新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

0001002access

1651732447094M.jpg

さん

ステータス

日記投稿件数
718件
インプレ投稿件数
0件
Myバイク登録台数
5台
ウェビ友
59人

式年遷宮・伊勢神宮ツアー(1泊2日)

走行距離
1030km

夏のある日、旅行各社からツアーのパンフレットが届きました。
それは 式年遷宮に沸く伊勢神宮へのツアーです。

行程に 熱田神宮参拝と花火大会の観賞も含まれているので、参加することにしました(2013.07.13)

1日目、集合場所の東京駅から新幹線で名古屋へ向かいました。
名古屋では現地の観光バスがお待ちかね、まずは市内の「熱田神宮」へ立ち寄ります。

ガイドさんによると、ここに日本武尊(ヤマト タケルノミコト)の剣が祀られているとか、
この剣は三種の神器の一つである草薙神剣(クサナギノ ミツルギ)だそうです。
熱田神宮は、伊勢神宮に次ぐ尊いお宮として、あがめられているといいます。

これは 弘法大師さんお手植えといわれる御神木の大楠(おおくす)です。
樹齢は約1000年、幹周りは約7.7mという何んとも立派なクスノキでした。

大楠には蛇が住んでいるという。
幹の根元に供えてある卵を 時折取りに来るらしい。
だが、ハクビシンを警戒して なかなかその姿は見られないそうです。

蛇は神の使いとされ、昔から蛇を見ると御利益があるといわれています。
運良く見る事が出来ると、開運&金運がアップするらしい。

そしてバスは高速道路を走り伊勢市にやって来ました。

時刻は午後6時、宮川で行われる「伊勢神宮奉納 全国花火大会」の会場へ向かいます。
これは、全国の花火師たちがその年の安全を祈願し、神宮に奉納する「競技花火大会」でもあるらしい。

駐車場から観覧席まで15分ほど歩きます。
ツアー客の若い女性たちは、ゆかたに着替えての参加、
夏の世の花火に、ゆかたが良く似合います。

河川敷にツアー客専用の観覧スペースが設けてあり、ゆったりと見物が出来ます。
奉納花火はシンプルながら、どこか神聖な感じがしました。

やはり花火の醍醐味は 夜空を彩るスターマイン、
これでもかと いわんばかりの連発で、煌びやかな花火に感動です。

屋台もたくさん出ている。
妻と呑みながら食べながら伊勢の花火を満喫しました。

花火終了後は、伊勢市内のホテルに一泊、
このホテルには日帰り温泉施設が併設されているので、手足を伸ばし、旅の疲れも取れました。

2日目、まずは外宮参りです。
鳥居をくぐり、玉砂利の参道を歩いて行きます。
ガイドさんは「靴底の広いものを履くといいですよ」という。
砂利が深いので ハイヒールは傷だらけになります。


しばらく歩くと豊受大神宮(とようけ だいじんぐう)、一般に外宮です。
20年に一度の式年遷宮で新しく建てられ、目にも鮮やかでした。

ここには、内宮の「天照大神」のお食事を司る神「豊受大御神」が祀られているといいます。
衣食住と産業を司る守護神だとか、

次は、バスに揺られ内宮にやって来ました。
まず大きな鳥居をくぐり、全長約100mの「宇治橋」を渡ります。
これは、神の世界と俗世界の架け橋です。

しばらく歩くと、身を清める「五十鈴川」が見えて来ました。
ここは御手洗場、川の水はどこまでも清らか、とても涼しげです。

大きな杉木立の中を進みます。
日が遮られ、木々の間を通り抜けて来た風が爽やかです。

玉砂利を「シャリシャリ」歩くと、真新しい鳥居が見えて来ました。
それは第二鳥居、境内には鳥居がいくつもあります。

更に進むと、真新しい社が見えて来ました。
これが皇大神宮(こうたいじんぐう)、一般的に内宮と呼ばれているらしい。
厳かな雰囲気の中に、木材の暖かみと 桧の香りもほのかに漂います。

ご神体は 八咫鏡(やたの かがみ)、
皇位のしるしとして受け継がれる「三種の神器」の一つだとか、鏡は「神の象徴」されているらしい。

正面は大きな階段、だが参拝客で埋め尽くされている。
20年に一度の式年遷宮とあり、日本全国から人が集まっているようです。

待てど、なかなか進まない、時間がかかりそうだ。
ここで参拝してもご利益は同じだというので、階段の下で手を合わせました。

では、「おはらい町」を散策しましょう。
そこには昔ながらの木造建築が建ち並んでいます。
みやげ物や食べ物屋さんなどがぎっしり、色々な物があり見て廻るのが楽しい。

すると、右手に人だかりしている店があります。
どうやら評判の寿司屋さんらしい。
二階へ上がると畳の大広間があり、風通しが良く涼しい。

お勧めは「てこね寿司」、いわば 桶に盛られたカツオのづけ丼だ。味付けも良く酢も絶妙、おいしいです。
伊勢は暑い!冷たい瓶ビール「う~ん旨い」、生き返りました。

その近くに、伊勢名物の「赤福」がありました。
ここもたくさんお客が集まっている、さすが人気の和菓子屋さんです。
銘菓「赤福」は、上品な甘さで老舗の味が楽しめました。

おはらい町の中央は「おかげ横丁」、江戸時代の街並みが再現されています。
伊勢志摩の名物や、歴史・風習などが体感できるエリアです。

また「太鼓やぐら」では、和太鼓の演奏で観光客を楽しませてくれます。
おかげ座では、日本神話などの演劇が鑑賞できるらしい。

おかげ横丁の一角に薬屋さんがあります。
サトウ製薬のマスコットキャラクター「小象のサトちゃん」がお出迎えです。
中を覗くと、昔ながらの薬が売られている、特に胃腸薬が目立ちます。

百毒下し(ひゃくどく くだし)・・・六つの生薬を配合した和漢の便秘薬、
大師陀羅尼錠(たいし だらにじょう)・・・ミカン科の樹皮が原料で、水当たりや下痢に効くらしい。
快通丸(かいつうまる)・・・これは何んの薬か? お分かりですね。

反魂丹(はんごんたん)・・・日本を代表する最初の和漢薬「胃腸薬」、
萬金丹(まんきんたん)・・・変な名前ですが、おなかの薬です。
鼻くそ丸めて あんぽんたん・・・そんなのは ありません。

私が子供の頃は、富山の薬が家に置いてありました。
薬売りが数ヶ月に一度やって来て、紙風船をもらった記憶があります。

その後、伊勢神宮から鳥羽へ向かいました。
鳥羽といえば 真珠が有名です。
途中、真珠店に立ち寄ると、奥様方は美しいパールに見とれています。

鳥羽からは、伊勢湾フェリーで愛知県へ渡ります。

道路なら名古屋を経由して 伊勢湾をほぼ一周することになります。
だがフェリーなら、大海原を眺めながらの航海は爽快 しかもわずか40分、これは便利です。

そして、愛知県の渥美半島(伊良湖岬)へ上陸です。
時間があるので、フェリーターミナルで買い物とカフェタイム、
そして、JR豊橋駅から新幹線で帰宅しました。

今回は1泊2日のツアーでしたが、伊勢神宮が参拝出来て良かったです。
折しも、式年遷宮の年に来られて、妻との思い出の旅となりました。
伊勢には見所がたくさんあるので、次回はマイカーで巡りたいと思います。
おわり

コメント(全8件)

no_photo.jpg
Maxさん
杉さん
こんばんは!
伊勢の旅実は、私もその企画興味ありましたが、義祖父からの誘いを断りました。
懐かしいです。いい旅でしたね。フェリーも旅情感でていていいです。
夏旅に乾杯です。
  • (0)
  • 返信
NINJA BAKAさん
名古屋に住んでいたのに、伊勢神宮に一度も行ったことがありません。遠いからってのがその頃の理由。今はもっと遠くなっちゃった!
思い立ったらすぐに行動した方がいいと云うことを学ばせて貰ったところなのかも。
紀伊半島の海沿いを、和歌山→鳥羽って走る国道42号はこのフェリーでもって渥美半島に繋がり渥美半島もまた国道42号です。
伊良湖岬には大あさりがあって女房共々驚きましたよ。あれの醤油焼き、うまいんです。
  • (0)
  • 返信
キム(first penguin) ヨガの眠り中さん
杉さん、どうも!
三種の神器のもう一つてなんですか?
気になる。(笑)
昔からある薬屋さんの薬は、以外と効くんですよね。
化学も大事だけど、経験もまた大事ですね。(笑)
  • (0)
  • 返信
杉さん
Maxさん こんにちは
伊勢は遠い昔、新婚旅行で行ったことがあります。
当時、私の友人たちは海外旅行でしたが、車と酒に金を使い果たし旅行はムリ。そこで、やむなく車を売却した資金で南紀旅行をしたわけです。
あれから40年、幾多の困難を乗り越え、現在に至っています。そんな、思い出もあり今回のツアーに参加しました。

暑いさなかでしたが、玉砂利を歩き五十鈴川で身を清め、外宮と内宮に手を合わせることが出来て良かったです。
Maxさんがおっしゃる通り、船旅は海風を浴び旅情満点でした。新婚旅行もフェリーを利用したんですよ。東京晴海から三重県の松坂港へ。
だが、海が荒れ、ゆりかごのような乗り心地でした。それ以来、私は雨男になってしまいました。
  • (0)
  • 返信
杉さん
NINJA BAKAさん こんにちは
あらら、名古屋にいたのに伊勢神宮へ行かなかったとは、NINJA BAKAさんの一生の不覚でしたね。
でも、大丈夫。GPZでは大変ですが、大分空港からはひとっ飛びで行かれます。
毎日、お仕事たいへんでしょうから、たまには奥様を誘って行かれては如何ですか?息抜きになると思いますよ(あっバイクで息抜きしていたかな?)

伊良湖岬といえば、30年ほど前、親会社のトヨタ(自)日新研修センターで勉強会に参加しました。講師は三河弁でユーモラスに語っていました。
研修二日目の夜は、全国から集まった人たちと宴会です。私が幹事、だが盛り上がり過ぎて予算オーバーとなってしまいました。失敗だっ!
帰りは、鳥羽からホーバークラフト(今はありません)で伊勢湾を渡り伊良湖に上陸しました。
海岸にはアサリやホッキ貝がたくさん売られていました。そして伊良湖ビューホテルに一泊。料理は最高でした。また、伊勢へ行きたいです。
  • (0)
  • 返信
杉さん
キムさん こんにちは
伊勢志摩は海もきれいで素晴らしいところでした。3-4日滞在してのんびり観光したくなります。
奥様と伊勢旅行は如何ですか。でもキムさん、奥様に真珠を買う羽目になるかも!いつもバイクで独りよがりしているでしょうから、とびっきり高い奴を。
NINJA BAKAさんは遠いのでジェット機でないとムリですれど、キムさんならジムニーシエラでひと吹かしですよね。

三種の神器はガイドさんによると、天皇が新たに即位したとき、先代から順次受け継がれる天皇家の宝物だそうです。
元は日本神話の天照大神(あまてらすおおみかみ)から授かったものらしいです。天照大神は日本の神の中で、最高位の神とされています。
もう一つの三種の神器は、八坂瓊曲玉 (やさかにのまがたま)らしいです。大きな勾玉(まがたま)で、箱を開けて見た人はいないそうです。
どんなものか?一度みたいものですね。
  • (0)
  • 返信
だんだんさん
杉さん、こんばんは。

奥様とお伊勢さんで楽しまれたのですね。長旅でしたのでお疲れ様でした。
杉さんは神話がお詳しいので、この地域は宝庫なのではないでしょうか。
また来られる時は神宮博物館等(たくさんあります)へも寄られてはどうでしょうか。ちょっとした穴場かも♪

リアス式海岸沿いをバイクでゆったりと走らせると本当に気持ちがイイのです。
もし宝くじが大当たりしたなら(デモ、ナイナイ)、伊勢で隠居したいなぁ!(^^)/
  • (0)
  • 返信
杉さん
だんだんさん こんばんは
そうなんです、神話とか昔話が好きです。それに特に仏像が好きで京都へは三度見に行きました。

岐阜からでしたら、名古屋を越えれば伊勢志摩という感じでしょうか。千葉からは遠いので、行くには一大決心が必要です。
折角いったのですから、ほかにも見たい所がたくさんありましたが、ツアーですのでそれも ままならず残念です。
私博物館とかお寺とか好きです。神宮博物館は、だんだんさんから初めてうかがいました。是非見学したいものです。

いずれバイクで、南紀一周してみたいと思っています。特に真言宗の総本山高野山と熊野大社は欠かせません。那智の滝はもう一度見たいものです。
南紀の海はきれいですよね。ウェビに投稿される皆さんの日記で素晴らしい景色を拝見しております。
宝くじが当たったら、スポーツカーを買って新宮 勝浦 潮岬 白浜と海辺のドライビングを楽しみましょうかね。(アリエナイデスヨネ)
  • (0)
  • 返信