きたきつねさんのSUZUKI Vストローム1050XT ツーリング日記 「竜巻と駆けるみちのく　その3」

十和田ICからの高速移動。

2台ともパワーに余裕があるリッターマシン、どのくらいのペースで走ったものか。と考えながら俺が先行しましたが、ミラーに映る菜園さんのマシンは全然余裕の様子。なので、徐々にペースアップしながらグイグイと南下を続けます。

そして盛岡を過ぎ、紫波SAで給油がてら休憩に入ります。

駐輪場で、俺の隣に入ってきたのはBMW R1200GS。アドベンチャーの草分け的マシンです。

横に並んだそのマシンには、俺の見過ごせない工夫がしてありました。

左右のサイドパニアの前側に、取り付けられた三角の整流板。

「これだけで、燃費が少し向上するんだ」とそのライダーさんは教えてくれました。

そーなんです。俺もVストにサイドパニア着けたら、高速走行時に多少なりと風圧抵抗を感じていたんです。この工夫、すごくいいじゃん!

こういう所に自分なりの工夫をするライダーさんに、旅の経験値を感じました。

その先、花巻周辺の高速道は珍しいことに120km制限区間。なんですが、雨天のため80km制限がかかっていました。さらに、宮城県入りして仙台に向う途中、古川ICで事故発生による大渋滞。ただでさえ蒸し暑いのに、高速道を走ってカンカンに熱くなったエンジンから放出される熱風が、内股をジリジリと焼き付けます。

上り車線の全車輌がこのインターで降りる事になったので、すぐ先の国道4号までやはりすごい渋滞。こんなときは、慌てずファミレスで昼食を取って休憩しました。

昼食を終えたころには高速道も通行可能となっていました。ラッキー!

ふたたび高速道へと上がり、仙台を過ぎた菅生PAで、菜園さんとの最後の休憩です。

村田JTCで俺は山形道方向へ、菜園さんはそのまま東北道を直進して別れました。

分岐点では菜園さんがブンブンと手を振って挨拶してくれたので、嬉しかった。

(よそ見はしてなかったけど、ちゃんと見てましたよ)

さあ、ここからはいよいよソロツーだ。それも山形県境はかなりの雨降り。慎重に峠越えをしていきます。

山形市ー南陽市を高速で、そこから国道113号に進み飯豊ー小国ー関川ヘと戻ってきました。あとは走り慣れた国道290号で新発田まで。

久々にかなりの距離を高速道で駆け抜けた一日。しかも悪天候だったから、帰宅後に肩が凝りました。

・・ヤレヤレ。10コマだけの日記スペースだと思い出が十分に書き込めないですね。

いっそ4コマ漫画調に書いてみようかな。おしまい。