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某国のアギトさん
取り外したヘッドの掃除にかかっていきます。
燃焼室はそれほどカーボンの堆積は無く割とキレイなものでしたが。
排気ポートはオイル下がりの影響もあってかべったりとカーボンが付着していました。
インテークポートもカーボンが付いていますがこちらはまだ薄い感じです。
ヘッドを掃除するにあたって細かなパーツをどう保管するか?、と悩んでいたのですがアマゾンで良さげなものを入手できました。
早速バルブリフターとシムを磁石で取り外しパーツケースに小分けしていきます。
これでヘッドをひっくり返して掃除や分解ができるようになりました。
この脂ぎったカーボンべったりのヘッドをどうやって掃除したものか?
いろいろ思案した末、一斗缶を切っていきました。
そして水を入れてストーブで温めていきます。
沸かしたお湯にヘッドとサンエスを入れて暫く煮こみ、軽く沸騰したところで火を止め後は一晩漬けこんでおきました。
一晩サンエス溶液に漬け込んでおいたヘッドを引き揚げ水洗い。
その後サンエス溶液を歯ブラシに着けて磨いていきます。
インテークポートはこれでほぼほぼ奇麗に成ってくれたのですが....。
排気ポートは漬け込みにもめげずしつこいカーボンが居座っておりました。
インテーク同様サンエス溶液で歯ブラッシングしたのですが完全には取り切れない、しぶといです。
ここでバルブ周りを分解していきました。
工具ばかりが増えていく(;^_^A
250cc4気筒と言う事もあってとにかく部品の一つ一つが細かくて老眼が進んだ還暦間近の身にはつらい作業でしたが何とか分解、しかしバルブステムの細い事!
仕分け用ケースにパーツを収めて何とか分解完了しました。
ここからは泡タイプのキャブクリーナーを使って掃除していきました。
まずはポートからタップリと吹きかけて一晩放置。
翌日、スペースに余裕のあるインテークポート側を、歯ブラシを突っ込んで掃除してやりました。
しかし排気ポート側は小さすぎて歯ブラシも入らず、苦肉の策で割りばしでこすってカーボンをそぎ落としていきました。
インテーク側ポートはかなり奇麗に成りました。
エキゾースト側もまあ、これで勘弁してもらう事にしました。
あ~、やれやれ💦
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