本惚犬さんのレース・競技会日記 「幸田サーキット !」

本日は昨年に悪い友達に唆され原二でも買おうと思っていた筈が、何の弾みか?「Husqvarna Vitpilen 701」を購入してしまいw再々リターンしてしまったものの、家族サービスが忙しい上に、いつもは簡単に引き出せないところにバイクが置かれているので直ぐ引き出すことも出来ず、精々頑張っても月一回乗れるか?乗れないか?なので思った様に乗れないばかりか「一歩進んで二歩後退」の様なもどかしい状況に、公道ではリスクも在って気軽には試せない領域で練習するのが、早期の技量回復と公道での安全マージン確保にも繋がるのではないか?と云うことで、今回の悪友SP君の幸田サーキット走行会デビューの運びとなりました。

このサーキット、運営がとてもフレンドリーで感じ良く、また写真二枚目の様に全体ミーティングも行っており(※その中で本日の初走行組は一五名と報告が在りました)ツナギを着用しなくても走行可能なサーキット走行会ですが、かなりしっかりした運営がされている様に感じました。

二輪の走行はサーキットライセンス制度ではなく「マイバイク走行会」という仕組みで行われているそうで、ライセンス制度ナシ・1枠25分 3,000円(税込)ですが年会費5,000円のメンバーに加入すると1枠2,000円(税込)なのだとか!気楽に走行可能な様にツナギ無しでも走行可能だそうですが、お試しの体験走行が無料だったりもするそうで吃驚しました。

今回、悪友SP君がエントリーした走行クラスは「MPクラス(マイペース)(1)大型車」で、名称はマイペースですが常連さんによると一番走行ペースの速いクラスなんだとか!そして一枠目の走行、悪友SP君も「一回ツナギ無しで走行してみよう!」とのことで、ツナギもブーツもナシでグローブも街乗り用で走り出しましたが、これがいけなかったのかも?

一応はYouTube動画でコースを予習して来たそうですが「こんな感じ」程度でコースが頭に入っている訳でもなく、いきなり速く走ることは難しいのは解ってはいますが・・「遅い!」いや初めて走るにしては遅くないペースなんですが「何かが?おかしい・・」いつもならコーナーに入る前に行う独特な体の使い方(溜め?)もしてなくて、ブレーキングも立ち上がりでのアクセル開も控えめ過ぎて、彼が試してみたい領域には程遠い筈!後で訊いたらステップがつるつる滑って踏ん張れなかったそうで、思わぬ伏兵が潜んでいたようですが、更に「音量制限超え!」で黒旗提示されてしまうと云うw一枚目の写真はピットロードで説明を受けているところですが「ギリ制限値を超えている」ので「アクセルを控えめに」開ければ「走行続行可能」との裁定でしたが、これが駄目押しの決定打となって全ての歯車が狂ってしまった様です。それにしても「何処でどうやって音量測定してるの?w」

一枠目の走行終了後は「MPクラス(2)中型車」の走行を見学!同じPITのGPZ400Rさんもゼファー用のホイールを履いて素晴らしい集合管の音を響かせての走行でしたが、音量制限の方には引っ掛からず大丈夫の様でした。因みに701ならこちらのクラスでも走れた様です。

この日は本日初出店と言う移動販売車も来てましたし、中央のバイクの列もお昼前には二列一杯まで増えてました!またレプソル軍団の皆様もサーキットに集合されていました!

2枠目はツナギにブーツ、私の未使用品の15年間ガレージで寝かせて少し硬くなってる(5~6年ぐらい前まで鹿革の様に柔らかかったのに、色もちょっと黄ばんで来てる?w)タイチのレーシンググローブ着用でコースイン!

サーキット的な基準で考えると流石に「速い!」とか「上手い!」とか云うレベルの人は走ってませんでしたが、一番速いクラスと言うだけあって「かなり上手い人」から「そこそこ上手い人」「まあ速いけど・・ちょっと危うい人」などが10台以上は走ってました。走行会と聞くと「移動するパイロン」というイメージ(失礼)で100m以上は優に離れてる前走車にストレートエンドのブレーキングで追突しそうになるイメージが強く「走行会は怖い」のですが、こちらもタイム別のクラス分けではないので少し危ない様です。

それにしても悪友SP君、ツナギ着用したのに更に酷く乗れてない・・まだお互い十代のころから彼の走りを見て来ましたが、今まで一度も見たことが無い、知り合ってから此の方こんなに乗れてない彼の姿を見るのは初めてかも?というレベルwサーキットへ来しなの車中で「中途半端なペースで走るのが一番危ない・・」と言う話をしていたのですが、音量制限超えでアクセルを開けられないので、正にその通りの危ない走りになってますwヤバイ!

「あれっ、来ない?入ったのかな?」などと思ってたら走って来た。気が付いてなかったけど信じられないことに「ボテ転け」してたらしい「もしかして大殺界?w」私も覚えがありますが、今回GS125で再々リターンしてから、元から持ってるTS50Wハスラーや新たに購入したMOTO GUZZI V9BSとシグナスXを合わせてリターン後に計3万km以上走行しましたが、それなりに乗れていると感じられる様になったのはここ1万km程のことなので、如何に彼と云えども、もう少し走り込まないと思う様な走りが出来ない様です。

コミネ「HK-172FL」の風切り音についてですが、インカム用のスピーカーを取り付けて、取り急ぎTS50Wハスラーで15km程の短い距離を走行し、短時間インカムで音楽が聴けるか?確認してみただけなので十分な検証には程遠いですが、第一報としては「SHOEI の J-FORCE IIIとは大きな差が在るも、まあ音楽を聴くことは可能なレベル」「風切り音の大きな ZENITH YJ-17(HJC)とは違って、風切り音はするもインカムで音楽が聴ける範囲」悪友SP君からの着信時は「走行しながらの通話は困難を感じ路肩に停車」なので「走行しながらの通話も可能なSHOEI の J-FORCE IIIとは大きな差が在る」感じです

と言うことで、あくまでもTS50Wハスラーの動力性能の範囲内でのテストですし、まだインカム同士での会話など追加の検証が必要ですが、第一印象としては「何とか使えそう」という感じです。