それはまるでシカ牧場のような眺め。

なかには牛舎のなかまで入り込み、餌を頂いちゃうちゃっかり者も。

エゾシカは道内各地で爆発的に増えているそうで、俺が初めて北海道ツーリングに出た30数年前は旅で1度出会えればラッキー、ぐらいだったハズなんですが。

交差点に設置される案内表示が少々分かり難く、数回立ち止まってマップを確認しつつようやく白い道ヘと到着。

あいにくの鉛色の空。なので黒い空、白い道といった残念な写真。でも気分は爽快。

白い道の正体は細かく砕かれたホタテの貝殻。ナルホド・・処理に困っている水産廃棄物を道路整備に利用。したたかなアイデアです。

ダートにしては路面が締まっていて、百式でも安心して走行出来ます。

本日の目的を達成し、あとは今夜の宿を目指してオホーツク海沿いの国道238号を移動。

猿払村はホタテ産業で栄えたところ。そこの道の駅で休憩です。

お昼時間ならここでホタテのメニューを食べる所なんですが、すでに済ませちゃったのでハスカップのソフトを賞味。

甘酸っぱいハスカップの風味が、甘ったるくなりやすいクリームの味を引き締めていてイイですね。

 

今夜のお宿はクッチャロ湖畔にある、「トシカの宿」。いわゆる「旅人の宿」のメンバーで、旅人に安く宿泊提供する民宿です。

初めて利用するところですが、おばあちゃんが一人で切り盛りしてました。

今日の宿泊客は4人、全員がツーリングライダーです。夕食後の談笑タイムはバイク話、時々エロ話などで盛り上がり、すごく楽しかった。

ずっとみんな、コロナ禍の自粛でこういう場が欲しかったんだ。

(続く)

 

  • 都道府県:
  • 北海道
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コメント(全16件)

ブリ太郎さん
きたきつねさん おはようございます!
稚内なんて30年前行ったのが最後です。
もう死ぬまで無理なんだろうなぁ、って思います。
  • (0)
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きたきつねさん
ブリさん、どうもです。死ぬまで無理とか、諦めモードじゃダメ、ダメ。行きたいと強く願えば、行けるチャンスはいつかやってくるもの。
俺の会社でも、北海道に行ってこれていいよね、なんていう人いますが、そういう人は本気で行く気がないだけ。金も時間もなんとかなるものです。そんな俺はほぼ毎年実践中。
  • (1)
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杉さん
いつかは行きたい北の台地北海道、その最北の地・宗谷岬も是非立ち寄りたいスポットです。
絶景ルート・オロロンラインも外せませんね、海産物も食べまくってみたいです♪
  • (0)
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きたきつねさん
30年前のツーリングブーム時から、北海道は全国ライダーの憧れの大地でした。俺もすっかり北海道中毒で、コロナ禍の自粛モードで2年くらい行ってなかっただけでのたうち回ってました。それでしかたなく佐渡とか新潟県内をぐーるぐる。
今年も行ってきましたが、コロナ明けの反動でしょうか、インバウンドやらで観光地はたいそう賑わっていました。
オロロンライン、どこまで走っても信号機がほとんどないです。そのため地元車はめっちゃ飛ばしてますし、それを狙う覆面も出現する場所。
俺はこういう原野を突っ走るために百式を購入しました。
  • (1)
  • 返信
Refさん
今はキャンプ道具一式でなく、車体カバーを北海道へ持っていく時代なんですね!!
キャンプをせず、宿へ泊まる前提ならば合理的かと思いますが、大昔のイメージでいると時代に取り残されていますネ。
  • (0)
  • 返信
きたきつねさん
この時のツーリングで、車体カバーを使う人が増えたな、と感じました。おそらく価格帯の高いビックマシンユーザーで、雨に当てたくないという気持ちからだと思います。
で、俺も今年はツーリング用に車体の上半分だけを覆うハーフカバーを購入しました。収納がレインスーツよりコンパクトで、野宿ではシートやハンドルまわりを夜露に晒さなくて済むので便利です。
  • (1)
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朝4時のコメンテーター菜園 (暖季限定ライダー🏍)さん
百式では初めての上陸だったのですねぇ。🤔

オロホンラインや稚内市に一人でZZR走らせて行った日を懐かしく思い出しました。😊

知床半島〜稚内市方面にも走った事がありますが、私が行った時は、🦌鹿さんも狐さんにも会えず、北海道感が少し少なかったな〜と思いました。

ということで、また北海道に行きたくなったのです。(笑)♥️

二度、北海道へソロツーリングしましたが、初回はバイクカバーを積んで行きました。大雨が降った晩は持ってきて良かったな〜と。😊

出来れば釧路市〜知床半島〜回りたいですが、昨今は熊🐻さんが活動中で食べられちゃうかも?🤔

今年、行けたらな〜♪φ(..)メモメモ
  • (1)
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きたきつねさん
菜園さんもオロロンを走ってきたんですか。最果ての地という感じがあって、ソロツーだと孤独感がスゴくて俺はそれも好きなんです。だだっ広い原野でなにも無い。それもまたよし!
現在の知床でシカに会わないということはむしろ珍しいと思います。道路脇からひょっこり登場してビックリさせてくれます。かなり増えてしまってます。
バイクカバー、今までは持っていったことはなかったんですが、この時のツーリングでは北海道滞在期間のほとんどが雨がちだったので、やっぱりあったほうがイイかな、と思うように。
菜園さんも再び北を目指してみては。いつ来ても新しい発見があるところです。
  • (1)
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さすらいのライダーさん
おはようございます!

サロベツ原野は、初夏の訪れが最高です(⌒▽⌒)
この地独特の風花が、どこまでも続く大草原に咲き誇り、それはもあ、夢の様な風景が広がります!!

オトンルイの風車群は、天塩界隈の見どころの一つですが、老朽化した風車の建て替えのため、順次撤去されていくそうですね。この風車って奴は、年中強い風が吹き付けている北海道では脱化石燃料の切り札ですが、風が強すぎても壊れるし、耐用年数が意外に短かったり(オマケにものすごい高額!!)と、なかなかストレートに導入するのは難しい(独特な環境負荷も有るみたいですし)ようです…

白い道。天気が良ければ青い空とのコントラストが見事なのですが、雨が降っていなかっただけでヨシとしたいところですね(・_・;
またこれでリベンジの機会も出来たという事でw
  • (1)
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きたきつねさん
初夏のサロベツは原野の草花が咲き誇りきっと素晴らしいでしょうね。地元ライダーのさすライさんが羨ましい。
いつかその季節に訪れてみたいものです。
風車群、俺だけでなく訪れるライダーのほとんどがバイクを停めてカメラに納めていました。あれがなくなると寂しくなります。あと、あの辺にシジミの産地があったのも結構意外で面白い。
白い道は青空だったらさぞ映えるんでしょうね。まだまだチャンスがあると思っているので、そのうちリベンジしたいです。
  • (0)
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チバアヒル(令和の馬笑)さん
前回、私が北海道に行ったときも、留萌~稚内~浜頓別はほぼ同じようなルートで走ってますが、道北エリアではエゾ鹿が爆発的に増えていました。
稚内市内なんてエゾ鹿の群れが市内をぞろぞろと歩いていて、車が避けていくので、なおさらシカが我が物顔してました。
旅人の宿ではない浜頓別の民宿に泊まりましたが、そこの女将さんは夜に鹿と衝突して車を廃車にしたそうです。(^^;
  • (1)
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きたきつねさん
稚内を目指すライダーの多くがやはり海沿いのオロロンを通過しますね。この時も天気が悪かったにもかかわらずライダーがたくさん来ていました。なんて奇特な・・って、俺が言っちゃイカンですね。
稚内のエゾシカ、人慣れしすぎて町まで出てくるようになりました。まるで奈良公園か、という光景です。でも、これってすごく危険なことなんですよね。
  • (1)
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シェフさん
自分も留萌泊でのシップ岬、白い道、宗谷岬、紋別泊でしたよ~
毎回凍える宗谷岬は9月なのに暑くてTシャツで・・・
白い道が出来た頃は、まだ貝が生臭くて・・・今回は引き締まってるし臭くなかった~ 1702902092238M.jpg
  • (1)
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きたきつねさん
おお!シェフさんカッコいいです。しかも青空が素晴らしい。旅のベストショットではないですか。
それにしても新鮮な(?)白い道は、生臭かった、と。アレですね、長万部を過ぎた海岸沿いのホタテ加工場の匂いですね。バイクで走っていると結構臭ってきます。
でも、その有り余ってるホタテ殻を道路に使うというのは、なかなかのアイデアです。
  • (1)
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パンダさん
きたきつねさん(。^ω^)ノ゙ドーモデス!

オロロンラインの風車、無くなっちゃうんですか。
とても壮観な風景で良かったんですが...。(TωT)ザンネン
それにしてもキツネやシカ!クマはノーサンキューですが、
とても懐かしく思います。また会いに行きたいな~。(*′ω`)ウ-ン

あ、白い道。
私が初めて行った時チャレンジしましたが、結局迷って行けなかったんですよね~。
なんか雑草ボーボーの道っぽい所に突っ込んじゃって。( ̄ω ̄*)ゞエヘヘ

とても懐かしく思いました。
キツネたちに会ったり、白い道に再チャレンジしたりと。
またいつか行きたいです。(。^ω^。)
  • (1)
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きたきつねさん
風車は完全に無くすわけではなく、新型の小径タイプへの切り替えなども進めていくらしいんです。なにも無い原野に佇む巨大な人工物はその存在感がすごいんです。まあ、いましばらくは残っているとは思います。
エゾシカはまるで飼われているかのような振る舞いで、わりと近づいても逃げ出したりしません。で、沢山の牧草を食べてしまうので畜産農家の頭痛のタネという話です。
白い道は、宗谷岬の裏から入っていって、かなり丘陵地の奥まった場所にありました。俺も以前行こうとしたところ、たどり着けなかったんですが、今は案内看板が増えたようでいくらか改善されているみたいです。
何度行っても魅力的な北海道、ぜひまた行ってみてください。
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