杉さんのHONDA CB400スーパーフォア ツーリング日記 「美しき榛名富士／越後路ツーリング NO.13 (改訂版)」

そこに「道の駅・霊山たけやま」があったので ひと休みします。

だが、「霊山」とは ちょっと怖そう!

売店のおばちゃんによると、近くに霊山として信仰される嵩山(たけやま)があるという。

吾妻八景の一つとされる雄大な山、頂上からの展望は抜群らしい。

敷地内に茅葺屋根の「そば処けやき」があり、打ちたての蕎麦がいたたけます。

また、「たけやま館」では 蕎麦打ち体験も、これは老後の趣味にいいかも!

そして中之条町の市街地を右折して、吾妻川沿いに快走、

春の日差しを浴び ゆったり流れる川、そんな のどかな光景が続いています。

しばらくクルージングを楽しんでいると 標識が出ていた。

いよいよ この先が榛名山方面、北面道路の始まりです。

緩やかな登り坂が続きます。

すると 高速コーナーが次々と現れるワインディングロードに変わりました。

標高が上がるにつれパワー不足、相棒は苦しそうだ。

すると 大型バイクが 手を挙げ、余裕で 追い越して行きます。

約15kmのスポーツライディング、バイクの走りが存分楽しめました。

ようやく、榛名湖に到着です。

正面は榛名富士、円錐形のきれいな形をしています。

麓は芽吹き新緑が見られるが、頂上は枯れ木ばかりで まだ冬の景色です。

湖畔の桜は満開、これは八重桜かな?

駐車場で しばし花見を楽しみました。

今日は晴天 しかも標高1100mの高原、空気が爽やかで とても気持ちがいい!

榛名山はツーリングのメッカ、各地から集まったライダーの皆さん 春の一日をエンジョイしているようでした。

すると、ポカポカと音がする、トテ馬車だ。

20分馬車に揺られて1000円、見晴らしがいいので 気分も爽快です。 

湖ではボート遊びなどのレジャーが楽しめます。

冬は氷上のワカサギ釣りが人気、この穴釣りは一度体験してみたいものです。

榛名湖は、高峰三枝子の名曲「湖畔の宿」のモデルとなった湖です。

「湖畔の宿 記念公園」には歌碑があり、その前に立つと 悲しいメロディーが流れます。

♪山の淋しい みずうみに  ひとり来たのも 悲しいこころ・・・

いやいや 昭和感がたまりませんね。

それでは 水上の宿へ戻ることにします。

走るは榛名山東面道路・33号線、ストレート道路を快走すると 下りコーナーの連続です。

ヘアピンカーブを幾つも越すと伊香保温泉、

その先は三国街道・17号線を 沼田~月夜野と走ります。

そして午後4時、水上の宿に戻りました。

まずは温泉でツーリング疲れを癒します。

夕食は日替わりメニュー、ロングステイには嬉しいサービスです。

安い料金なのに、肉や魚、天ぷらや煮物、焼き物など工夫して作られ どれもおいしい(4日目 125km)

明日からは赤城山と美人の国・桐生へとツーリングします。

つづく