新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

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decopeiさん

ステータス

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11件
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20台
ウェビ友
9人
■車種名
KAWASAKI バリオス
■Myバイク
バリィさん
■難易度
初級

来週末に岡山から大阪へ引っ越しするので本来は荷造りや片付けで忙しいはずなのですが、その岡山の社宅のスペアキーを1個自宅に置いていたので取りに帰ってきました。まあ、カギ1個くらいならわざわざ高い瀬戸大橋を渡って帰らずとも郵送すればいい話。本当はバリオスに乗ったりいじったりしたかったんですけどね(笑)。


なんでバリオスをいじる必要があるのかというと、基本的に調子はいいのですがキャブセッティングがイマイチのようで、症状的には校舎の裏まで・・・じゃなくて「ちょっと濃い」のではないかと考えています。アクセル開度が大きくなるとカブリやすく、回しこんでも自慢の超高回転手前の14000rpmあたりで頭打ち気味になり、あとはジワジワと惰性で回る感じ。また6000rpmあたりにトルクの谷があり、立ち上がりや上り坂でこの回転域に引っ掛かってしまうとうまく加速できず、それでも強引にアクセルを開けようとするとやっぱりカブってしまいます。なので近所の山で走る際は7000~14000rpmを使うようにしていますが、せっかくの超高回転エンジンなのでもっと回して楽しみたいですし、下も使えた方がいいに決まっています。

 

ネットで調べてみると元々バリオスには6000rpmあたりにトルクの谷があるそうで、社外マフラーに交換するとより強調されてしまうとのこと。だったらノーマルマフラーに戻すのが最善なのかな?

 

ということで、キャブセッティングとマフラーの両面から改善策を探っていくことにします。かといって両方同時にやってしまうと本当の原因が分からなくなってしまうので、まずはRPM製マフラーのままメインジェットを薄くしてみました。今付いているジェットがノーマルとは限りませんが、恐らく元のカスタム状態(若干ヤンチャ系)から見てノーセッティングだろうな、と予測し、ノーマルの#98に対し1段薄い#95を準備しておきました。

 

シンプルなDTばかりイジっていると4スト4気筒のキャブメンテはメンドクセー!とは言いながら、バリオスは比較的楽な部類だと思われます(他はあんまりやったことがない)。前傾シリンダーのダウンドラフトキャブなので、上からガソリンタンク・エアクリーナーボックス(蓋と本体)・キャブの順で積み重なっている感じ。上から順に外していけば難しいコツなどは不要でキャブが現れました。

さあ、インシュレーターのバンドを緩めてキャブを取り外すぞ・・・と思ったら、インシュレーターバンドのネジは4気筒全て車体の左側を向いており、一番右側のネジもわざわざ左側から長~いドライバーを差し込んで回さなくてはいけないことが判明。そんな長いドライバーは持っていなかったので急遽最寄のアストロプロダクツまでひとっ走りして買ってきました。店舗によってはダイソーにも置いてある(もちろん110円!)らしいです。

 

取り外したキャブは意外にばっちい!。確か出品者のバイク屋さんからは最近オーバーホールしたと聞いた気がするのですが、私の聞き違い?

メインジェットを交換するために端から順にフロートチャンバーを開けていきます。ゴムバッキンとは別に黒い液体パッキンが雑に塗りたくられていたらしく、外すとカスが大量に出てきますし、フロートチャンバーの底にもゴミやタール状の汚れが溜まっており、メインジェット交換以前に清掃の方が必要だったようです。

 

パッキンがはまる溝に入り込んだ液体パッキンのカスを細いマイナスドライバーの先端でかきだし、パーツクリーナーで洗浄しておきました。

メインジェットも穴が詰まったりはしていなかったものの、側面から見るとピラミッドから出土したような風合いです。ケイヒンの刻印と98の文字はどうにか判読できたので恐らくは新車時から付いていたものと思われ、#95に変更せずとも#98のまま新品交換で良かったかも?もっとも、#95しか用意していないので交換するしかないのですが。

そうそう、バリオスの入手時にリフレクターが付いていなかったので、メインジェットと一緒に注文してありました。アクティブ製のリフレクターKITはナンバープレートに共締めするタイプの商品で、保安基準適合品ながら非常に薄くできており、目立たずなかなかにスタイリッシュです。

 

ステーに対しリフレクターに角度が付いており、商品説明によるとナンバープレートに対し45度とのこと(現物は40度くらい?)なので、ナンバーが45度傾いた状態でリフレクターが垂直になるのですが、バリオスのナンバーステーは元々立ち気味で、そのまま取り付けるとリフレクターが若干下を向いてしまいます。リフレクターKITのステーはアルミ製で、せっかくの新品を曲げ直すのも勿体ないので車体側のナンバーステーを曲げ、ナンバー全体を若干寝かせ気味にしてやりました。元々が立ち気味だったので、むしろこれくらいのほうが違和感がありません。

メインジェット交換とキャブ清掃を終え、早速試走に繰り出します。

 

慌てず低速からじっくり感触を確かめていくと、4000~5000rpmは以前にも増してスムーズに回ります。6000rpm近辺のトルクの谷は完全には無くなってこそいないものの、かなり軽減されて随分と扱いやすくなり、許容できるレベルになりました。回転域自体も数百rpm下がったような気がします。

 

14000rpm以上の超高回転域もきちんと回るようになりました。カブリそうな気配も見られず、薄過ぎることもなさそう。つまり絶好調!そしていい音!キモチいい~!メインジェット#95は正解だったようです。

 

ワインディングをつないで約50kmほど走り、そろそろ戻ろうかと思っていると突然エンジンがボボボ・・・とストール、ガス欠のような止まり方をしてしまいました。ガソリンはまだ半分くらい残っているのにどうしたバリオス?!

実は以前にも同じようなことが何度か起こっていました。突然ガス欠のような止まり方をして、燃料コックをリザーブに切り替えてもなかなか再始動できず、数分待つとまたかかったので走り出すとまたまた数分で同じ症状でストール。その後20分くらい再始動を試みるも全くかかりそうな気配が見られず、用事があったので仕方なく次男に電話してハイエースで迎えに来てもらったことがありました。

 

その時もガソリンは半分くらい残っており、念のため燃料コックはリザーブやプライマリー位置も試したものの状況は変わらず。自宅に連れ帰ってとりあえず給油した後、翌日エンジンをかけてみると若干長めのクランキングが必要だったものの、前日の不調が嘘だったかのようにエンジンが目を覚ましました。

 

今回も数分待つとエンジンがかかりました。自宅まで約30㎞戻る道中も数回エンジンが止まり、その都度数分待つと走り出すことができましたが、アイドリングが高くなるなどガス欠寸前のような挙動を繰り返しながらやっとの思いで帰り、近くのスタンドに立ち寄って満タン給油してみると9Lしか入りません。満タンが15Lなのでまだ6L残っていたはずです。

 

訳が分からないまま給油を終えて走り出すと、どういうわけか完全復活しています。ますます訳が分かりません・・・が、これがヒントになりました。今までガス欠症状が出たのは決まってガソリン残量が半分くらいになったタイミング。いつも自宅で携行缶から適当に給油するので気付くのが遅れました。今回初めて満タンにしたので、これまでと同じなら半分になるくらいまで問題なく走れるはず。

 

今日は既に80㎞程走っていますが、バリオスさえ好調ならいくらでも走りたい!というわけで検証も兼ねて再出撃。ワインディングを中心に走ります。バリオスは絶好調!やっぱり気持ちいい~!

終始不調の気配など微塵も感じさせず猪の鼻峠経由で徳島県池田町まで快走し、高松まで戻ってトリップメーターが135㎞を指す頃、信号待ちでアイドリングの回転数が上がるガス欠症状が現れました。140㎞でガソリンスタンドに立ち寄り給油、7.33L入ったので燃費は約19㎞。思った通り残り約半分です。半分になるとガス欠症状が出る原因さえ突き止められれば・・・!

 

燃料ホースの詰まりは当初から疑っていたのでキャブ清掃の時にエアーを通して確認済み。仮にコックが詰まっていたとすれば残量に関係なく影響が現れるはず。タンクキャップの空気穴詰まりも最初のガス欠症状の際に試して効果がありませんでした。疑わしいのは入手時既に取り付けてあった後付け(?)の燃料フィルター。燃料コックとキャブはほぼ同じ高さにあるのですが、それをU字状の燃料ホースでつないでおり、燃料フィルターはその中間かつ一番下、コックやキャブから15cmくらい下の位置にあるため、一旦燃料コックから下りてきたガソリンはフィルターを通った後、再び約15cm上のキャブまで上がっていく必要があります。この配置が悪影響を及ぼしている可能性があり、燃料コックとキャブの間の燃料ホースをなるべく水平に近づくようにしてやれば改善するのではないかと考えています。

 

しかし残念ながら時間切れ。来週からは大阪住まいになるので次回はいつになることやら。とりあえずホースだけは注文しておきました。

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コメント(全8件)

普通にケイさんでさん
仕事中、コソッと読んでいたのですが、「校舎の裏まで来い」「ちょっと濃い」でツボにハマってしまい、しばらく笑ってしまいました。
昔、CBR250に乗っていましたが、8000rpmでトルクの谷、というか、それ以外はスカスカで、8000~18000をキープしてぶん回すエンジンでした。4気筒のキャブセッティングは同調が崩れると超めんどくさいですよー。4連のバキュームゲージが有れば楽ですけど。その頃に比べると、CRMの単気筒、ノーマルチャンバーの楽な事。笑
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decopeiさん
>普通にケイさんでさん

喜んで頂けて光栄です(笑)。
そっかぁ、4気筒となると同調なんてものもありましたね。ホントにめんどくさい・・・けど楽しいから全部許せるんですよね。

点検がてら一通り仕上げたら、当面は楽しめると思って頑張ります。
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としくんちゃんさんさん
こんにちは、なかなか手のかかる子を連れましたね。実は私も30ん?年前限定解除して乗ってたCB750FCが似た症状あり、燃料ホ-スの取り回しが原因でしたね。当時はキャブOH、同調等見ましたがほぼほぼ同じだったので懐かしく思い出しました。(笑)
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decopeiさん
>としくんちゃんさんさん

貴重な情報をありがとうございます!今のところ燃料ホースは仮説でしかありませんが、こうして経験者の方のお話を伺えるとうまくいきそうで凄く前向きな気持になれます。

CB750FC!高校の先輩(というか2度目の1年生なので同級生?)が乗っていて、その人がメチャクチャカッコ良くて速かったので憧れでした。当時は「バリ伝」全盛期。グンのFはFBでしたが、ホントに漫画みたいな人が居るんだなあ、と思ったものです。段階取得が推奨されており、16歳では中型免許でさえ受けさせてもれなかった時代に例え17歳だったとしてもどうやって限定解除したのか、CBの購入・維持費用やランニングコストはどうやって賄っていたのか、謎の多い先輩でした。

若き日のとしくんちゃんさんさんのお姿がその先輩のイメージになってしまいました(笑)。
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さすらいのライダーさん
おはようございます!

インラインフォーのズラっと並ぶキャブレターは、やっぱり迫力が有りますね(*^▽^*)

私も良く経験しますが個人売買で購入したバイクでは、いくら絶好調を謳っていても、なにかしら不具合がある事って多いです。長年乗っていて徐々に性能低下していても、それに気付かない事も有るでしょうし、吸排気系を弄ってセッティングを変更していたバイクが、高価なマフラーを外して純正に戻し、面倒だからとキャブセッティングはそのままで売ると言う事も有るでしょうから…

私が最近経験したのは「数年間乗っていなかったものの、調子維持のためときどきエンジンは掛けています」と言うYZ250でした。アイドリングが不安定で、始動性も悪いため、キャブを開けてみると、ジェットが泥のような異物で詰まっていたなんて事がありました(^◇^;)
そういえば、MVXのキャブも酷いものでしたねぇ…

以前乗っていたKSR-PROで、キャブ変更した時に、ガソリンホースの間にフィルターを噛ませたら、decopeiさんのような症状になった事が有りました!
フィルターが無いときは、多少ガソリンホースが下に伸びていてもエンジンの負圧でガソリンを吸い込みますが、フィルターを取り付けると、フィルター内に空気が入るため、ホースが下に垂れ下がっていると、エンジンの負圧だけではキチンとガソリンを吸い込まなくなるようです。タンクから一直線にキャブにガソリンが流れるようにしてやると、1発で良くなりました?(^-^)/
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decopeiさん
>さすらいのライダーさん

やはり燃料フィルターが怪しそうですね。情報ありがとうございます。現車確認の際は一発始動で空ぶかしや発進も問題ありませんでしたが、実際の走行シーンになると様々な回転域やアクセル開度を使いますし、まさかガソリンの残量で調子が変化するところまでは確認できませんから気付かなかったのも仕方ない・・・というか、むしろ早めに気付けてよかったと自己弁護しています(笑)。

実際、これがツーリング先だったりしたら軽くパニクってしまうでしょうし、今のうちにマイナートラブルを出し尽くしておけば、これからの長い付き合い(の予定)のためにもなりそうです。
  • (2)
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ナカさん
猪の鼻峠は旧国道の方ですか?
今、旧国道の猪の鼻峠を走ってるのは、二輪も四輪も「走るのが好きー」って人ばかりだから、良い道になったなーと思います。
decopeiさん とバリィさんの快走が目に浮かびます。
  • (0)
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decopeiさん
>ナカさん

ご明察!旧国道はほぼ貸し切り状態で走れてサイコーです。おまけに誰も走っていない猪ノ鼻トンネルでは思い切り引っ張って超高回転サウンドに酔いしれていました(笑)。
オフ車に比べればペタペタ寝てグリグリ曲がるのでつい攻めたくなってしまうのですが、元から履いていたDOROというメーカーの安いタイヤはグリップが悪いとの評判なので、過信しないようにそこそこのペースを守るようにしています。
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