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5台
ウェビ友
60人

磐梯吾妻スカイライン開通/東北・道南 No.3

ツーリング期間
2021年04月19日 ~ 2021年05月01日
走行距離
199km

東北・道南の旅 これまでひたち海浜公園の花畑を鑑賞し、栃木の名湯・塩原温泉を満喫、
その後、福島県入りし喜多方ラーメンに舌鼓、そして雲上の一軒宿・野地温泉に一泊しました。

そして今回は、昨日除雪作業が完了し開通したばかりの「磐梯吾妻スカイライン」を快走します。
今夜の宿は岩手県の一関温泉郷、夕食は気仙沼産のフカヒレを堪能します(2021.04.21)
<写真=磐梯吾妻スカイライン 吾妻小富士付近にて>

3日目 みちのく厳美渓~竜伝説の一関温泉郷へ

福島県 土湯峠温泉郷・野地温泉の朝を迎えました。
旅の朝は温泉からです。

ここは露天風呂、真っ白な温泉がとても気持ちがいい、
この季節は雪見風呂、気分最高です。

そして朝食をいただき午前10時 チェックアウト、
スタッフが温泉について色々と教えてくれました。

お勧めは近くにある「鷲倉温泉」、野地温泉と同じ硫黄泉だが 成分が異なるいい温泉だという。
そこは以前 日帰り入浴したことがあるが、次はゆっくり一泊してみたいものです。

走りだすと間もなく「赤湯温泉」の入口、だがバリケードで封鎖されている。
どうやら路面凍結で まだ冬季休業中でした。
そこは湯治客に人気の宿、白湯と赤湯が楽しめるというので いつか立ち寄り入浴したいものです。

更に少し走ると 前方に鷲倉温泉が見えて来ました。
ここは同業者も絶賛する名湯、露天風呂も雰囲気があり素敵な宿です。

その先は標高1240mの土湯峠、空気は氷のように冷たく路肩は真っ白です。
でも 昨日の夕方までに全線除雪作業が完了したようで 安心して走れます。
だが看板によると、夜間はまだ通行止めでした。

すると「磐梯吾妻スカイライン右折」の標識で出ている。
大きく右へターンすると、「日本の道100選」磐梯吾妻スカイラインは始まります。

群馬の志賀草津道路、長野のビーナスラインと共に日本屈指の絶景ロード、
何度来ても胸がときめくツーリングコースです。

2kmほど走ると急に視界が開けました。
ここは国見台、標高1250mにある展望台です。

正面に会津盆地と磐梯山の大パノラマが広がっている。
夕日が辺りを染めたときの美しさは、感動的だといいます。

磐梯吾妻スカイラインは吾妻連峰を縫うように走る天空の絶景ロード、
開通初日だというのに、ツーリングライダーも見かけます。
今日は快晴で最高の天気、辺りは雪に覆われているが皆さん気持ち良さそうに走りを楽しんでおられました。

しばらくワインディングロードを走ると標高が増してきました。
この辺りは1622m、磐梯吾妻スカイラインの最高地点です。

辺りの山は白樺の群生が続いている。
日差しを浴びた白樺は青空に映え、何とも美しい光景です。

その先は下り坂、コーナーを幾つか過ぎると、浄土平が見えて来ました。
そこに聳えるは一切経山(いっさいきょうざん)です。
しかし変わった名前だ、どうやら空海さんがこの山に「一切経」という経典を埋めたことに由来しているとか。
今も噴煙たなびく活火山、自然の威力を感じます。

ここは見晴らしも良く磐梯吾妻スカイラインで一番の絶景スポットかも、
正面に駐車場があり、向かい側の吾妻小富士へ登る観光客の姿も見られました。

ここからは下りのヘアピンカープが続きます。
しかし鼻をつく硫黄臭が凄い、これは火山性毒ガス 停車禁止です。

更に下って行くとハーレーが数台登って来ました。
ところがヘアピンカーブを曲がったところで一台がエンスト、
運悪くそこは急な登り坂、彼 重たい物体を倒さないよう必死で支えつつエンジンスタート、悲しいかなすぐエンスト、
これは場所が悪かった、一人ではどうにもならない。その後 仲間が助けたでしょう。

しばらく下ると人気の高湯温泉、ここも白濁の硫黄泉です。
立ち寄り入浴したいが、まだ先が長いのでパス、

その先は福島の町、フルーツラインにはリンゴ畑があり花が咲いていました。
リンゴというと青森を思い浮かぶが、近年は福島のファンが増えているとか、
福島は暖かいので開花が早く、熟成する機関が永いので おいしいリンゴになるらしい。

そして福島の市街地にやって来ました。
道路脇にはたくさんの花が咲き、まさに花の楽園といった感じです。
このような風景がずっと続き、ドライバーの心を和ましてくれます。

市街地を抜け福島飯坂ICから東北道を走ります。
やはりコロナの関係か車は極端に少ない、遥か前方に2台だけです。

すると国見SAの標識が出ていたので立ち寄ることにしました。

これが国見SA、何んと近代的になっている、2年前は木造建築だったのに、
目的は好物の玉こんにゃく、以前の店は無いし もう売っていないかも、

館内を歩いて行くと、綺麗な店舗で売っているではないか 早速お買い上げ、
話を聞いてみると 上り線側では当時の人がやっているという。

2年前来た時はこんな建物、なかなか風情があって良かったのに!
野菜売り場や おみやげ屋さんなどがあり、ふるさとのお店といった感じでした。
今やNEXCOのサービスエリアは統一したのか同じデザイン、味気無いです。

では いただきます。
艶やかなキツネ色 以前の味を引き継いでいるのか おいしかった。
でも 山形の山寺で食べた玉こんが一番かも、

東北道本線に戻ると、間もなく福島県から宮城県へ入りました。
そして白石城がある歴史の町・白石を過ぎると、村田JCTです。

左へ曲がり山形道を行けば サクランボの東根、春には絶品がいただけます。
その途中は有名な蔵王エコーライン、雪が解けたらバイクで行ってみたい。

仙台を過ぎると車はほとんど見かけない、景色も単調で忍耐あるのみ、
だが、道路脇の桜は見ごろを迎え花見ドライブが楽しめました。

そして岩手県に入ると間もなく一関IC、
宿はこの近く、チェックインまで時間があるので 観光名所・厳美渓(げんびけい)へ行ってみます。

一般道を4~5km走ると到着です。
今日は平日だからか店はほとんど閉まっている。
だが駐車場だけはオープン、車は数台で係りのおじさんは暇そうだ。

ここは渓流に浸食された渓谷美が人気、遊歩道が設けられており川風を感じて散策が楽しめます。

渓流沿いの桜並木はソメイヨシノやエドヒガンなど200本ほどあります。
4月21日現在 こんな感じ、ピークはやや過ぎた感じだが まずまずの花見が楽しめました。

例年の見ごろは4月下旬~5月上旬だというから、今年は10日以上早いかも、

それでは岩場へ降りてみます。
そこには小さな東屋があり、渓流と桜を眺めながら優雅に一休み出来ます。
岩場の先へ行くと、ほとばしる激流の荒々しさと 美しさも感じられました。

やはり花より団子、
これは空飛ぶ団子、対岸の茶店とロープウェイで繋がっている。
老夫婦が ざるにお金を入れ木槌を打ちます、これがオーダーの合図らしい。

その音を聞きつけた対岸のご主人がロープをスルスルすると手繰り寄せます。
すると 間もなく団子とお茶が届く仕組み、アナログながら上手く考えたものだ。

見上げると対岸に桜が見える、遊歩道があるので渓流沿いを歩いてみます。

途中に吊り橋もあり上から見た渓谷は 趣も違いスケール感も楽しめます。
また川辺へ降りられるよう階段もあり、渓谷の美しさが堪能できました。

土手にはスイセンの群生が見られました。
これは二ホンスイセンというのでしょうかね、よく見かけます。

スイセンの英名は「ナルシサス」、自分に恋して死んでしまう美少年です。
彼は水を飲もうと水面を見ると中に美しい少年がいる、その美しさに心を奪われます。
それは水面に写った自分、口付けをしようとして水死してしまう。
彼の死んだあとには スイセンの花が咲いていたと、これぞナルシスト!?

時刻はまだ午後2時、まだ早いが行きたいところもないので宿へ向かいます。
来た道を500mほど戻ると 道の駅・厳美渓がある。

時間潰しに立ち寄ってみると、そこへハーレーが3台やって来た。
派手な装備で煌びやか、今日は仲間とみちのくを走ってきたのかも、ハーレーサウンドに憧れます。

入口のモニュメントには「もちと 湯の郷」と表示されている。
この地方では昔から年中行事で 餅をつく習慣があるという。

その餅文化を伝えようとしているのか、館内には臼や杵などが展示されていました。
レストランでは もち料理の数々、人気は「和風もちセット」8種類の味が楽しめるらしい。
餅は大好きだが 腹が減ってないので いつの日か食べてみたい。

それでは今日の宿・一関温泉郷へ向かいます。
4~5km先を左折し くねくねと坂を登ると、丘の上に宿が見えて来ました。
満開の桜に埋もれ、まさに春爛漫といった感じです。

ロビーには奇妙な「こけし」がある。
解説板によると、これは「雪焼けこけし」というらしい。

その昔、この地の人たちは剛力として須川温泉への湯治客の荷物を運んでいました。
残雪を踏みしめ汗まみれの毎日で、赤黒く雪焼けした彼らの顔を表しているらしい。
作者は「そんな剛力の姿を このこけしで忍んでいただければ幸いです」という。

部屋は小上がり付きの和洋室、機能的でゆったりしている。
窓からは雪山が見える、これは栗駒高原かも、

そこには みちのくの秘湯・須川温泉があります。
湧出量は毎分ドラム缶30本という白濁の温泉が楽しめます。
雪が溶けたら また行ってみたい温泉地の一つです。

大浴場の正面は大きなガラス張りで広々している。
湯舟には無色透明の湯がたっぷり、体中がスベスベして 温泉で コーティングされる感じ、
ドアの外は露天風呂、雪の栗駒山を眺めながらの温泉 気分爽快です。

湯は宝竜温泉、ここにも「竜伝説」があるという。
その昔、竜が昇天し慈悲の雨を降らせてくれたという宝竜の地、保温効果に優れ神経痛や関節痛にいいらしい。
千葉にも同じような伝説があるが、竜は干ばつから人間を救ってくれるありがたい神様です。

夕食は本膳料理プラン 気仙沼産フカヒレ三昧、
ここは内陸なのに刺身と海鮮鍋が旨い、そしてフカヒレ料理は天ぷら・寿司・焼きあんかけでいただけました。

夕食会場にはコロナ対策として ポリ手袋装着マシンがある。
セットされた手袋をエアで膨らませ 客はそこへ手を差し伸べるだけで装着完了、
これは逆境をチャンスに変えた いいアイディア、この会社 業績好調かも(201km)

明日は秋田の秘湯・乳頭温泉郷で湯めぐりをします。
道中は 397号線・桜の回廊(岩手県)と 角館のシダレ桜(秋田県)へ立ち寄ります。
つづく

コメント(全18件)

Maxさん
こんばんは
国見台からの磐梯山は、見てみたい景色ですね。
今年こそは福島走ります。毎年そう言っていますが、先日西会津街道を走り喜多方が行きたくなりました。
では、また
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キム(first penguin) ヨガの眠り中さん
杉さん、どうも!
磐梯吾妻ラインとはどうも相性が悪いみたいで、行こうとすると必ず閉鎖。(汗)
一度素泊まりキャンプでも浄土平の星空が見てみたいです。
高速のサービスエリアはコンビニが増えて、深夜も営業しているのは有難いのですがやはり味気ないですね。
  • (1)
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杉さん
Maxさん こんばんは
磐梯吾妻スカイラインは好きなコースなので何度か走りましたが国見台に立ち寄ったのは初めてでした。
そこでは磐梯山の絶景が見られちょっと感動です。MaxさんもCBRで是非走ってくださいね。
会津西街道は秋がいいですね、今年は湯西川温泉へ行ってみたいです。
  • (0)
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杉さん
キムさん こんばんは
昨年は確か火山性ガスの影響かで通行止めになったようですね。
今年は問題なさそうなので浄土平の星空が見られるかもしれませんよ、自分も行ってみたいです。
サービスエリアはどこも近代的になり、地元のおばちゃんたちの方言は聞けませんね。特に東北の言葉は人間味があって親近感を覚えますね、東北大好きです。
  • (1)
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チバアヒル(令和の馬笑)さん
こんばんわ♪

時計の針を巻き戻すように桜前線を追いかける時空の旅ですね。(^^)

桜と温泉と美味しいお料理♪最高の旅ですね。

もしかして、このあとは小岩井の一本桜にも立ち寄られたのですか?
  • (1)
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kurokuさん
杉さん、おはようございます。
残雪の磐梯吾妻スカイライン、とても良い雰囲気ではないですか!
特にC-8の白樺と青空、綺麗です。
葉が無いと、白樺の特徴である白い木肌がよく分かりますね。

玉こんにゃく、味染みでプリプリで美味しいですよね!
手軽に食べられるので、東北ツーリングのおやつにピッタリです。
  • (1)
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杉さん
チバアヒルさん こんにちは
毎年ながら桜前線を追って東北へ温泉旅行をしようと思っていましてね、ようやく念願が叶った次第です。
問題は日程、宿の予約の関係で1ヶ月以上前に計画するのですが開花予想に翻弄させられました。
さすが桜についても詳しいですね、小岩井は知りませんでした。来年はバイクで行ってみたいです♪
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杉さん
kurokuさん こんにちは
4月下旬の東北は冬季通行止めが予測されるのでタイヤチェーンも積み込み吾妻連峰に挑みました。
ところが例年より早く除雪が終わったとのことで磐梯吾妻スカイラインが走れてラッキーでした。kurokuさんはバイクで走られたのですよね、私も火山帯の絶景を見て来ましたよ♪
玉こんにゃくは究極の和食かも知れませんね(笑)私も大好きでこれを目当てに国見SAに立ち寄った次第です。次は伊香保温泉で食べてみたいです♪
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サジタリウスきなこさん
最近は、そちら方面行ってないなぁぁぁ。。。
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杉さん
こんにちは
東北は景色もいいしツーリングするには最高でね♪
でもかなり距離があるのでなかなか行く機会がないですが、今回は何も用事がないので桜目的で出かけてきました。
白濁の温泉 いいですね、きなこさんも是非♪
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くれないの?デブっ!(ター坊改め。略称「くれデブ」)さん
杉さん、こんにちは。
磐梯吾妻スカイラインの火山地域ってバイク乗り入れできるのでしょうか?!(◎_◎;)
呼吸器疾患があるライダーはアウト?!(・_・;
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杉さん
くれデブさん こんにちは
今回は幸運にも冬季通行止めが解除され磐梯吾妻スカイライン初乗りしてきました。荒涼たる火山地帯は圧巻、この世のものとは思えないほどですよ。
確か2年ほど前に噴火警戒レベル2になり全面通行止めになりましたが、今は警戒レベルも下がりバイクもツーリングを楽しんでいました。
でも山へは立ち入り禁止と表示されていましたよ!
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おっぺけさん
まだまだ雪が残ってますねー

でも、東北の温泉行きたいなぁー
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杉さん
おっぺけさん こんばんは
やはり東北の山は侮ってはいけませんね、タイヤチェーンを持って行っても通行止めではどうにもなりませんものね。
当日は雪景色が見られテンションMAX、しかも磐梯吾妻スカイラインは冬季通行止めが解除され最高のドライブが楽しめましたよ。
道中通りかかった高湯温泉、硫黄の匂いがたまりません。次はバイクで行きたいです♪
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ゴリフさん
浄土平のあの山も弘法大師がらみの物件だったんですね!
この前は温泉掘りにあきたらず害獣退治してたと思ったら、
まったく多芸な人です
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杉さん
ゴリフさん こんばんは
春の磐梯吾妻スカイラインは残雪を眺めながら快適なドライブが楽しめましたよ。
浄土平は噴煙たなびく火山の風景は圧巻ですね。
そんなところまでやって来るとは弘法大師恐るべし、まさに仏教のスーパースターですね。もしかしたら出雲の神々に対抗しているのかも知れませんよ(^-^;
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シェフさん
まだ平泉に寄った事が無いので、杉さんが泊るかんぽの宿も良いなって
思いました!猊鼻渓 厳美渓・・・両方とも昔行きましたが一関って
見どころが?xというか兄嫁の実家が一関だったので数回行っているのですが?
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杉さん
シェフさん こんにちは
確かに私も一関は須川温泉などへの旅行の通過点でよく知らない町です。
今回は青森へ行く途中でちょうどいい距離でしたのでかんぽを利用しました。
そこで時間つぶしに厳美渓で花見、だがピークは過ぎちょっと残念でしたが、
平泉はあまりにも有名ですね、一度は行ってみてもいいですね♪
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