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娘のふくらはぎに心奪われた久米仙人/栃木ドライブ No.6

走行距離
7km

3日目の続き 川崎大師厄除不動尊

 

栃木県は 出で湯の里・塩原温泉郷で、元湯と新湯を巡り極上の温泉が楽しめました。

その後は温泉郷一押しの吊橋めぐりです。

まずは「紅の吊橋」と「七つ岩吊橋」へ立ち寄り、清流を渡る爽快感は格別です。

 

そしてパンフレットを見ると、「山ゆりの吊橋」があり気になったので、行ってみることにしました。

<旅行期間 2023.09.10~09.13>

塩原温泉郷・古町温泉にある「紅の吊橋」を出発し、旧道を行くと そこは「畑下温泉」です。

 

清流・箒川沿いに古い旅館が建ち並ぶ鄙びた温泉地といった感じ、

そして路地へ入ると旅館などが建ち並び、車一台やっとの細い道 対向車が来たらアウトだ!

すると、建物の隙間から川がチラッと見えた。

空き地に車を停めて行ってみると「山ゆりの吊橋」はありました。

 

だが「立入禁止」と表示されている。

せっかく来たのに何んてこった、どうやらスズメバチがお出ましになるようだ。

祖谷渓の「かずら橋」みたいに植物の「つる」で出来ているかと思っていたが、鉄筋が入った頑丈な橋です。

しかも 「ヤマユリ」など咲いていなく、ちょっと当てが外れました。

 

対岸の河原には、野趣あふれる共同浴場・楓の湯がある。

だが朽ちた感じで閉鎖しているのかも これまた残念、橋を渡れないので 行くに行けないが、

それでは 塩の湯温泉に「仙人岩吊橋」がある。

そこは仙人が住むような秘境かも、早速向かうことにしました。

 

ところで 仙人というと「久米仙人」の話を思い出します。

それは 今から1400年前、天平年間のこと、

奈良の竜門岳という山で、久米という人が修行をしていました。

そして永い間厳しい修行の末、「不老不死」と「空を飛ぶ術」を身に付け、見事仙人になったと、

 

そんなある日、久米仙人は飛行の術を使って 空を飛んでいました。

すると、久米川のほとりで洗濯している若い娘を発見、

 

川面には 娘の着物の裾から出ている白いふくらはぎが映っている。

仙人は、思わず心を奪われてしまいます。

人間のいやしい心がよぎったその瞬間、神通力を失い 川へ墜落してしまった。

 

その後、術を失った久米さんは その見とれた娘と結婚、

そして 奈良・東大寺を建てる工事で、人夫として働いていました。

 

ところが 元仙人だったことが 知れ渡ってしまいます。

すると 役人がやって来て、仙人の術で山から材木を運ぶよう命じられました。

 

そこで久米さんは、道場にこもり 7日7晩断食して祈り、ようやく術を取り戻しました。

そして 仙人の術で山から沢山の材木を 一日で運んでしまいます。

この功績により 天皇から土地を与えられたということです。

どうやら若い娘への思いは、本音なのかもでしょうね。

 

走るは八方道路(56号線)、鹿股川沿いを走る山岳ロードです。

すると何やら石碑を発見、

 

案内板によると、

ここは山深い地域、そこで君島家が温泉宿と道路を造ってこの地を発展させた 記念らしい。

これは大変なこと、とても立派に方であったようです。

更に先へ進むと そこは旅館が数軒の「塩の湯温泉」、狭い道を行くと 行き止まりだ!

この辺りに吊り橋が幾つかあるが駐車場も無く、「仙人吊橋」も諦めます。

 

そこで地図を見て帰りのルートを確認していると、近くのホテルから若い男性SFが駆け寄ります。

彼、「どうか なさいましたか?」と、訳をいうと 親切に道を教えてくれた。

わざわざ来てくれるとは その心遣いに心が温まる思いでした。

 

そして塩原街道へ戻ると、「塩原温泉 川崎大師 厄除不動尊」の標識が出ている。

では お参りしようか、

 

細い山道をくねくねと登ると、駐車場らしき広場がある。

ここかな? だが参道がない、どこだろう?

道路へ出てみると、幟が建てられている。

どうやら ここが参道らしい。

それは山の斜面に長い階段が続いている、まるで登山 神頼みも大変だ。

 

地元の人によると、弘法大師さんが 飢餓や天災に苦しむ塩原の人々ために建立したんだと、

だが 戊辰戦争で消失、残っているのは不動明王の像のみらしい。

 

この階段を登るのはムリ、ここで手を合わせ 下山します。

林道のような道だが全舗装なので、対向車に注意すれば難なく下れます。

 

そして元湯温泉の宿に戻り呑気に昼寝、

目が覚めると 夕食の時間、やはり部屋食で牛肉の鍋・イワナの塩焼き・マグロの刺身などけっこう贅沢、

牛肉は意外に上等で完食です。

さて温泉は檜風呂へ、ここはレディーファーストで 男は午後7時からです。

板張りでこんな感じ(HPより 実際はこんなに綺麗じゃない)

 

ここが一番熱い湯、だが徐々に慣れ入れるようになった。

成分が濃い感じで硫黄の匂いがたまらない、さすが名湯・塩原の湯です。

 

さて 明日は最終日、帰路につきます。

つづく

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コメント(全2件)

けんちゃんさん
おはよう御座います♪
杉さん
山ゆり吊り橋、何か拍子抜けしましたね、でもスズメバチ🐝
要注意です、僕も小学生の頃、学校🏫が山沿いにあったので
スズメバチ🐝が巣を、作りやすかったのか大きな巣が有り
駆除するのが大変だったみたいです、僕は、足を刺され無茶苦茶痛かったのを覚えてます、確か三年生でした、これから山沿いをバイク🏍️で走る時は、注意⚠️して下さい
名湯塩原の湯♨️まだ気温も高いので、熱い🥵湯は、応えますね
これからは、気温も下がるので少しは、違うかも知れませんね
僕は、熱い🥵のが、好きですが温泉♨️熱い湯は、本当に熱いで
入る時は、ビックリ‼️する時が有ります
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杉さん
けんちゃんさん おはようございます
蜂に刺されたとは一大事、でもご無事だったようで良かったですね。
自分の実家は山の中の農家、秋になり庭の柿が熟すとスズメバチやクマンバチなど横綱級の蜂がやって来て恐ろしかったです。
そして塩原の温泉もけっこう熱かったですよ。宿は調整しているようですが共同浴場は源泉そのままのようです。
水道のホースがあったので薄めればいいのでしょうが人が入っていたのでそのまま忍の一字、でもいい経験になりましたよ♪
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