新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

0000885access

通勤族さん

ステータス

日記投稿件数
40件
インプレ投稿件数
143件
Myバイク登録台数
4台
ウェビ友
0人

【メンテHACK!】VT250スパーダ・ガソリンタンクの簡単脱着化

車種名
HONDA VT250スパーダ
Myバイク
スパーダ通勤快速仕様

1.【車両とやることの紹介】

・車両について
HONDA VT250スパーダです。

・今回の作業について
エアクリーナーやキャブ系のメンテナンスに際して、ガソリンタンクを取り外しする必要がありますが、これをスピーディに行えるよう、ガソリンホースにワンタッチジョイントを装着します。

・作業時間
ゆっくりやって1時間程度

・作業難易度など
作業としては難易度は低いですが、引火性の高いガソリンにかかわる作業のため、火の元には十分注意して作業します。

2.【使うアイテム】

パーツはワンタッチジョイント(CPCカップリング 品番CPC-8-A 弁なし)

いくつか種類があり、オス側・メス側ともにワンウェイバルブになっているタイプもありますが、スパーダは負圧式のコックのため、弁なしタイプを選びました。それでもメス側は弁つきで、漏れませんので、念のためこちらをタンク側ホースへ装着します。


耐ガソリンホース(デイトナ 品番96463 8×13mm・1m ホースクリップ付属)
https://www.webike.net/sd/20916926/


工具としては細めのラジオペンチ、スパナ類、カッターナイフ。
ほかにホースプライヤ等、固着剥がしの工具があると便利です。

3.【作業工程】
1.まずシートを外します。

2.続いてガソリンタンク後部の固定ボルトを外します。
タンクのボルト固定部下側に、ドライバーの柄などを挟み込んでおくと、後のホース外しが楽です。

3.ガソリンタンク(フュエルコック)に接続してある大小二本のゴムホースを外します。細い方は負圧取り出し用、太い方はガソリン供給用です。どちらもクリップで抑えてあるので、最初にラジペンでクリップを緩めつつずらします。
ガソリンが少し漏れるので、受け皿かウエスで雫を受けます。

4.ガソリンホースを途中でカットします。
当然、ワンタッチジョイントの長さ分だけ短くします。接続部分が二か所増えるので、クリップが2つ余計に必要になります。ホースが古い場合は、いさぎよく新品に入れ替えた方がいいでしょう。

5.ホースはきちんと耐ガソリン性のホースを使用しましょう。

今回使ったデイトナの耐ガソリンホースは純正同等品で、本体が二重構造になっており、耐候性も純正同様によさそうです。クリップ付きで、すぐに装着できるのも良いところ。

燃料が見えるクリアータイプもありますが、だいたいが表面のコーティングで耐ガソリン性を出しているものらしく、クリップで止めたりしているとこれが剥げ、劣化してガソリン漏れの原因になるようです。
よってクリアーのタイプは、頻繁に新品交換する方以外にはお勧めしません。


6.ホースにワンタッチジョイントを取り付け、元通り装着します。
クリップの入れ忘れに注意します。ワンタッチジョイントの向きにも注意しましょう。
ねじ込むのに夢中になっていると、実際に使うときにジョイント本体が明後日の方向を向いていることがあります。プッシュボタンが外側を向くように、注意します。

4.【アドバイス】

性能にはまったく関係ない部分なのですが、整備効率が激変。

メリットとしては、ガソリンタンクを外すのが、ボルト一本だけになるので、極めて迅速にできるようになる点です(前側はもともとフレームに引っ掛けてあるだけ)。キャブへのアクセスが、格段に楽になりました。


ガソリン経路なので漏れが心配になりますが、これも通常使用なら全く問題ないです。キチンと嵌まると「カチッ」と音がしますので、走行中に外れて...といったこともないでしょう。
常識的な信頼性はあると思います。ただプラスチック製の本体には力がかからないよう、ホースに余裕を持たせた方が良いですね。


自分のような露天整備だと、実際の整備を行うまでに何度も原状復帰を行う破目になることもあります(一日で終わらないときは元に戻す)。
なので、効率よく整備に集中するには、こういった細かい点が効いてきます。

整備の際、タンクを外す必要のある作業を行う方には、是非装着をお勧めします。

コメント(全0件)