杉さんのHONDA CB400スーパーフォア ツーリング日記 「世界遺産・日光 二荒山神社／北関東ツーリング No.14」

4日目 輪王寺から二荒山神社へ

鬼怒川温泉の朝を迎えました。

今日の予報は曇りから晴れで まずまずの天気、

しかし 寒い、まずは朝風呂で温まります。

大浴場のドアを開けると、湯けむりが漂いポカポカ、

江戸時代では、日光詣の大名やお坊さんだけが許されたという由緒正しい温泉らしい。

それでは朝食をいただき チェックアウト、

まずは 会津西街道(121号線)で 日光を目指します。

右手を流れるは鬼怒川、きれいな流れと新鮮な空気、とても気持ちがいい!

しばらく走ると、「日光杉並木街道」に 差しかかりました。

道路両脇に大木が立ち並び、400年の歴史が感じられます。

杉並木を過ぎると、今市(いまいち)の町、

王道の日光街道(120号線)は 渋滞が発生するので、県道(247号線)を行きます。

この辺りから青空が広がり、薄日が差してきました。

民家の間には田んぼがあり、稲穂がたわわに実り 秋らしい風景です。

前方には雲が立ち込めてはいるが、男体山が薄っすらと見えて来ました。

まずは、行ったことのない「日光 二荒山神社」へ行ってみよう。

この道は日光の裏通り、混む商店街を走らずに行けます。

細い坂道を行くと、右手に「日光山 輪王寺」の拝観券受付所がありました。

輪王寺は天台宗のお寺、本堂は東日本では最大の木造建築らしい。

三仏堂には3柱の仏様が祀られているとか、

男体山(父)の千手観音、女峰山(母)の阿弥陀如来、太郎山(子)の馬頭観、

それぞれ全高7mもある立派なものらしい。

それでは 立ち寄ってみよう、しかし何か変?

良く見ると、巨大な幕ですっぽり覆われているではないか、

どうやら修復中のようでした。これは残念!

更に路地を進むと、「二荒山神社」の駐車場に到着、

ここは観光客が少ないようで、広さは東照宮の駐車場の1/5程度です。

受付へ行くと、おじさんたちが「どちらから いらしたんですか?」と話しかけてきます。

そして、二荒山神社の歴史と見どころを 解説をしてくれました。

最後に、「向かいの山に 雲がかかったら雨になりますから、気を付けて下さい」と 言う。

バイクには、ありがたい情報をいただきました。

そして「東照宮はここから3分ですから、是非見て行って下さい」と 言う。

これは何んとも 好都合な駐車場です。

駐車場を出ると 見通しのいい参道、その先に「楼門」が見えます。

板塀と石垣と杉木立が続き、吹く風も古風な感じです。

これが その「楼門」、

扁額には「正一位 勲一等 日光大権現」の文字が誇らし気だ。

神社の人によると、祭神の最高位を表すものだとか、

そして 神門の前方に「二荒山神社」が見えます。

ここは「元祖パワースポット」、女子に絶大な人気を誇っているようです。

すると神主さん? が歩いて来ました。

何やら一輪車を押している。神職なのに 雑用までするとはご苦労なことです。

気さくな方で、見どころを教えてくれました。

ここが「二荒山神社」の境内です。

だが参拝客は数人でひっそりした感じ、まだ早い時間だからかな?

ご神体は男体山(二荒山)だとか、

そして縁結びの神様・大己貴命(おおなむちの みこと)を 祀っているといいます。

それに、妻と子も祀られているようで、

縁結びのほか、商売繁盛・勝ち運上昇など 運気上昇が叶うとされています。

それでは境内を散策してみます。

つづく