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さん

ステータス

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0件
Myバイク登録台数
5台
ウェビ友
59人

伊豆高原 桜並木へ/伊豆半島バイク一人旅(後編)

ツーリング期間
2016年03月24日 ~ 2020年04月01日
車種名
HONDA CB400スーパーフォア
Myバイク
CB400SF-V2
走行距離
237km

伊豆半島バイク旅の5日目を迎えました。
伊豆で放浪していると「桜が咲き始めた・・・」との朗報が、

そこで伊豆高原の「桜の里」と桜のトンネルへ行き そこで今年初の花見です。
それでは桜咲く春の伊豆半島をめぐります。

5日目 天城ループ橋と峰温泉 大噴湯へ、

天気予報によると明日は雨になる見込み、そこで同じく下田市内のペンションに2泊予約しました。

それでは午前10時 下田の宿をチェックアウト、
駐車場脇の桜はもう咲き始めている、早咲きかな?3分咲きくらいです。

ではバイクに荷物を積み込み準備完了、そこでハプニングが!
バイクに股がり地面を蹴ってバック、ところが砂利に足をすくわれバイクが斜めに、
おおっと、成すすべなく次の瞬間、ガシャーン 倒してしまったぜ!

それを見ていたフロントの方、「お怪我はありませんでしたか?」と手伝ってくれた。
幸いどこも壊れなく良かったが、
別れ際には「また風呂だけでも入りに来て下さいね」という。心優しいフロントの方に感謝です。

まずは下田から141号線・天城街道を北上します。
路面も良く走りやすく空気も冷んやり 清々しい、

しばらくワインディングロードを快走すると、巨大なループ橋が現れました。
直径80m 車体をバンクさせたまま2回転、景色が回る 目も回る 何度来ても楽しい七滝高架橋です。

ここからは いよいよ天城高原、辺りは茶色の世界 枯れ木ばかりでまだ真冬の様相、
よく見ると、枝の先に小さな若葉が芽を出している。いよいよ冬から春へと季節の変わり目です。

天城峠に近づくと、つづら折りの上りカーブが続きます。
ここはバイクの本領発揮、右へ左へとコーナリング これは車にはないバイクだけの特権です。

トンネルを越えるとそこは道の駅、ではここでカフェタイムにします。
そこには早咲きかな?小枝に桜が咲き始めていました。

すると、ドカドカドカと ブルーのハーレーが1台やって来た。
すると彼「こんにちは この辺りでキャンプ場はご存知ですか?」と聞いてきた。
埼玉県の大宮で建築会社をやっているという60代の男性だ。
どうやら、仲間がキャンプ場に集まっているというので顔を出しに来たという。

このバイクは1800ccで特別仕様、何んと520万円だそうだ。
「あなたお金持ちですね」というと、「お金は使うためにあるんですよ・・・」と返す朗らかな方でした。

別れ際に名刺を差し出し「埼玉に来たときは、是非寄って下さい」という。
嬉しいですね、バイクに乗っているだけで人との繋がりを感じます。

そして峠を越えると「浄蓮の滝」に到着、
早速 階段を下ると滝が見えてきました。ブルーの滝つぼがじつに美しい、しばらく眺めていました。

そして駐車場に戻ると、大型バイクが停まっている。
赤と白のCB1300スーパーフォア、川崎から来たというスリムな青年です。
「自然が好きなので、西伊豆の牧場を見て帰ります」という。
このバイクには彼女も乗せないというほどで、バイクはピカピカ 大切にしているようでした。

では、下田のペンションへ向かいます。
途中、峰温泉の前を通りかかと「大噴湯」という看板が出ていたので 立ち寄ってみました。

中央には大きなやぐらが組んであり、見物客がたくさん待っています。
そして時間になると温泉が音を伴い噴出、何んと30m 見ごたえ十分でした。

そこから少し走ると、桜で有名な河津(かわづ)の町です。
河津川に沿って桜並木延々続いていました。
だが花見はすでに終わり葉桜、まあこれも風流 なかなかの景観です。

そして駅の近くにある交流館に入ってみると、1階にはお土産や特産物が並んでいました。
2階は食事処、おなかが空いた 何か食べよう。
メニューに伊豆の味が並びますが、アジフライがおいしそうなので注文、
女性店員が「身が厚くふっくらで、おいしいですよ」というが、まさにその通り お勧めです。

店内にはカーネーションが飾ってある。
店員さんによると、これは河津の基幹品目で 約60年前から栽培しているという。
近くにその見本園があるというので行って見ると、カラフルな花が温室いっぱいに咲いていました。

そして午後3時 下田のペンションに到着、
ご主人「いい温泉ですからゆっくり楽しんで下さいね」と 優しく迎えてくれた。
だが車庫がないので庭先に駐車、雨が降るというのに相棒が可愛そうだ、

部屋はシングルルームなのに、ゆったりしている。
窓からは下田湾が見渡せ 白い漁船がきれいです。

風呂は新鮮な天然温泉、しかも贅沢に源泉かけ流しです。
ご主人によると源泉は蓮台寺温泉、スベスベする名湯でした。

夕食は食堂でいただます。料理が手際よくテーブルに並び彩りもきれい、
「ゆっくり召し上がってくださいね」と 気立てのいい女将さんです。

魚は刺身・塩焼き・煮魚で、それにポークなどもある。
プロが作る家庭料理といった感じ、味付けが上手でどれもおいしかった。

伊豆といえば海産物のイメージだが ポークもブランド品だという。伊豆は食の宝庫です。
下田湾の夜景を眺めながらの熱燗も格別です。

6日目 下田ペリーロードを散策、

今日は午後から雨になる予報、
そこで午前中は下田市内を散策することにしました。

下田漁港近くを走っていると、広い公園がありました。
公園はきれいに飾りつけされ、そこに風車がたくさん付けられています。
これは「風の祭り」だそうです。風車が海風に吹かれ音を伴い一斉に回る様は圧巻、
親子連れが楽しそうに遊んでいる、微笑まし光景です。

次にペリーロードへ行ってみました。
レトロな町並みが続き 更に進むと 「ペリー上陸の地」に出ました。
そこには記念碑があり、当時が忍ばれます。

神奈川県の浦賀では、力ずくで開国に追い込んだとされているペリーさんです。
だが下田のペリー像は怖いイメージはなく 穏やかないい顔をしていました。

すると、たちまち雲に覆われ雨がポツポツ降り出してきた。
さあっ大変!宿へ急ごう、「ウォオン」頼もしい排気音が聞こえてきます。
相棒と宿を目指し一目散に走ります。
そして少し濡れただけで宿に到着、その後 温泉に入りお昼寝です。

7日目 下田のしだれ桜と熱川の温泉を満喫、

今日はいい天気になりました。
観光雑誌を見ると、玉泉寺(ぎょくせんじ)という寺があるので行ってみました。

開国当時、この寺はアメリカの総領事館だったそうです。
隣にはハリス記念館があり、下田の人たちは友好的に接したらしい、

入口に桜が咲いている、「これは早咲きなんですよ」と受付嬢がいう。
そして彼女によると、伊豆高原の「さくらの里」も咲き始めているらしいので 行ってみることにしました。
ツーリング中に桜が開花したとは 願ったり叶ったりです。

そして駐車場に戻ると、散歩中のおじいちゃんが話かけてきた。
「千葉からですか?私も千葉県の習志野です」という。
脳梗塞になり、息子さんの家で養生しているらしい。

伊豆のことや年金の話しでトークタイムです。
すると、「近くですから家に来ませんか?お茶をいれますから」と お誘いされた。
人の優しさに触れた感じですが、丁重にお断りすると ちょっと寂しそうな顔を、
バックミラーには手を振るおじいさんの姿が写っていました。いつまでもお元気で、

次に了仙寺(りょうせんじ)へ行ってみます。
川沿いに風流な柳並木が続いている、これがペリーロードです。
街並みを過ぎると了仙寺はあります。ここはペリーが下田条約を締結した所らしい。

売店の駐車場へ入ると 、「店先に止めてもいいですよ」 と店主がいう。
「千葉からですか?以前 東京で働いていたんで千葉へはよく遊びに行きました」 と明るい方です。

彼によると、夏になると下田にはお客が来なくなるという。
みんな海水浴場へ行ってしまうらしい。
そこで夏は店を閉め 西伊豆で民宿をやっているという。
色々と下田の話を聞かせてくれるフレンドリーな店主でした。

そして了仙寺へ行くと、団体客が来ている。
女性ガイドさんが、「ペリーが下田条約を結んだお寺で・・・」と説明していました。
その後、「一緒に聞かせてもらいました」 というと、「じゃあ、お代頂きますね」と返す陽気なガイドさんでした。

次に、下田源泉のある蓮台寺(れんだいじ)温泉へ行ってみました。
途中、人だかりが出来ている。
見ると道路脇にしだれ桜が満開、赤や白やビンクなど色とりどりです。

バイクを止め写真を撮っていると、40代のご夫婦が近づいて来た。
「バイクと一緒に写真撮って上げましょうか?」と奥さんが言う。
ツアーで下田巡りをしているらしい、優しい心遣いが嬉しい。

その先が蓮台寺、大きな温泉地かと思っていたが宿が数軒あるだけの鄙びた温泉地でした。
下田の源泉地とは思えないほど、ちょっと拍子抜け。

では、熱川温泉の宿へ行きます。
この宿は安いので家を出る前に 2泊予約しました。
右手は青い海、日差しを浴びすっかり春の陽気です。

そしてホテルに着くと、お客が次々とやって来る。
駐車場スタッフは大忙し、海の前の駐車スペースへ誘導している。

すると、私の方に駆け寄って来た。
「バイクの停める場所は確保してありますよよ、バイクは潮に当たらないほうがいいでしょ」と、
そして車庫の中へ案内してくれた、この気遣いが嬉しい。

ここは大型ホテル、フロントもお客が多く大変、
脇にある受付表に名前を記入すると、順に呼ばれる仕組み、まるでファミレスみたいだ。

部屋はツインルーム、一人なのでゆったりです。
眺望はないが、きれいになっているので気持ちよく過ごせます。

では、風呂に入りましょう。
さすが大型ホテル、大浴場は広々 目の前は海が広がり開放感満点です。
湯は温泉成分が濃い感じで滑らか、すべすべ感もあり いい温泉でした。

8日目 伊豆高原の桜を見物、

それでは、伊豆高原の桜並木を見に行きます。
今日は青空が広がり絶好の花見日和、大海原を眺めながら少し走ると伊豆高原に到着しました。

そこには見事な「桜のトンネル」がどこまでも続いています。
まだ5分咲きだが十分楽しめました。
カップルや家族連れが桜をバックに記念写真を撮っている、楽しい思い出になること間違いありません。

次に、教えてもらった 「桜の里」へ行ってみました。
そこは大室山(おおむろやま)の麓にあり、花見客で大変な賑いです。
40種2000本もあり色彩豊か、早咲きの伊東桜は まさに今が見頃、
皆さん桜の下でお弁当タイム、みんな にこやか 時々笑い声も聞こえます。

背後には丸い大室山、前方には富士山、素晴らしい眺めです。
時折、風が吹くと歓迎の花びらが舞い 春爛漫といった感じでした。

そして国道に戻ると干物屋さんがあり食事処も併設されている。
そこで静岡ポークをオーダー、さすが静岡名産 柔らかく旨味たっぷりです。
その後、熱川温泉のホテルに戻りました。

9日目 帰宅

今日は朝からどんより曇空、予報では午後から雨になるというので帰ることにしました。
平日なので、東名も首都高も渋滞がなくスムーズ、雨にも降られず午後1時、無事帰宅しました。

おわりに
今回は、変わりやすい天候だったが伊豆の温泉を満喫出来ました。
又、5分咲きだが桜も見られ春を先取りした感じです。

西伊豆は断崖絶壁の荒々しい海岸線が続いています。
そこには岬が数多くあり、それぞれ絶景が広がっていました。
そんな伊豆の素晴らしい景色と、心優しい人たちに出会え思い出のバイク旅になりました。
<写真=静岡県伊東市 大室山の桜>

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