特段問題が有ったわけでは無いのですが、後輪右(ブレーキディスク側)のダストシールがすり減って来たのと、グリスが黒くなるので交換することにしました。
ダストシールの交換と同時に、ベアリングも交換することとしました。前後用のベアリングは4個と、後輪のファイナルドリブンのベアリング1個も交換します。
専用工具を持っていないので、アンカーボルトを利用したブログを参考にベアリングを抜こうとしましたが、根性を入れて叩けないので、滑ってしまい先週は玉砕でした。今日、中華製のベアリングリムーバーを手に入れベアリングの中に入るサイズで引き抜こうとしましたが、引っかけとなる爪が削れてこれもすっぽ抜けるようになり玉砕。
ダメ元で、1サイズ太い物をグラインダーで削って入るように加工しセットしました。いっこうに抜けそうも無いので、あきらめかけた瞬間、バッチンと音がして、また壊れたと思いながら確認すると、動き出した様です。片側が引き抜けると、反対側は、ロッドを使ってハンマーで叩き抜きます。同様に後輪も引き抜きます。後輪は、前輪ほど固く入っていなかったのか、スムースに抜けました。ベアリングの押し込みは、内側と内部にグリスを多めに塗ってから、ショックハンマーで軽くたたき込み、アクスルロッドを利用し締め込みました。ダストシールもグリスを多めに塗って、押込むと、固かったですが指で押し込めました。前後のホイールを元のようにセットし、交換完了です。
チェーンのたるみも、2~3cmとなるようにセットしました。
交換したダストシールは、見た目では分からない程度の摩耗が有ると思います。ベアリングに関しては、前輪でグリスの色も元のままのようで、殆ど損傷が見られませんでした。後輪では、3カ所のベアリングで、グリスが真っ黒く変色していました。前後輪のがたつきに関しては、交換前でも全く認められませんでした。使用期間は、納車日からとして2年と10ヶ月と10日(=1,015日)経過しています。走行距離は、23,220kmでした。
写真は、削れてしまったベアリングリムーバーです。但し、使用前。
コメント(全0件)