フォークとマスターシリンダーで迷った結果、フルードの吸湿性を考慮して、フォークから手をつける事にした。
しかし、RZ50のフロントフォークをボルトオンすると、懸念していた問題点が強調される事となった。
1:トップキャップがゴムの蓋なので、雨水などが侵入し、インナーチューブ内部が錆びる。
2:アクスルシャフト取り付け地上高がXLR80Rより低い為、フロントが上がる。
3:フロントホイールが17インチの為、さらにフロントが上がる。
と言ったものである。
せっかくフロントフォークをバラしているので、どうせなら解決したいと思い、色々と考えてみた。
安直に考えれば、トップキャップがボルト式で、RZ50より短い、直径27 mmのインナーチューブを用立てれば、雨水も前上りも解決できると思える。
そこでスーパーカブのテレスコカスタム系のサイトで情報収集。条件的にはドリーム50が最適だが、なかなかない上に値段が高すぎる。そこで次候補として、ベンリィCD90のフォークが浮上した。
ベンリィCD系は、ステムシャフトの長さが200mmオーバーなので、ハンドルロックやハンドルストッパーを考慮しなければ、ボルトオンでカブをテレスコ化できる逸材だ。なので、足回り一式だとなかなかのお値段。
暫しオークション巡りをしていた所、手頃なフォークのみの出品を発見。
なかなかのヤレ具合だが、とりあえず落札してみた。
ちなみに落札後にRZ50のフォークと並べてみたら、えらい長さが違って驚いたのは余談である。
なお、説明不要だとは思うが念のため。
画像左の長い方がRZ50のフォークで、右の短い方がCD90のフォークである。
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