RKさんのHONDA CBR250RR (MC51) バイクいじり日記 「フルエキ交換MORIWAKI」

RKさん

フルエキ交換MORIWAKI

■車種名

HONDA CBR250RR (MC51)

■Myバイク

HONDA CBR250RR (MC51)

■難易度

中級

■作業時間

3時間以内

作業工程1

今までOVER製のフルエキを使用していたが、もう古くなってきたため、MORIWAKI製フルエキに交換した。

重さはエキパイ部分はステンレスからチタンとなったため、やはり軽い。サイレンサー単体はOVERのほうがカーボンのため軽い。しかし、OVERはステンレスのサブサイレンサーがあるため、トータルでは重くなる。MORIWAKIのサイレンサーカバーはステンレスのものを購入したので、200gチタンのものよりも重くなる。

ただ、見た目はブラックパールカイのほうが大人な感じで気に入っている。

音はOVERのほうが圧倒的に静かだ。サイレンサーが2つあるのと、排気口にバッフルが装着されていて、ストレート構造ではなくしているためで、純正マフラーとそれほど変わらない静かさだった。

MORIWAKIはサイレンサー中に、渦巻き状のバッフルが入っていて、口径を狭めているが、ストレートには変わりがないため、結構うるさい。

アイドリングはまだいいが、回すとワイルドな音がする。ただ、装着後すぐと比べると、何故か音が少し静かになってきた気がする。これは自分の耳が慣れただけなのか?

音質はOVERが甲高い乾いたパルス音だが、MORIWAKIは重低音プラスレーシーなノイズが加わっていて、やる気にさせる。

排気口に手をあてると、OVERのものは抜けが悪いため、排気圧が強く、手が動くほどだが、MORIWAKIは排気口が大きく、抜けがいいため扇風機のようになめらかに排出される。

パワー特性だが、下のトルクはOVERのほうがあり、発進の時は楽である。逆にアクセルを戻すときはトルクがないMORIWAKIのほうがスムーズにいくため、ギアチェンジはMORIWAKIのほうがしやすく感じる。

回してもトルクを感じるのはOVERだが、MORIWAKIはいつの間にか速度が出ている感じで、レッドゾーン付近はMORIWAKIのほうが抜けがいいため良く回る。

簡単にいうと、低中速高トルク重視のOVER。スムーズなトルクで高回転まで回せるMORIWAKIという感じ。

特性は全く違うが、どちらもいいフルエキだと思う。