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イカベルさん
キタコのビッグスロットルキットを導入するにあたり、多数気に入らない箇所を修正しました。
https://imp.webike.net/article/629831/
今回、本来はカスタマーである私達がやる必要のない修正(修理!?)作業です。
高額商品ではありえないレベルの低品質、低精度な商品でしたよということを周知いただければ幸いです。
まずはインレットの修正。
写真1枚目、2枚目のとおり純正インレットよりも酷い鋳物肌。
合わせ目もそのまま残ってるし、インジェクタ手前に巨大なコブが邪魔してる。
これを削って吸気がスムーズに通るようにします。
ひたすらリュータでブツブツを削りつつ、空気がスムーズに流れるように曲面を整えました。夕暮れまで時間があったので表面側もかるーく削ってやりました。
第一段階はこんなもんですかね。3枚目がその成果物です。すごい量ですな(笑)
お次はスロットルボディとインレットの合わせ目の段差取りです。
1枚目の通り、しっかり段差があります。純正でもこんなに段差なかったぞ(怒)
マッキーで段差をなぞって削り取る範囲をマーキング。2枚目がその段差部分。
段差部分をまたリュータで削り落としてやります。
3枚目がその結果、いい感じに段差除去ができました。
で、削り作業をしてて気付いたのですが面が歪んでるような…
嫌な予感がしたのでオイルストーンでかるーく面研してみた結果が写真2です。
左が純正インレット。右がキタコです。
純正インレットは面研修正が不要で使用できるレベルですが、キタコはあかん…
仕方がないのでシャカシャカ面研を30分以上続けてやっと写真3のレベルまで追い込むことができました。
写真はスロットルボディ側ですが、ヘッド側も同じです(;´д｀)トホホ…
ほんと今回はハズレ商品買っちゃったと後悔してます。
そんなこんなで、インレット内側のスムージング加工も一段落。
1枚目がbefore、2枚目がafterです。巨大なコブもギリギリまで削り落としてやりました。あとは水研ぎして表面をきれいにしてやります。
ちなみに純正インレットを3枚目に添付しておきます。コブがなく吸気がスムーズに流れるように作られてますね。キタコめが!
で、あとはセンサー、ステー、ネジ類の一切が付属してないのでこれを移植。＜センサーなしでこの価格はボッタクリと思う
写真1枚目、2枚目ともに、左が純正、右がキタコです。
写真1枚目、並べて比較すると、キタコは純正よりもヘッド接続部が起立してます。
これによってシリンダーまで吸気が入りやすいのかもですが、さてどうなることやら…
写真2枚目、スロットルボディ側(イン側)24Φから34Φに拡大されてるのがよくわかります。太いは正義か(笑)
でも、ヘッド側(アウト側)は絞られて純正と同じ。っていうかヘッドのインマニ径とインシュレータ穴径が無加工なものに接続するんだから、結局アウト側は絞られて純正と同じになるわな。
いよいよ車体に組み付け。ここでまた問題発生。
スロットルボディの形状がちがうのでスロットルカバーがつきませんでした。
写真1枚目が純正無加工な状態、写真2枚めが形状に合わせて削ったもの(赤丸部分)です。削りすぎて穴あいちゃいましたがそこはプラリペアで補修して対応。
わたしのグロムはWirusWinのエアクリーナーキットを使っているのですが、スロットルボティの接続径が38Φから42Φに変わってしまったので接続ホースを加工する必要があり部材調達中のため、とりあえず付属のエアフィルタを使ってエンジン始動確認。
あっさりエンジン始動しちゃいました。
aRacerECUを使用しているので始動にはそんなに苦労することもなく、アイドリング安定状態まで持っていけるんですけどね。
あとは走行して燃調を調整しないといけませんが、これは4月以降に実施します。
今日のところはここまで。走行インプレッションは次回追記します。
走行インプレッション掲載しました。
https://imp.webike.net/diary/257662/
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