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【メンテHACK!】VT250スパーダ・純正マスターシリンダーのオーバーホール

車種名
HONDA VT250スパーダ
Myバイク
スパーダ通勤快速仕様

1.【車両とやることの紹介】


・車両について
HONDA VT250スパーダです。


・今回の作業について
手入れを怠っている車両も多い、ブレーキマスターのオーバーホール作業です。
具体的にはピストンキットの交換をします。


・作業時間
ゆっくりやって3時間ほど(適当)


・作業難易度など
作業自体の難易度は低いはずですが、重要保安部品であるため、少しでも不安がある場合はプロにお願いしましょう。


※ 車両写真はカスタム後なので、ラジアルマスターになっております。悪しからず。

2.【使うアイテム】


レンチ類の他、特に必要なものは、スナップリングプライヤー。


使うパーツはピストンキット。 45530-MN9-305:マスターシリンダーセット


本来、交換するのは劣化しやすいラバー製のピストンシールとダストブーツのみで良いはずですが、OH時にはひどい状態になっていることが多いということでしょうか。ピストン本体とセットでないと部品が出ません。


ピストンシールは、ピストン本体にセットされていないため、はめ込む作業が必要です。

3.【作業工程】


1.まずブレーキフルードを抜きます。

同時にキャリパーのオーバーホールもやると効率がいいです。というか普通するでしょう。

なので全部水洗いした方が早いです。フルード通路の穴、スナップリングの溝などもきれいにします。


2.分解して部品を洗浄します。フルードは湿気を嫌うので、組み立て前に十分乾燥させます。

金属製の部品は、最後に少し熱めのお湯で洗ってやると、ふき取っている最中に勝手に熱で乾きます。


3.新品ピストンにはピストンシールが装着されていないため、はめていきます。

4.そのままだと引っかかってしまうので、ピストンシールインストーラという特殊工具を使います。

が、ほとんど出番がないのにわりと高価な工具なので、代用品で作業しました。


5.昔ながらのボールペンのキャップです。最大径が、11mmのピストン径とほぼ同じ。

特殊工具は金属製のしっかりしたものですが、この程度の強度でも全然大丈夫。キャップにポケットに引っ掛ける出っ張りがあるものは、カッターナイフで削り落として使えばまったく問題ありません。

ブレーキフルード、あるいはメタルラバーのようなケミカルを付け、シールの滑りをよくして作業します。


6.無事シールをセットしたら、あとは元通り組み立てます。


7.車体に装着後、フルードを入れ、エア抜きをして完成です。

4.【アドバイス】
作業内容や手順などの説明

エア抜きで純正マスターシリンダーの場合、タンク底部のフルード通路に透明部品があって気泡が見えるので、穴から空気が抜ける角度にしてレバー操作をすると、簡単にエア抜きできます。

自分の時は大丈夫でしたが、場合によってフルードを吹くときもあるようなので、タンクの蓋で防御しつつ作業するのがよさそうです。


なお、バンジョー部分で漏れ留めをすると、マスターだけ、またはキャリパーだけ分解するといったこともできます。

薄いゴム片とロッキングプライヤーがあれば、きっちり蓋ができ便利です。もちろん、組み立て後のエア抜きを忘れずに。

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