新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

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えぼさん

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ウェビ友
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  2015年10月10日

今日はステムベアリング交換する。

■車種名
HONDA エイプ100
■難易度
中級
先日ブレーキパッドを交換した当たりから、どうもフロント回りがガタついて落着きがない気がしていた。ステダンのボリュームを上げてもその症状はおさまらず、ステムベアリングが逝っちゃったかなと思った。

そこで今日は前から気になっていたパーツの1つ、「ポッシュ製ステムベアリング」に交換してみようと思う。

このベアリングが気になっていた理由は、作りがテーパーベアリング仕様で、そのすべてがメタルで製造されているところだ。反面純正のステムベアリングのボールジョイント受け側は、やわらかい樹脂で出来ておりいつベアリングボールが飛び出し(粉砕し)てもおかしくない作りなっている。

ポッシュのステムテーパー式ベアリングは横方向(回転方向)だけにしか作用しないので、縦方向にはガタつき難くく、さらにハンドル回りの剛性感が増すのではないかと思った。

ついでに「トップスレッド」も新品と交換する。何故かというと、先日のステダンステーを溶接した時に、その熱でダストカバー部が溶けてフニャフニャに歪んで見た目がよくなかった。

さて部品も揃ったので午前6時半作業開始だ!

今日はさっさと終わらせて、息子と峠道に出かけて紅葉を堪能ついでに、ワインディング走行の練習しに行こうと考えている。

・・・実は今日もハマりがあるとはこの時点では予想していなかった(泣)

ハンドル回りをバラしていきトップブリッジを外し、エンジン下にジャッキを入れアップしていく。フロントタイヤが前に転がっていかないように車輪止めしておく。ジャッキアップしていくにつれステムシャフトがフレーム下からスルスル抜けてくる。

フレームを吊るすことのできるガレージでもあればこんな苦労せずとも・・・

上部のベアリングは問題ないな~

抜き出てきたステムシャフト。

下部ベアリングはさて砕けているのかな?

いや、これもまったく問題なしだなー


「一体このハンドルのガタつきは何なんだー!」

では、気を取り直してまず「純正アッパーアウターレース」をブラインドプーラーとスライディングハンマーを使い取り外す。同じくロアアウターレースも同じく取り外した。

そして、ポッシュ部品のアッパーアウターレースを打ち込み、オメガグリスNo.57をたっぷり塗付け、「テーパーベアリング」をのせてグルグルとグリスを馴染ませる。

そして、ロアアウターレースもストッパーが付いているところまで打ち込んでいく。

そしてここで問題発生!

ロア側の純正インナーレースがステムシャフトから、そんじょそこらの力では外れないのだ!色々な道具を使い外そうとしたがピクリとも動かない。

アッパーだけにしとこうかな。。。と諦めかけて付属の説明書をよく読むと、「上下セットで交換して下さい。片側だけの交換は破損の原因になります。」とある。
何か今のこの状況を見透されている気がする。。。(苦笑)

格闘の末約3時間・・・ふーやっと外れた。

結局マイナスドライバーを下から斜めに差込み、ハンマーでコツコツ叩いて3時間たっての結果である。その周りは傷だらけになってしまった。まるでハンドルロックを壊してバイクを盗もうとしたみたいになってしまった(苦笑)

いやー後日の手首や指の筋肉痛が心配だ・・・

ちょっと休憩後(-。-)y-゜゜゜に、ポッシュのロアインナーレースとダストシールをステムに差込み、フレームに通してトップスレッドを締めつけながら圧入していく。

付属の説明書には記載はないのだが、一度トップスレッドを締め付けトルク2.5キロでキツク締めつけ、そして緩めてから再びトルク0.3キロで緩く締め付けるのがコツでなのである。

時は13時半、急いですべて逆順で組んでいく。ついでにライト上下位置をさらに下方に調整して完成する。
上下左右にハンドルを点検してみるが問題ないようだ。そこらじゅうに散乱した工具達を急いで片付ける。

息子はいつでも行ける準備をして待っているので、私もそそくさ準備をして、今日は車載工具を忘れずに(笑)さー出発だ!!

さて近所の峠道を走ったが、予想通りガタツキは直らずである。ついでに部品インプレも特にこれと言った印象は感じない。苦労した割には成果を感じられない部品だな。まー安心感を買ったのかな?と思いたいところだ(苦笑)

さて今日は息子にワインディングロードのブレーキング、ライン取りについて教えていく予定だ。

実は急いで家を出てきたため、残念ながら「アクションカメラ」を持参するのを忘れてしまった。

よくツーリング中に息子に教えているのだが、やはり単独でバイクに乗っていると教えきれない部分もあるため、今日は息子を2ケツして私が「あ~る3」をライディングしながら、ブレーキポイントと強さ、ラインの取り方、安全(想定する)マージンの取り方などを教えていった。今日は私もジーンズできたので、あまり攻めていく感じではなく軽く流す程度のスピードでインカムで教えていく。下りのストレートからコーナーリングしているだけで息子は「怖い!怖い!」と連発して私の尻を強烈にニーグリップしてくる。父は「そんなー(苦笑)」という思いだ。

何回か往復を繰り返し、これでだいぶ息子は理解できたようだ。

想定外に作業に時間がかかったため、今日は昼飯も食えず帰還。めっきり暗くなるのも早くなったもんだ。

チビKのハンドルのガタ付きはおそらくどちらか片側のフォークが抜けかけているのではないかと考える。特にオイル漏れなどはないのだが、中古で入手したものなので可能性があり仕方がない。ん~倒立フォークのオーバーホール?いやだな~(-。-)y-゜゜゜
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コメント(全2件)

884nさん
こんばんは〜

ウチのも走行距離が4万kmを超えているのでステム周りは気になるんですがかなり面倒な作業と言うイメージがありましたがやっぱりでしたか...
実は今日フレームの歪み疑惑が浮上しまして...
最近高速走行でウネウネする様な気がしていたのですが「まぁ〜行けるか〜」てな感じでステムもフレーム見て見ぬ振り作戦を決行することに決めました。

倒立のオーバーホールもやった事ないですが面倒なイメージですね
頑張ってくださいね。


いくら親子の信頼関係があっても2ケツの後ろは怖いです...
特にケツの上がってるバイクでは普通にコーナリングするだけでも恐怖でニーグリップしてしまいますよ。
因みに私は昔2ケツの後ろに後ろ向きに乗っててウィリーで振り落とされた経験ありです。
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えぼさん
884nさん こんばんは。

ステムベアリングの交換、アウターレースを外すのが少々面倒ということだけで他はポン付けレベルの交換だと思ってました。ステムシャフトのインナーレースの圧入、よく考えると当たり前ですよね。異常なしなのに、うかつに手を出してしまいましたよ(苦笑)さらに今回はハンドル回りのガタ付きも直らず踏んだり蹴ったりですわー(笑)

「どこかを強化(剛性UP)すると、どこかにその歪がやがてやってくる」とどこのだれかが言ってましたよね。チューンドに手を染めた時から、そうなることをどこかで覚悟しなければならないのですが、やはりそのことを考えたくないのが人’ヒト)の性ですよね。私もそうなのですが、気になり出したら納まらない性分でもあります。


2ケツで後ろ向きに乗る!?その経験は私は1度もないです(笑)しかもウィリーで振り落されるとは、目を瞑るとその状況が容易に想像できますよ(笑)
若かりし頃、884nさんも中々のヤンチャ振りだったのですね!
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