ここ数年チェーンに給油しない方が増えて来てますが、メッキチェーンでもチェーンクリーナー等で洗ったあとそのままにしていたり雨天走行が多く完全に油が切れてしまうと写真のように錆が発生してしまうものがあります。塗りすぎも問題がありますが、当店としてはちゃんと給油した後しっかり拭き取りするのがベストだと考えております。
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ウェビックピットインサービスよりご依頼いただいたお客様です。KLX125の前後タイヤなど、各種部品交換のご依頼を頂きました。 フロントタイヤの写真ですが、特徴的な減り方をしてますね。フロントタイヤはブレーキング時の力のかかり方によって、このように摩耗します。ブロックタイヤではとくに顕著に見られます。KLX125は純正でレーサー顔負けの制動力を発揮しますので尚更です(新車状態で余裕でジャックナイフできます)。 装着されていたのは前期モデル純正指定のダンロップD605です。19/16インチはコンパウンドか硬めで長持ちするのですが、その分オフロードでのグリップが甘い印象です。今回は後期モデル純正指定 ・・・
こんにちは。ファイヤーボンバーの坂本です。 今回はZZの駆動系の修理をしました。坂道で全然スピードが出なくなったという事でしたが、なぜか入庫日には症状が出ないという・・・修理あるあるです。 でも、お客様と話すと症状はここ2.3週間は出ていたとのことで、一番怪しそうな駆動系を点検。 見るとローラーとプーリーが変摩耗してました。逆にこうやって見た目で悪い所がある方が修理としては診断がしやすいです。 スズキのスクーターはトルクカム周りが弱いイメージがあるので、そこは点検とグリスアップして完了です。 わざと坂道多めに試乗して問題もなく、無事出庫しました。ありがとうございます。
CB1100Fをハイエースで神奈川県まで引き取りに行きました。購入してから初めての車検ということで、CB専門店の当店で細かく見てほしいという依頼です。とてもきれいな1100Fで、見た感じでは特に悪いところはなさそうだったのですが・・・ハイエースに載せて走り出してすぐに、道路の段差を超えたら、後ろの方からシュッシュッという音が聞こえてきました。あっ、リアサスが抜けている!すぐに分かりました。まあ、40年前のバイクですから当然と言えば当然なんですけどね。お店について細かく見ていくと、右側フロントフォークのアンチダイブアジャスターが変な位置で止まっています。回そうとしたんですが、回りません。分解整備 ・・・
最近モタードバイクのアウトプットシャフト(※)のフロントスプロケット側ベアリングが割れたり傷んだりして入庫してくるケースが数台ありましたのでチェーンの調整についてちょっと注意点を。(※フロントスプロケットを取り付けるシャフトです。) エンジン内のベアリングが痛むのになんでチェーン調整の話???って思う方がいらっしゃるかと思いますが、チェーンの遊びが少な過ぎるとコーナリングなどでリアショックが沈んだ時にチェーンの張りでアウトプットシャフトを後方に強く引っ張ってしまい、クランクケース内でシャフトを支えているベアリングに負荷がかかったり油膜が切れやすくなることでベアリングが損傷してしまうのです。ちな ・・・
クロスカントリー入門車として人気の高いYZ125X。無印よりも足が柔らかく、低速が強化されていてマイルドな乗り味が特徴です。しかしあくまで2サイクルの125ccですので、トレール車感覚で乗るにはややトルク不足です。また、いくら軽量な車両でもレーサーならではの高いシート高は不安要素のひとつです。 そこで、今回お客様に提案させていただいたのは、・フライホイールの重量増・ローダウンリンク装着です。 ヘビーウェイトフライホイールや、ウエイト単体はさまざまなメーカーからリリースされていますが今回は予算の都合もありYZ250/250X用の純正部品をチョイスしました(250Xの方がより重い仕様なのかと思って ・・・
CB1100Rですが、クラッチが重たいです。長期間乗っていなかったため、クラッチが張り付いているものと思われます。早速クラッチを分解していきます。クラッチカバーを外したら、リフタープレートを外します。スプリング力が掛かっているので、6本のボルトを交互に均等に緩めていきます。外した部品は、床に直置きなどせずに、きれいな容器に整理して置いておきます。クラッチアウターを外すと、シフトシャフトを抜くことができます。クランクケースの左側にあるシフトシャフトのオイルシールですが、シフトシャフトを抜かないと交換ができないので、ここまで分解する必要があります。オイルシールは専用のプーラーで抜きますが、プーラー ・・・