杉さんのHONDA CB400スーパーフォア ツーリング日記 「奥四万湖／群馬バイク一人旅 NO.4 (改訂版)」

そして、湯宿(ゆじゅく)温泉からは 県道53号線・中之条湯河原線を行きます。

すると 登りのS字カーブがお出ましだ、

その先は森の中を走る林道といった感じ、一部狭い所があるものの全舗装の道路です。

しばらく走ると、急こう配のヘアピンカーブが続きます。

そこは大道峠(だいどうとうげ)、ギヤダウンして慎重に越えると中之条町に入りました。

ここから走るは353号線、四万川に沿って走る景観のいい快走路です。

そして「四万湖」を過ぎると 景色は秘境ムードに変わりました。

そんな風景を楽しみながら しばらく走ると「四万温泉」に到着、

だが メインストリートは意外に人通りが少なく、秘境の温泉地といった風情です。

まずは温泉街の先に「奥四万湖」があるので行ってみました。

日差しを浴びた湖面がキラキラ輝き 新緑も鮮やか、まさに春爛漫といった感じです。

では 赤い橋のところにバイクを止め、しばし休憩にします。

その後 湖畔を走っていると、看板に「四万川ダム放水中」と書いてある。

早速 行ってみると、水が勢いよく流れ出し 清涼感満点でした。

そして来た道を戻り、四万温泉街にやって来ました。

ここは日本で最初に「国民保養地」に指定されたという由緒ある温泉地、

四万川の清流沿いにホテルが建ち並び風流、若い人たちにも人気らしい。

近代的なホテルが建ち並ぶ中、一際目を引くのが積善館(せきぜんかん)、

日本最古の湯宿建築で、「千と千尋」のモデルとも いわれているらしい。

気になるのが大正ロマン漂う「元禄の湯」、一度泊まってみたい温泉宿です。

その前は「落合通り」と呼ばれる歓楽街、ひなびた昭和の風情が何んともいい感じ、

スマートボールや民芸品、ラーメン屋さんなど 小さな店が並んでいます。

だが人影が少なくひっそりしている、夕暮れには ゆかた姿の観光客で賑わうのかな?

では、水上の宿に戻ります。

来た道と同じく353号線・通称 四万街道を走り中之条町経由で35km、 一気に走り辿り着きました。

4日目 何もしない贅沢(2015.05.16)

朝から しとしと小雨、こんな日に走るのは悲惨、

そこで今日は 保養所で温泉と昼寝して のんびり過ごすことにしました。

まずは大浴場へ行くと 硫黄の匂いがします。

湯舟には自家源泉がかけ流し、溢れた湯が ざわざわ流れ出している。

多少 すべすべ感もあり 気持ちのいい温泉でした。

そして夕方になると日が差してきた。

そこで外に出てみると ツツジが咲いている。

敷地内にはバンガローやBBQ広場、そしてテニスコートなどがあり 休日を過ごすには打ってつけです。

明日からは赤城山と榛名山を走ります。

(訂正版につきコメ不要)

つづく