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decopeiさん
来週末に岡山から大阪へ引っ越しするので本来は荷造りや片付けで忙しいはずなのですが、その岡山の社宅のスペアキーを1個自宅に置いていたので取りに帰ってきました。まあ、カギ1個くらいならわざわざ高い瀬戸大橋を渡って帰らずとも郵送すればいい話。本当はバリオスに乗ったりいじったりしたかったんですけどね(笑)。
なんでバリオスをいじる必要があるのかというと、基本的に調子はいいのですがキャブセッティングがイマイチのようで、症状的には校舎の裏まで・・・じゃなくて「ちょっと濃い」のではないかと考えています。アクセル開度が大きくなるとカブリやすく、回しこんでも自慢の超高回転手前の14000rpmあたりで頭打ち気味になり、あとはジワジワと惰性で回る感じ。また6000rpmあたりにトルクの谷があり、立ち上がりや上り坂でこの回転域に引っ掛かってしまうとうまく加速できず、それでも強引にアクセルを開けようとするとやっぱりカブってしまいます。なので近所の山で走る際は7000~14000rpmを使うようにしていますが、せっかくの超高回転エンジンなのでもっと回して楽しみたいですし、下も使えた方がいいに決まっています。
ネットで調べてみると元々バリオスには6000rpmあたりにトルクの谷があるそうで、社外マフラーに交換するとより強調されてしまうとのこと。だったらノーマルマフラーに戻すのが最善なのかな?
ということで、キャブセッティングとマフラーの両面から改善策を探っていくことにします。かといって両方同時にやってしまうと本当の原因が分からなくなってしまうので、まずはRPM製マフラーのままメインジェットを薄くしてみました。今付いているジェットがノーマルとは限りませんが、恐らく元のカスタム状態(若干ヤンチャ系)から見てノーセッティングだろうな、と予測し、ノーマルの#98に対し1段薄い#95を準備しておきました。
シンプルなDTばかりイジっていると4スト4気筒のキャブメンテはメンドクセー!とは言いながら、バリオスは比較的楽な部類だと思われます(他はあんまりやったことがない)。前傾シリンダーのダウンドラフトキャブなので、上からガソリンタンク・エアクリーナーボックス(蓋と本体)・キャブの順で積み重なっている感じ。上から順に外していけば難しいコツなどは不要でキャブが現れました。
そうそう、バリオスの入手時にリフレクターが付いていなかったので、メインジェットと一緒に注文してありました。アクティブ製のリフレクターKITはナンバープレートに共締めするタイプの商品で、保安基準適合品ながら非常に薄くできており、目立たずなかなかにスタイリッシュです。
ステーに対しリフレクターに角度が付いており、商品説明によるとナンバープレートに対し45度とのこと(現物は40度くらい?)なので、ナンバーが45度傾いた状態でリフレクターが垂直になるのですが、バリオスのナンバーステーは元々立ち気味で、そのまま取り付けるとリフレクターが若干下を向いてしまいます。リフレクターKITのステーはアルミ製で、せっかくの新品を曲げ直すのも勿体ないので車体側のナンバーステーを曲げ、ナンバー全体を若干寝かせ気味にしてやりました。元々が立ち気味だったので、むしろこれくらいのほうが違和感がありません。
メインジェット交換とキャブ清掃を終え、早速試走に繰り出します。
慌てず低速からじっくり感触を確かめていくと、4000~5000rpmは以前にも増してスムーズに回ります。6000rpm近辺のトルクの谷は完全には無くなってこそいないものの、かなり軽減されて随分と扱いやすくなり、許容できるレベルになりました。回転域自体も数百rpm下がったような気がします。
14000rpm以上の超高回転域もきちんと回るようになりました。カブリそうな気配も見られず、薄過ぎることもなさそう。つまり絶好調!そしていい音!キモチいい~!メインジェット#95は正解だったようです。
ワインディングをつないで約50kmほど走り、そろそろ戻ろうかと思っていると突然エンジンがボボボ・・・とストール、ガス欠のような止まり方をしてしまいました。ガソリンはまだ半分くらい残っているのにどうしたバリオス?!
実は以前にも同じようなことが何度か起こっていました。突然ガス欠のような止まり方をして、燃料コックをリザーブに切り替えてもなかなか再始動できず、数分待つとまたかかったので走り出すとまたまた数分で同じ症状でストール。その後20分くらい再始動を試みるも全くかかりそうな気配が見られず、用事があったので仕方なく次男に電話してハイエースで迎えに来てもらったことがありました。
その時もガソリンは半分くらい残っており、念のため燃料コックはリザーブやプライマリー位置も試したものの状況は変わらず。自宅に連れ帰ってとりあえず給油した後、翌日エンジンをかけてみると若干長めのクランキングが必要だったものの、前日の不調が嘘だったかのようにエンジンが目を覚ましました。
今回も数分待つとエンジンがかかりました。自宅まで約30㎞戻る道中も数回エンジンが止まり、その都度数分待つと走り出すことができましたが、アイドリングが高くなるなどガス欠寸前のような挙動を繰り返しながらやっとの思いで帰り、近くのスタンドに立ち寄って満タン給油してみると9Lしか入りません。満タンが15Lなのでまだ6L残っていたはずです。
訳が分からないまま給油を終えて走り出すと、どういうわけか完全復活しています。ますます訳が分かりません・・・が、これがヒントになりました。今までガス欠症状が出たのは決まってガソリン残量が半分くらいになったタイミング。いつも自宅で携行缶から適当に給油するので気付くのが遅れました。今回初めて満タンにしたので、これまでと同じなら半分になるくらいまで問題なく走れるはず。
今日は既に80㎞程走っていますが、バリオスさえ好調ならいくらでも走りたい!というわけで検証も兼ねて再出撃。ワインディングを中心に走ります。バリオスは絶好調!やっぱり気持ちいい~!
終始不調の気配など微塵も感じさせず猪の鼻峠経由で徳島県池田町まで快走し、高松まで戻ってトリップメーターが135㎞を指す頃、信号待ちでアイドリングの回転数が上がるガス欠症状が現れました。140㎞でガソリンスタンドに立ち寄り給油、7.33L入ったので燃費は約19㎞。思った通り残り約半分です。半分になるとガス欠症状が出る原因さえ突き止められれば・・・!
燃料ホースの詰まりは当初から疑っていたのでキャブ清掃の時にエアーを通して確認済み。仮にコックが詰まっていたとすれば残量に関係なく影響が現れるはず。タンクキャップの空気穴詰まりも最初のガス欠症状の際に試して効果がありませんでした。疑わしいのは入手時既に取り付けてあった後付け(?)の燃料フィルター。燃料コックとキャブはほぼ同じ高さにあるのですが、それをU字状の燃料ホースでつないでおり、燃料フィルターはその中間かつ一番下、コックやキャブから15cmくらい下の位置にあるため、一旦燃料コックから下りてきたガソリンはフィルターを通った後、再び約15cm上のキャブまで上がっていく必要があります。この配置が悪影響を及ぼしている可能性があり、燃料コックとキャブの間の燃料ホースをなるべく水平に近づくようにしてやれば改善するのではないかと考えています。
しかし残念ながら時間切れ。来週からは大阪住まいになるので次回はいつになることやら。とりあえずホースだけは注文しておきました。
コメント(全8件)
昔、CBR250に乗っていましたが、8000rpmでトルクの谷、というか、それ以外はスカスカで、8000~18000をキープしてぶん回すエンジンでした。4気筒のキャブセッティングは同調が崩れると超めんどくさいですよー。4連のバキュームゲージが有れば楽ですけど。その頃に比べると、CRMの単気筒、ノーマルチャンバーの楽な事。笑
インラインフォーのズラっと並ぶキャブレターは、やっぱり迫力が有りますね(*^▽^*)
私も良く経験しますが個人売買で購入したバイクでは、いくら絶好調を謳っていても、なにかしら不具合がある事って多いです。長年乗っていて徐々に性能低下していても、それに気付かない事も有るでしょうし、吸排気系を弄ってセッティングを変更していたバイクが、高価なマフラーを外して純正に戻し、面倒だからとキャブセッティングはそのままで売ると言う事も有るでしょうから…
私が最近経験したのは「数年間乗っていなかったものの、調子維持のためときどきエンジンは掛けています」と言うYZ250でした。アイドリングが不安定で、始動性も悪いため、キャブを開けてみると、ジェットが泥のような異物で詰まっていたなんて事がありました(^◇^;)
そういえば、MVXのキャブも酷いものでしたねぇ…
以前乗っていたKSR-PROで、キャブ変更した時に、ガソリンホースの間にフィルターを噛ませたら、decopeiさんのような症状になった事が有りました!
フィルターが無いときは、多少ガソリンホースが下に伸びていてもエンジンの負圧でガソリンを吸い込みますが、フィルターを取り付けると、フィルター内に空気が入るため、ホースが下に垂れ下がっていると、エンジンの負圧だけではキチンとガソリンを吸い込まなくなるようです。タンクから一直線にキャブにガソリンが流れるようにしてやると、1発で良くなりました?(^-^)/
今、旧国道の猪の鼻峠を走ってるのは、二輪も四輪も「走るのが好きー」って人ばかりだから、良い道になったなーと思います。
decopeiさん とバリィさんの快走が目に浮かびます。