新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

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きたきつねさん

ステータス

日記投稿件数
425件
インプレ投稿件数
20件
Myバイク登録台数
13台
ウェビ友
45人

野営でYAEH!

車種名
HONDA CRF125F
Myバイク
ハードアタッカー

先回から、きつね隊長がレポを継続する。

なにせ書き込めるシーンが10に制限された現在、迂闊なことをダラダラと書いているうち、いつの間にかスペースが終了となる。心してかからねば、な。

時は2040(ニマルヨンマル)、隊員の酒宴は最高潮となる。そこで重要なのは肴だ。

夕刻の食料調達で地元食材を各種確保できた。これらを最高の肴に仕立てるのが、我々の真価を発揮すべきところだ。

焚き火も本調子となり、調理、開始。

まずはげんま隊員が持参したという鶏だが、原形のまま丸々一羽分なのだ。どのような調理をするというのか。

「大丈夫っすよ!てきとお-に焼けば、てきとおーにうまく出来るもんなんス」

酔っ払っているとしか思えぬ口ぶりで白き肉塊へ塩、スパイス、カレー粉などを塗し付ける。

それをアルミラップで厳重に3重巻き。

燃えさかる焚き火台のなかへ、肉塊投入。

これでしばらくするとご馳走ができるらしい。

半信半疑であるが、完成まで時間が掛かるため、その間に他の肴をしつらえることにする。

TOM隊員は最近覚えたらしい焼き茄子に挑戦。

炭火でこんがりと炙った茄子を、熱いうちに皮をベロリと剥く。

「ほれー。気持ちいいほど、べろっとムケるんだぜ?」

なにか特殊な性癖を感じさせるようなTOM隊員の発言。

長細い茄子の外観と相俟って食欲減退ポイント加算。

しかし、熱々の茄子にチーズをのせ、ほおばるとなかなかの風味。つまみに良いではないか。

続いてサザエの壺焼きだ。

赤熱する炭火の上でじっくりジュクジュクと焼き上げる。

ジュワジュワと音が聞こえてきたら、醤油を垂らす。そして間もなく火から下ろし、金属棒を差し込み殻から身を引き抜き、それをナイフで切り分ける。

コリコリとした歯応えと、わずかに苦みばしった磯の風味が、口いっぱいに広がる。・・・良いな。

さて、酒宴を楽しんでいるうちに、鶏を火にかけてより一時間ほど経過しただろうか。

煤けたアルミラップをおそるおそる剥がしていくと。中からかくのごとき、かつて鶏の姿をしていたであろう消し炭が出てきた。

私は知っている。鶏舎火災現場でこれと似た物体を目撃した記憶が蘇る。到底食欲が出る様な外観ではない。果たして、口にして良いものだろうか。

 

 

炭化した表皮部を慎重にそぎ取って解体してみた。

どうにか食用と出来そうである。肉は水分がすっかり抜けてパサパサであるため、オリーブオイルを少々垂らし、醤油を少量振りかけて仕上げだ。

暗がりの中、地べたにしゃがみ込んで夢中になって鶏をむさぼる隊員。

そうだ、これは昔、世界旅行紀行で見たボツワナ共和国のコイサンマンや、オーストラリア奥地のアボリジニーなどと同様の生活様式である。ワイルド過ぎる我が隊員。

そして焼死体・・もとい、チキングリルは他に2羽もあったのだ。こちらは焼き加減も申し分なく、良い色合いを呈している。

しかし、すでに各種のつまみで腹に隙がない状態。アルミで包み、クーラーボックスに収納しテイクアウトとした。

夜も更けた2200(ニニマルマル)、各自就寝に就く。

私は周囲が寝静まったその後、湖畔でキャンプチェアに掛け、闇夜に吹き抜ける夜風を楽しんでいた。酒をチビチビ啜りながらボンヤリと湖面を眺めていたのだが、天空を瞬時に駆け抜ける流星や、ふわりと飛んで行く蛍の姿にいたく感動を覚えた。

・・と言うところでレポート第2編を終了する。→To Be Continued!

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コメント(全8件)

本田エプ朗さん
コンばんわ!(言うの忘れた)
焼死体(笑)そゆこともあるのですね!自分ならお約束でやってしまうと思いますが…いやぁ、是非とも参加したいですが、奴隷がどこまでお付き合いできるかなのですが(^-^;
参加してみたいですねー!
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チバアヒル(令和の馬笑)さん
オトコの野営は調理もワイルドでちょうど良い?(^o^)

酒も回って話に夢中になって、気が付いたら料理が炭化しているのはアルアルですね。(笑)
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きたきつねさん
本田エプ朗殿:「焼死体」と称したいほどに消し炭と化した物体。口に運ぶに至り勇気が必要であった。次の朝ゲーリーさんになりバイクに乗れないということではライダーとして失格なのだ。
本格的にローストチキンをするならば、ダッチオーブンを利用すると失敗が少ないと思われる。分厚い鋳鉄で出来た鉄鍋に味付けしたチキンを放り込み、オーブンの上下から炭火で加熱を行うことによって輻射熱で蒸し焼きにする。ジューシーな仕上がりで良いぞ。
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きたきつねさん
千葉家鴨殿:一同程よく酔っ払ってからの調理開始であったため、下準備も適当、調理も適当な感じで進められた。私も薄々結果が見えていたのだが、このような失敗もまた良き経験となる。
炭化した表皮を丁寧にはぎ取ってみたのだが、口に含むとやはりビターな風味があった。あとは酒で流し込めば、胃腸の消毒もかねて良かろう。
貴重な食料を無駄にせぬよう、次回以降はより慎重な調理を心掛けたい。
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朝4時のコメンテーター菜園 (暖季限定ライダー🏍)さん
鶏を丸ごと焼いたり、焼きナスが・・・。(笑)

楽しそう~!! ヽ(^。^)ノ

調理中にシラフじゃないのが調味料? ^^;

今度(8~9月)、テントは睡眠が厳しいのでキャビン(ロッジ)を借りて、料理作りながらお泊りやろう!と女子ライダーさん友達を計画練り中です。(宮城県の牡鹿半島にある「おしか家族キャンプ場」)

きつねさんの日記が気分アゲアゲになってきました。(n*´ω`*n)/

バイクで行く予定なので、食材の調達が目下の課題です。
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きたきつねさん
菜園殿:アルコールが抜けていると指先が震えて調理もままならない隊員(嘘)。適度にアルコールが回ってからのほうが大胆な調理となるようだ。
鶏はやはり解体した状態で調理するのが扱いやすい。それぞれの部位を、適した調理法で処理することで鶏が持つポテンシャルを最大限まで引き出せると私は考えるのだ。
そして焼き茄子だ。熾火で炙った茄子は風味が濃縮され、醤油やチーズをあしらうと実に良い。
先日、私はこちらの名物であるソフトボール大の丸茄子を輪切りにし、じっくり炙った焼き茄子を食したのだが、蕩けるような瑞々しい肉質が絶品であった。
ロッジ泊を画策中とな。野営はハードルが高い故、ロッジ泊で気軽に野営活動に飛び込んでみるのも善いことだ。
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さすらいのライダーさん
こんにちは。

夜営の醍醐味は焚き火!!
しかも、焚き火で作る夜営料理は最高ですね(*^▽^*)
みなさん、けっこう手の込んだ得意料理のご披露で、単なる酒の肴の域を完全に超越した「逸品料理」ですw
さぞ、話も弾んだ事でしょう(*^▽^*)

今年は私も「夜営」に行けるかな〜(*´∀`*)
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きたきつねさん
さすライ殿:焚き火は旧石器の人類より遺伝子に刻み込まれた情報。闇の中で揺らぐ炎を見ていると充実感、安堵感が感じられる。さらに調理に用いたり除霊に活躍したりと良いことずくめだ。
得意料理:本当を言うと私個人は鍋物が得意なのだが、この暑い時期での鍋物は罰ゲーム扱いとなってしまうだろう。故に比較的シンプルな焼き物としたのだが・・消し炭だけはNGだった。
さすライ殿もご家族での野営を楽しまれては、如何か。おそらく子供達も喜ぶものと思われる。
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