KzKさんのHONDA XL1000Vバラデロ ツーリング日記 「明日へ向カッテ疾走レ」

金曜日の夜、略して金夜。

毎週仕事に追われ、つかの間の旅情を求める漢達は、金夜の仕事が終わり次第、目的地へと旅立つのであった...

わたしもご多分に漏れず、神奈川ではメジャーなツーリングルートである、「道志みち」を目指していた。

今日の目的地は道志みちの奥、山伏峠手前の「モモンガの森」。

なかなかにニッチなお宿で民泊的な感じ。自分は慣れっこですが、一見さんは調べて行ったほうが良いかもです。

私も今回初めての利用。自分にとってはとても良い宿でした。

あの悲劇が無ければ。。

お宿では焚き火が可能ということで、薪を販売してもらいました。

屋根の下でやるスタイルという、中々な設備。

梁には防火対策もされてました。

早速自分の焚き火台を組み立て。

木が生っぽくて中々火が起きませんでしたが、それもまた一興。

焚き火のスタートはいかに薪と下の火種エリアの温度を上げられるかです。

高温にできれば勝手に安定します。

焚き火を眺めながら一杯。

至福の時間です。

そして次の日の出立で事件が。

実は別の場所にも駐車場があったのですが、大量の鹿が群れており、バイクが鹿に襲われてもやだなと思って、宿の至近に停めさせてもらいました。

結構な斜度のガレたコンクリ。

下りはあんまり問題なく(とはいえ真っ暗な中)降りたのですが、

降りた先にはあまりスペースはなく。

フル積載のまま、半ばUターンするような形で登りに。

残雪も残る、爽やかな朝でした。

そんな中で、いつものオフロードバイクのような感覚があったんでしょう。

普通にスタンディングで、重心を後ろに下げ、アクセルを開けていきます。

昔、旧アフリツインで、何故か全面氷結した赤城山の山上湖に行ったことがあります。

その時も何も考えず、車がスタックする中を登り、湖を眺めて、帰りの下りでコケました。

まさにデジャヴとも言える慢心。。。

アクセルを開けていっても、全くトラクションしないオンロードタイヤ。

虚しく空転し、左に傾くバイクを支えながら、、、

ゆっくり諦めました(笑)

宿の出口で立ちゴケ。

おーまいごーです。

その後、ライディングウェアを全部脱ぎ、荷物を下ろして、

宿の方を呼びに行きました(笑)

その節はありがとうございました🙇

一人では起こせず。。

真っ直ぐな車体と荷物おろしたらなんのことはなく。登りました。

これが慢心と言わずしてなんと言うのか。。

オフロード慣れするとこういう弊害がたまにあります。

オンロードタイヤ、無理ダメ、絶対。

バイクはエンジンガードのお陰でほぼ無傷。ハンドガードが割れたくらいでした。

チャンチャン♪