mar-cup1 リハビリ中のためバイク禁止さんのSUZUKI GSR250S ツーリング日記 「秋の寺坂棚田」

休憩ポイントはいつもの正丸駅。

この売店も閉店して1年になります。

それでも自販機とテントは残っているので、ここでコーヒーブレイク。

再開しないかなぁ、と来るたびに写真を撮り、日記に書いてますが、望みは無さそう。

本日の目的地、寺坂の棚田に到着。

規模は大きくないけど、埼玉県で最大の棚田なんだそうです。

ちょうど稲刈りの最中でした。

駐車場から歩いて散策用の道を行きます。

ちょうど曼殊沙華が咲いていますが、ここ数年は暑さのせいか花が焼けているように感じます。

この日も最高気温は30℃。彼岸ってもっと涼しかったはずなのに日本は本当に暑くなりました。

歩くと汗が流れてきます。

日高の巾着田には、もともと名前の由来だった田んぼがあったのですが、今はほとんどが休耕田で曼殊沙華が絨毯のように植えられて人気です。

でも個人的にはあぜ道に並んで咲く曼殊沙華のほうが好きです。

何だろ、景色に彩を与えてくれているような優しい色に見えます。

逆光で写りが悪いですが、武甲山です。

高度経済成長期の東京の建設ラッシュで、自らの身を削りビルや高速道路などに姿を変えて日本を支えてきた、埼玉県が誇りに思う山です。

帰路は交通量の多い国道299号を避け、山伏峠を越えて上名栗から飯能方面へと走ります。

R299は日高で曼殊沙華目当ての観光客の渋滞が起きるので、そこを回避します。

山伏峠は部分的には広くなっていますが、基本的に舗装林道的な部分が多く、狭くて勾配がきつめです。

下の県道はこのとおり大部分が広くなっていて、交通量も少なく走りやすいです。

途中の有馬ダムで休憩。

ここは何もないんですが、ダムの上にはたくさんのバイクが停まっています。

私も含めてみんな何をしにここに来るのかと思います(笑)

右岸の道路沿いで、フルートを吹いている人が居たり、時間が止まった感じの場所。

以前XTZの日記でもアップしましたが、県道を飯能方面に向かう途中に旧名栗郵便局の局舎があります。

古い建物で、郵便局の名前が右から左に書いてある。

壊されずに残っているのが名栗らしくていいですね。

通るたびについバイクを停めてしまいます。

何もない、でもそれがいい。

気づかず通り過ぎる人が多いですが、こんなものもあるのが名栗です。