杉さんのHONDA CB400スーパーフォア ツーリング日記 「田んぼアートの高山村／越後路ツーリング NO.14 (改訂版)」

5日目 群馬 中山盆地から伊勢崎のホテルへ

今日の水上は日差しがあり いい天気、駐車場の木々も芽吹き 緑が鮮やかです。

では 4日間お世話になった高原千葉村をチェックアウト、皆さん 明るく見送ってくれた。

さて、雨が降り出す前に ホテルへ着くようにします。

ルートは 高山村から赤城山の麓を走り、伊勢崎へ向かうことにしました。

まずは三国街道・17号線を南下します。

青空の下、遠くの山々を眺めながら快適に走れました。

そして月夜野からは、渋川下新田線・36号線を行きます。

ヘアピンカーブとS字コーナーを繰り返し走ると峠、だがトンネルで一気に越えられました。

その先は超快速道路、中高速コーナーを次々クリアして行くと、そこは高山村です。

そして前方に見えて来たのは道の駅・中山盆地、

2年前にオープンした新しい道の駅、高山村の魅力を発信する拠点施設だとか、

外観は未来的な屋根が印象的です。

売店には、高山村の農産物や加工品が多数並べられている。

レストランでは、地元の食材をふんだんに使ったメニューが豊富、

人気は盆地ラーメン、ひもかわカレーうどん、たかやまカツ丼、どれも旨そうだ。

ここは四方を山に囲まれた盆地、辺りは田んぼが広がっています。

山の麓には民家が寄り添うように建ち、まさに里山の風景です。

ここは標高1250mの山村、永い冬から ようやく春を迎えました。

あぜ道に軽トラックが一台、田植えの準備作業に追われています。

道の駅の敷地内に「観光ガイドカウンター」がある。

覗いてみると、高山村の観光パフレットがギッシリ並んでいる。

その中で目を引くのが「田んぼアート」のパンフレット、

色違いの稲穂で田んぼに絵を描くようです。

昨年は「くまモン」をモチーフにした芸術的なアートで、見るものを魅了したという。

今年はどんな絵柄かな? 村人たちの思いが感じ取れます。

聞くところによると「もみ種」は、青森県から仕入れているらしい。

それは何んと古代米、これほど色の種類があるとは驚きです。

それでは ツーリング中に飲む お茶とコーヒーを買って来よう。

すると 館内に温泉施設がある。

しかも 露天風呂もあるというから立派なもの、

無色透明の天然温泉、遠くの山並みも見渡せ 贅沢な時間が過ごせます。

リフレッシュしたので出発、ここ高山村は1000m級の山に囲まれた盆地、

山と田んぼ、静かに佇む民家、この風景 昔からずっと変わっていないのかも、

そんな景色の中、ゆっくり走っていると「ぐんま天文台」を発見、

これは群馬県の人口が200万人に達した記念と、

群馬県出身の女性宇宙飛行士・向井千秋さんが 宇宙に飛び立ったことから建てられたという。

今年は火星が見ごろ、2年2ヶ月周期で地球に近づくらしい。

最も接近するのは5月31日、神秘的な宇宙の営みが観察できるかも、宇宙へのロマンと夢は果てしなく続きます。

更に走るは三国街道・36号線、広大な田んぼの中に直線道路が続いています。

景色を眺めつつ しばらく走ると 勾配がきつくなってきた、中山峠だ。

でも大丈夫、登坂車線もある極上のストレート道路、一気に峠越えです。

ブンブン走ると渋川の町、

そこからは 赤城山の麓を走る353号線、高原の雰囲気が漂う観光道路です。

数キロ行くと、そこは左手に赤城山、右手には榛名山が望める景色のいいところ、

道路脇では 色鮮やかな花たちが迎えてくれます。

せっかくなのでバイクを止め、コーヒータイムにします。

これはアヤメの仲間かな?白や赤 そしてピンクと華やか、群馬の春を満喫です。

それでは伊勢崎を目指し もうひとっ走りします。

つづく