チバアヒル(令和の馬笑)さんのツーリング日記 「我が家の夏休み...九州de「家内安全対策」実践中(2023.8.26)」

am8:00 熊本空港到着

ここでレンタカーを借りて、4日間移動します。

まずは、家内と息子の期待に応えて、昼食は「やま康」に行くことにして、ここは人気店なので整理券ゲットを目指して一目散に向かいました。

am10:30 整理券№4をゲットしました。開店までしばし待ちます。

am11:00 開店と同時に入店しました。

目指すは阿蘇赤牛丼です。

コレコレ、これがおいしいのよ♪柔らかくて、脂っぽくなくて、赤肉の旨さが引き立つ牛肉です。

食べ終わってお店を出ると、すでに4‐50人の待ち行列ができていて、「最後尾の人は90分待ち」とお店の人が張り紙を出していました。

am12:30

山都町にある“国宝”通潤橋に来ました。

週末の土日の午後1時に15分間のみ放水が見られるということで、なんとか間に合いました。

通潤橋は、以前は重要文化財だったのですが、いつの間にか国宝に格上げされていました。

通潤橋は、江戸後期の嘉永7年(1854年)に台地と台地の地の間に農業用水を送るため建設された石造りアーチ水路橋で、川の上に道路ではなく水路橋が掛かっているという珍しい構造です。

加藤清正が熊本城の石垣築城のため、滋賀県の石工集団穴太衆(あのうしゅう)を呼び寄せて以来、その匠の技で彼らは肥後地域にたくさんの石造りの構造物を残しています。

pm1:00 放水が始まりました。

私はツーリングで何度か通潤橋に訪れていますが、放水日の放水時間に運よく来られたのは今回が初めてです。

水鏡に写った、壮大な放水絵巻を見ることができました。(^^)♪

熊本県内には、あちこちに「ワンピースキャラ」のモニュメントがあるようです。

通潤橋には、トニートニーチョッパーがいました。

熊本県出身のワンピース作者尾田栄一郎さんが協力して、あちこちに「ワンピースキャラ」がいるようです。

ちなみに私は「ワンピース」は好きではないので、「ワンピース」巡りはしません。(--)

今夜の宿は、高千穂に予約してあるので、山都町から高千穂町に向かいました。

高千穂町の入り口に高千穂神社の夜神楽のモニュメントがありました。

pm7:00 ホテルについて、そそくさと高千穂神社に向かいました。

高千穂神社の夜神楽(よかぐら)は毎晩上演されていますが、とても人気で半分の70席はネット予約、残り半分の70席は当日販売となっています。

ネット予約しようとしたら完売していたので、当日券を手に入れるため早めに行って行列しました。

高千穂神社の「夜神楽」は、国の重要無形民俗文化財に指定されていて、私の好きな農村歌舞伎同様、昔からこの地域に伝わる伝統的芸能です。

pm8:00 開演

高千穂神社の夜神楽では、毎回「手力雄の舞」「鈿女の舞」「戸取の舞」「御神体の舞」が奉納されています。

高千穂の夜神楽は、神事としての本来の神楽は、里ごとに氏神(うじがみ)様を神楽宿と呼ばれる民家や公民館にお招きし、夜を徹して三十三番の神楽を一晩かけて奉納する、昔から受け継がれてきたものです。例祭日(れいさいび)は集落によって異なり、毎年11月中旬から翌年2月上旬にかけて、町内約二十の集落で奉納されます。

このため、観光客はそれを見ることはできないので、高千穂神社で、ハイライトとなる「手力雄の舞」「鈿女の舞」「戸取の舞」「御神体の舞」が毎晩上演されているのです。

高千穂には、天照大神が隠れた天岩戸があるので、それにちなんだ古事記(日本書記)題材の神楽である「手力雄の舞」「鈿女の舞」「戸取の舞」「御神体の舞」ということです。

ただ、高千穂の夜神楽は堅苦しいものではなくて、踊り手は氏子の人たちが交代で演じていて、ふざけたしぐさで観客席に割り込んできて、神話題材のしぐさで周りの人を笑わせたりします。

ただ、神楽や古事記(日本書記)題材のモチーフが分からないと、キョトンとするというか、意味不明となってしまうので、ここの夜神楽を見るにはそれなりの予備知識をもって臨んだ方が、何倍も楽しめます。(^^)