真夏を前に、グロムくんの熱ダレがひどくなってきたので走行時のオイル温度をチェックしてみようとELM327とTorqueProを使ってグロムのECU車両情報にアクセスしてみた。
グロムくん、OBD2に簡単にアクセスできてとてもいい子(笑)
ELM327:OBD2スキャンインタプリタというもので、ディーラサービスがOBD故障診断機で実施することができるようになる
OBD2:オン・ボード・ダイアグノーシス、ディーラサービスが故障診断機に使うコネクタや通信仕様の規格、故障コードも規格化されてる
ECU:エンジンコントロールユニット
TorquePro:スマホ有料アプリ、ELM327を使ってOBD2にアクセスするもの
https://play.google.com/store/apps/details?id=org.prowl.torque&hl=ja&gl=USTorqueProでログした結果、MAXで139℃、熱ダレを感じ始めるのが110℃くらい。ふむふむ。
グロムの油温センサ(EOT)はシリンダー部に設置されているので、カムチェーンブロック部(もしくはスタッド部)を流れる油温なのかシリンダそのものの発熱温度を測ってるわけで、オイルパンの油温より高く計量される。
一般的にエンジンオイルの適正油温は90℃前後。オイルパン温度で120℃だとオーバーヒートとされるが、たしかKOSOさんの参考データでは、シリンダー部設置のセンサで150℃がオイルパン温度120℃に相当すると言っていたから、オーバーヒート域まではいってないみたいだけど、熱ダレを感じるってこと自体、熱でオイル粘度が下がってるわけでエンジン環境としてはよろしくない。
さてどうやって対策しようかなぁ…
あとついでに、2次エア混入問題に悩む最中、エンジンチェックランプが何度か点灯状態になっては消える状況が数回あった。
このように「エンジンチェックランプが点灯したんだけど、しばらくしたら消えた」なんて事象があったとき、ECUにはDTCコード(エンジンチェックランプが点灯した原因)がログとして記録されているんで、これもチェックしてみた。
結果、P0171とログに記載され、O2センサが"リーン異常"と警告していることが解かった。
2次エア混入が疑わしいわけね。ふむふむ(笑)
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