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歴史に残る世界の名車・トヨタ博物館/北陸紀行 7

走行距離
192km

京都から北陸へと巡るドライブ、道中 名古屋を通りかかり トヨタの博物館に立ち寄ってみました。

「くるま館」では自動車が誕生してからの歴史と文化を紹介しています。

 

展示車両は貴重なクラシックカーを含め約140台、想像以上のスケールで見る者を感動させること間違いなし、

これまでクラシックカーと 昭和の車を見学したので、次は世界の名車と スポーツカーのフロアを覗いてみます(2023.11.18)

 

まずは「シボレー・コルベア」が目に入りました。

空冷 水平対向 6気筒 OHV  2294cc 80hp  1960年 アメリカ

 

アメ車では珍しいリヤエンジン車、

当然 ボンネット内はトランクなので フロントグリルはパネル、まるで 日野コンテッサといった感じ、

 

当時のビッグスリーはフルサイズカーのみだが、欧州の小型車が徐々にシェアを拡大、

そこでシボレーも小型車生産に乗り出しました。

 

ところが思わぬ事態に、RR車の操縦性に不慣れなアメリカ人は 欠陥車扱いします。

販売台数も激減し 生産中止に追い込まれてしまったと、

RR車はもう こりごり、アメリカからこの方式は消滅しました。

マスタング/フォード 1964年 アメリカ

水冷 V8 OHV 4736cc 210hp

 

第二次世界大戦後の ベビーブーム世代向けに開発された中型車、

ハイパワーエンジン搭載で、ロングノーズ・ショートデッキのカッコいいスタイル、

T型フォード以来、歴史的なベストセラーカーになったという。

Tatra 87/タトラ 1948年 チェコスロバキア

空冷 V8 OHC 2969cc 85ps RR型

 

これは初めて見る車、チェコスロバキアでも車を造っていたとは初耳です。

聞くところによると、「タトラ」は東ヨーロッパを代表する大型トラックのメーカーだとか、

 

Tatra 87は妙なスタイルだが、これは空力に基づいたものだという。

ドイツ軍が「87はアウトバーン専用車だ」というほど、優れた車であったらしい。

また リヤエンジンプロジェクトの 集大成モデルと評価されています。

 

402/プジョー 1938年 フランス

水冷 直4 OHV  1991cc  55hp

 

第二次世界大戦前は、フランスを代表する高級乗用車だったという。

 

ヘッドライトをグリルの中に配置したデザインが特徴的、しかも寄り目で笑ってしまう。

また、大胆な流線形ボディで成功したのは、ヨーロッパで初のことだという。

 

特筆すべきは「自動変速機」を採用していること、

日本ではトヨタの「トヨグライド」が1959年だから、その20年も前に採用しているとは その先進性に驚きです。

リンカーン ゼファー/フォード 1937年 アメリカ

水冷 V12 4380cc  110hp

 

ホデースタイルは フォードのデザイン部長が手がけ、美しい流線形に仕上げたという。

また 前開きのボンネット、フェンダー埋め込み式ヘッドライトなど 未来的で人気の的だったらしい。

サンダーバード/フォード 1955年 アメリカ

水冷 V8 OHV  4785cc 198hp

 

ライバルのシボレー・コルベットに対抗すべく開発した高級パーソナルカー、

V8エンジン搭載でスポーティーでもあり、新たな市場を開拓したという。

 

また 取り外し可能な グラスファイバー製のハードトップも装備し、発売初年は目標10,000台に対し 16,000台以上販売という快挙を遂げます。

356 1100/ポルシェ 1950年 ドイツ

空冷 水平対向4気筒 OHV  1086cc  40ps  RR型

 

ポルシェ博士の長男が開発した小型スポーツカー、

エンジン・サスペンションなど、フォルクスワーゲン・タイプ1から流用したという。

 

ボデー形状は独特な流線形で、小排気量ながら かなりのスピードが出たかも、

キャブレーターは このタイプからソレックス32PBIを装着し パワーアップを図っています。

ミジェット タイプTC/MG(モーリス ガレージ) 1947年 イギリス

水冷 直4 OHV  1250cc  54hp

 

MGは往年のスポーツカーメーカー、全世界にスポーツカーの楽しさを広めた先駆け的存在です。

狙うはアメリカ市場、約1万台ほど生産したが ほとんどアメリカへ輸出され盛況だったという。

 

そして1955年発売のオープンカー「MG-B」は、高い走行性能を誇り 大ヒット、

だがレースでは 2台がリタイヤ、壊れやすいという印象を与えてしまった。

 

そこで エンジニアたちは、それを払拭せねばと 立ち上がります。

各部を徹底的に改良し、レースに挑みます。 

 

結果、2台のポルシェに次ぐクラス3位に、

これで信頼性を証明、メカニックたちの苦労が報われた瞬間でした。

だが 現在は悲しいかな 中国企業の傘下になっているという。

キャデラック エルドラド/ゼネラルモータース 1959年 アメリカ

水冷 V8 OHV 6396cc 345hp

 

エルドラドは、キャデラックの2ドアスペシャリティモデル、

宝石のようだといわれる煌めくラジエーターグリルなど贅を尽くした高級乗用車です。

クォーターパネルは翼のイメージ、まるで空を飛ぶかのようだ。

 

これは日本人 憧れのアメ車、トヨタ初の乗用車もアメ車を参考にしたという。

巨大なボデーだが 345hpという圧倒的なパワーで、ジェット機のように加速をするかも、一度運転してみたい車です。

 

ロードスター スポーツ/テスラ モーターズ 2010年 アメリカ

リチウムイオンバッテリー 292ps

 

スポーツカー仕様の電気自動車、フル充電で 約390kmの走行が可能だという。

ミッドシップタイプで車両重量は1270 kgと軽量、0-100km/hを4秒以下という圧倒的な加速力を誇ります。

 

そのほか、シトロエンやワーゲンなど、名車が多数あるので またの機会に、

それでは 一番気になる日本のスポーツカーを見に行きます。

つづく

コメント(全8件)

信天翁さん
こんばんは。
飯田橋の喫茶店の店頭(店内)に、車に詳しくないので判りませんが、写真の同型色違いのMGナンバー付きが飾られているお店が有るのですが、通りすがりに眺める人は余りいないみたいです。
クラシック・カー等の車好きな人には所有したいと感じる車たちなんでしょうね?
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キム(first penguin) ヨガの眠り中さん
杉さん、どうも!
新型カマロは好きな車だったんですが、もうファイナル。
あっという間にクラシックになっていくのかな?
モーターの良さも理解してはいますが、やっぱりレシプロエンジンですよね。
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杉さん
信天翁さん こんばんは
喫茶店にMGを展示するとは珍しいですね、しかもナンバー付きとはオーナーの所有車かも、粋な喫茶店 いつか行ってみたいです。
ライダーズカフェみたいに好きな車を見ながらのコーヒーは格別でしょうね。
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Maxさん
こんばんは
このポルシェは、私の見た車の中で一番グラマーでした。その次がS30Z。その次が、なぜかスバル360ですね。
では、また
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杉さん
キムさん こんばんは
カマロは映画にも登場する人気車両ですよね、それがもうファイナルとは寂しいものがありますね。
これからは音もなく走り出すエレクトリカルマシンへ移行されるとはこれまた寂しい!ただ望みは水素エンジンの実用化ですね。
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杉さん
Maxさん こんばんは
そうなんです、自分もこのポルシェを斜め後ろから見てボリューム感は一番でしたよ。
それに比べキャデラックはシャープなデザインで対照的、共に日本人とはセンスの違いでしょうね。欧米人の柔軟な発想力に感心します。
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きたきつねさん
自動車産業にまるでカンブリア紀の進化の爆発のような時期があったんですね。
さまざまなデザイン、メカニック。今見ても斬新な車がいっぱい。
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杉さん
きたきつねさん おはようございます
そうなんです、当時はネットも普及してないので各社それぞれ試行錯誤していたのでしょうね。
年々改良とパワーアップでユーザーはワクワクしていたかもしれませんね。
日本車も個性的で夜でもテールランプで車名が分かりましたもの、近年は車種も多くなり判別にはネームプレートに頼っています。
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