杉さんのツーリング日記 「粉雪舞う鈴鹿山脈／愛知･滋賀旅行 No.12」

それでは 午前10時 チェックアウト、

琵琶湖の畔を行くと ランナーがたくさんいる、あの「琵琶湖マラソン」に参加する選手たちかも、皆さんから元気をもらいました。

その先 左折して内陸を行くと 右手に雪山が見えてきました。

とても綺麗だ! 今日の峠は雪かも知れないが チューンは有るし FF車なので楽々走破できるでしょう。

そして内陸をしばらく走ると甲賀の町、やはり忍者というイメージです。

甲賀の忍者は豊臣秀吉の命により、徳川家を監視していたという。

その先は江南IC、ここから新名神で鈴鹿山脈の横断に挑みます。

前方は厚い雲が立ち込め不穏な空模様、山ではチェーンを撒く覚悟します。

流れは順調、しばしハイウェイクルージング、すると土山SAがあったので ひと休みします。

店舗前で白いタヌキがお出迎え、まるで 雪だるまのようです。

そして お土産コーナーには タヌキの焼き物が並べられている。

ここ甲賀市は「信楽焼き」が有名、焼物に適した土が多く発展したという。

赤褐色の美しい色と焦げで 味わいのある焼きものだと評判らしい。

タヌキたちが愛嬌のある顔つきで、見る者を笑顔にしてくれます。

館内で人気なのは京都名物・赤福、そういえば京都府はお隣さんでした。

そして肉まん、ただの肉まんではありません。

近江牛まんは420円 松阪牛まんは550円だ、どうやら松坂牛の方が格が上のようです。

土山SAを出発すると、前方に鈴鹿山脈が待ち構えています。

徐々に登り坂に そしてトンネルで横断、

だが、電光掲示板は「トンネル出口 雪・・・」と注意喚起、緊張でハンドルを握り絞めてしまう。

そして4kmほどで出口、粉雪が舞っている! だが路面に雪は無くひと安心、

更に走り鈴鹿山脈を越え、亀山から 東名阪高速に乗り継ぐと、青空が見えて来ました。

しばらく軽快にクルージング、そして四日市から伊勢湾岸道へ乗り継ぐと、滋賀県から愛知県に入りました。

そこは伊勢湾に面した名古屋港、美しい景色に 気分も晴れ晴れです。

そして豊田からは東名、蒲郡～豊川と走り 愛知県から静岡県へと走ります。

その先 三ケ日ICを過ぎると、浜名湖が見えて来ました。

そこに 浜名湖SAがあるので立ち寄ります。

目的はウナギ、45年前ほど前 新婚旅行で立ち寄り とても美味しかった思い出のサービスエリアです。

だが ウナギを食べている人がいない、この地の名物なのに、

あまり腹が減ってないので うな丼 1700円に、

だが ウナギは小さな切り身が2枚、ご飯も少々 流石名物はお高い!

身も薄く 味付けも残念なウナギ、サービスエリアはこんなものかも、

静岡県はお茶どころ、妻は掛川茶と菊川茶がお好き 爆買いだ!

店舗前は浜名湖が一望、青い湖と浜名湖橋 素晴らしい景色なので散策、

芝生広場にはベンチが設置されている、日差しを浴び語らう二人もいます。

また 恋人の聖地もあり、若い女性の姿も多く見かけました。

それでは出発、

東名本線へ戻り一気に加速、すると浜名湖橋に差しかかるもフェンスで絶景は見られず残念!

そして浜松～磐田と軽快にドライブすると菊川の町、ここに今日の宿があります。

大浴場はラジウム人工温泉、手足を伸ばしドライブ疲れも解消です。

夕食は居酒屋風レストランで 焼き鳥と餃子で一杯、支払いは旅行支援クーポン 安上がりな宿でした。

7日目 富士川SAで富士山にご対面(2023.01.22)

滋賀旅行 最終日、晴天に恵まれ道中 富士山にも出合えるかも、期待が膨らみます。

では午前10時 チェックアウト、菊川ICへ向かい東名を行きます。

しばらく内陸を走り焼津を過ぎると清水、そこからは駿河湾の絶景が見られました。

その先に観覧車が見えて来たのでひと休みします。

ここは富士川SA、レストハウスでは 静岡名産のウナギが人気、

立派なうな重が1800円、色つやも良く肉厚、ここで食べればよかったと後悔、

そこから富士山が顔を出してくれました。

だが雲が流れ見えたのは先っぽのみ、でもご対面できて感激!

そして東名本線へ戻り東京を目指します。

流れは順調で御殿場～厚木と一気走り、だが疲れたので港北PAで休憩にします。

小腹が空いたので軽食に、

すると店員のおばさん、「どうぞ・・・」と わざわざ醤油などを持って来てくれた。

妻は足が悪いので見かねたのか、お年寄りに優しい港北PAでした。

時刻は午後2時過ぎ、首都高渋谷線は意外にスムーズ、

そしてレインボーブリッジも軽快に走り、無事帰宅しました(総走行距離 1238km)

今回はヤマハの名車、キツネ様のご利益がある豊川稲荷、シャチホコの輝く名古屋城、

そして三大和牛・近江牛、商人が活躍した近江八幡、最後は静岡の名産・お茶と鰻、歴史と名物を満喫できました。

また、心優しい人たちにも出会え、心に残る駿河・近江の旅になりましたこと感謝、ありがとうございました。

おわり