ハリーさんのBETA Evo2T 300 レース・競技会日記 「Evo：野呂山麓杯トライアル2月定例会（GPせとうち/呉市）」

今回のスペシャルセクションを紹介したい。インしてすぐに斜面で左ターンだ。エンジョイ・NB・NA・IBの各クラスで高さが違う。

ターン後の急坂を下ると写真手前のステアが待っている。SSなので参加者全員が注目して観ているけど、走り出したらそんなことは気にならなくなった。

そして私にとって鬼門のステアケースだ。この高さだと越えることができない。前回同様にステアで終了してしまって5点だ。正直言ってまだ恐怖感がぬぐえない。

上級者たちは何事もなく越えていく。自分との違いは理屈の上では分かるような気もするけど、理屈通りに再現することはできない。まだまだ練習が必要だ。

次はダイナミックなヒルクライムだ。絶好調のK川さんがEvo2T300で駆け上がっていく。

セクション作成者は中国エリア選手権より難しめを狙っているらしい。右側の岩場を使えば全日本選手権のIASセクションも可能かもしれない。

中国エリアIBチャンピオンが最上部まで駆け上がってくる。いつもながら経験値の高さを感じる落ち着いた走りだった。さすがIBチャンピオンだな。

表彰式で今回の各クラス優勝者を讃える。おめでとうございます。

居残り練習を続ける参加者がほとんどだった。鉄を熱いうちに打つという意味で大切なことだろう。私も1時間くらいがんばったけれども、ステアでまくれてマグネットキルスイッチのケーブルを断線させたところで終わりにした。

「あそこはああするべきだった」と失敗場面を思い浮かべながら、瀬戸内海沿岸をトランポを走らせて帰宅するのが日曜日夕方の私の日常になった。