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ピロンさん

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SY250Fクラッチ操作時の違和感【レバー側の不具合修繕】

車種名
SCORPA SY250
Myバイク
ガチャピン

ちょとした工作ネタです。
SY250Fのクラッチマスター。
前回の調査でわかった不具合個所の修繕作業を行った。

その不具合とは・・・。
クラッチレバーのピボットボルトは
裏側でナット留めなのだが・・・。

マスター側メネジが舐めていてナットをしっかり締めることが出来ない。
タップを立て直してもダメなレベルだ。
このAJP製マスター、アルミ材料が弱いのか?締めすぎだったのか?・・・
リアブレーキのマスターもM6二本留めの内一本が完全に舐めており、ナット留めになっていた。そのメネジは既に2本共に修繕・強化済みだ。
今回も同じ手法で修繕する事にする。

元々M6のネジ穴をボール盤でΦ7.3に拡大し下穴にする。
上側の大穴との芯を合わせる為、あえて上側から開ける。
掴み所が無くクランプ出来ない部品なので手持ちで塩梅を見ながら
慎重に穴あけした。

下穴をあけたら
M8の極細目(P0.75)のタップを立てる。
これも芯を見極め易いように大穴側からタップを通した。

これはインサートナットの一種だが
イリサートと言う商品名のメネジ補修・補強アイテムだ。
丁度良い長さの物を極細目タップ穴にねじ込む・・・。

上側の大きい穴はキャップボルトの頭が入る穴、沈め穴ではなく抜き穴だ。
下側のがイリサートをねじ込んだタップ穴。

完成、後日取り付け~。

コメント(全4件)

KAWIさん
小ネタにしては、完璧・スマート。
経験がモノを言う作業です。流石。
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ハリーさん
イリサートを使うからナット不要なんですね。
イリサートが連れ回りすることはないんですか。溶剤で固定するのかな。
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ピロンさん
KAWIさん
コメントありがとうございます。
メネジの補修と言えばヘリサートやリコイルなどコイル状の物が有名ですね。
私も以前はヘリサートを使っていたのですがサイズ別の挿入ツールが必要なのと
挿入後にタングを折らなければならないのが面倒でした。
イリサートを見つけ採用したところ使い勝手が大変良かったので、今では各サイズ常備しています。
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ピロンさん
ハルさん
コメントありがとうございます。
ナットは必要です。一般的なピボットボルトと同じくダブルナット?と言うか
ボルトを締めてからさらにナットでロックするような構造です。
但し、このピボットボルトは段付きになっていません。Chapter 4.の右下のボルトがそれです。
レバー付け根が入るコの字型のホルダー部分上側はボルト頭より若干大きいただの穴で
ホルダー下側がピボットボルトのネジ部が入るネジ穴になっています。
ピボットボルトの頭の底面で直接レバーを抑え付ける構造なんです。
そんな片持ち構造なのでネジが舐めやすいのかもです。
おっしゃる通り、締める分には良いのですが、ネジロックしたネジを入れたりすると、緩める時に一緒に緩んできますね。そのような場合はイリサートの外ネジにネジロックすればOKです。
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