杉さんのHONDA CB400スーパーフォア ツーリング日記 「亀印製菓・お菓子博物館／栃木路ツーリング NO.13（改訂版）」

日立の宿をチェックアウトし、6号線・陸前浜街道を南へ走ります。

交通量は多いものの 意外に流れは順調、

そして水戸市に入り 水戸バイパスを行くと「お菓子博物館」はありました。

ここが創業160年(嘉永5年)の老舗菓子店・亀印製菓の博物館です。

受付を済ませ、いよいよ館内へ、

そこではお菓子のルーツや歴史、また世界のお菓子などが ディスプレイで展示してあります。

なつかしのお菓子のコーナーでは、昔の駄菓子屋などが再現されていました。

これはポルトガル伝来のカステラ、そのほか各国からのお菓子を紹介しています。

コンペイトウ、ポーロなど色もきれい、食べたくなるほどでした。

売店では 出来立ての亀印のお菓子が購入できます。

上段は アイスクリームの先進地・シチリアのカッサータ

下段の左は アイスクリームを何層にも重ねて作られたポンプグラッセ

下段の右は 果物のシャーベットを組み合わせたブーケ・ド・グラス

このような世界のお菓子が紹介されています。

この水戸の梅は、全部砂糖で作られているというが見事なものです。

そのほか フランス宮廷の貴婦人が愛したお菓子や、水戸三公にちなんだお菓子など盛りだくさんです。

通路には 昔懐かしいポスターが貼られています。

これは千葉県出身の小川ローザ、丸善石油のCM「oh!モーレツ」で一躍スターに、

ノッキングを防止するオクタン価100で、猛烈なパワーをアピールしていました。

当時は有鉛ガソリン、この鉛成分は人体に有毒で大問題に、

そこで1975年に 無鉛ガソリンが開発されました。

ところが無鉛にすると、バルブシートが摩耗してしまう。

(鉛はバルブシートの潤滑作用がありました)

さあ大変、自動車メーカーは耐摩耗ヘッドの開発に、多大な苦労がありました。

ほかに 往年のスター 山口百恵さん・三浦友和さんのポスターが、

そして グリコ・アーモンドペロティの木ノ内みどりさんや、ボンカレーの松山洋子さんも、

また 不二家のミルキーちゃんや、時代劇・笛吹童子など 懐かしいものばかりでした。

さて 帰りのルートを確認、

この先に霞ヶ浦があるので、湖畔を走り潮来を目指すことにしました。

まずは6号線・水戸街道を南下、毎回渋滞するが今日はスムーズな流れです。

すると石岡に到着、ここから霞ヶ浦の風景を眺めながら快走、だが変わらぬ景色が延々と続きます。

そして25kmほど走ると、ようやく潮来の町です。

そこの道の駅・いたこ で一休み、そこからは東関道を一気走りして 午後3時帰宅しました(総走行距離 587km)

今回は塩原の温泉と渓谷美を満喫、そして道中では懐かしい昭和の世界やイベントにも遭遇し、幸せな気分にさせられた旅になりました。

ゆっくり走っていると新たな発見があり、そこには心優しい地元の人たちとの出会いもありました。

バイクって素晴らしい、最高です。

おわり