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ラスカルさん

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活動再開・潜伏期間中のあれこれ其之拾捌 ワイヤリング特訓其之弐&ブレーキ強化下準備

車種名
SUZUKI グース250
Myバイク
迦楼羅号

2019年4月13日、前回のエンジンオイル周りの経験を踏まえ、
フロントブレーキキャリパーのワイヤリングを特訓。
更に今後の改良に向けたブレーキ強化策検討。

ブレーキ強化に当たって、
取り敢えずストックしている中古のブレーキパーツの中から、
見栄えその他も重視してこの二つを候補に。


キャリパーはGSX-R系のSPレーサー辺りから出たものと思われるニッシン製、
マスターシリンダーはシングルキャリパーに適合するサイズを検討した結果選んだ、
ブレンボ製ラジアルポンプRCS15。
二つともネットオークションで数年前に調達していた物だ。

ベルリンガーの4ポットと並んで、
ストックしているキャリパーの中では一・二を争う綺麗なモノであり、
SUZUKI車との相性も考慮して選択したが・・・。

ピストン周りもそう酷い感じは無い。

恒例となった重量チェック。

約865g也。

取り敢えず純正キャリパーを降ろし、

パッドの互換性を再確認するのだが、

ニッシン製キャリパーに着いていたパッドピンが通らない・・・。

この二種類のパッド、外寸は全く同じなのだが、
レーシングキャリパー用はそうなのか、
ベルリンガーに装着されている物も同様で、
パッドピンが太く、それに合わせてパッドの穴が拡大されている。

結構やっつけ仕事的にブレのある穴もあったので、
自分で加工する際にはブレが無い様に気を付けなければ。

仮組。

うん、似合う。

キャリパー内寸を計測。

約25mm。

純正の物はどうか?

約26mm、誤差範囲だ。

ブレンボ製の大物ボルトのネジピッチは1mmの様で、

やっつけ的にメクラ蓋に使用されていた鉄ボルトと、
現状のマスターシリンダーに使用していたバンジョーボルトを比較する。

このピッチの違うバンジョーを用意せねば。

ハンドル周りに仮合わせしてみる。

しかし結構干渉が厳しそうだ。

普段よりかなり角度を下げているのは、
スロットルボディやスイッチボックスとの干渉を確認し易くする為。

配線とブレーキラインの干渉も微妙。

試しにスイッチとマスターシリンダーの位置を逆にしてみたが、
これは収まりが悪過ぎる。

結局ギリギリの配置を狙って、
クラッチで使用したのと同じDRCのミラーホルダーで、

この位置に収めたいのだが、

前後どちらの向きが良いか?

悩ましい肉厚なのだが、
これが無いと強度確保や振動を受けてもブレ難くは出来ないか。

取り敢えずキャリパーを戻して、

ブレーキラインの取り回しを確認。

上下を逆に取回せば、何とか今の物が使えそう。

手順的にここで純正を計量する。

1kg以上なので計測不能領域に行ってしまったが、
多分ニッシン製にすれば200g以上の軽量化にはなるんだろうなぁ。

しかし此処で問題発覚。

件のニッシン製キャリパーの内側が・・・、

削れてる!

しかもキャリパーブリッジボルト辺りまで削れてるよ、オイ!

良く見ればパッドピンも削れている。


此処からは推測なのだが、
キャリパーサポートを使わずオーバーサイズのディスクを使用する為に、
やっつけ仕事でキャリパー内径を拡大したのではないかと思われる。

想定されるのは、
自分も検討しているSUZUKI中量級SPレーサー用フロントフォークで、
Gooseのノーマルディスクを使用する場合、
290mm対応のフォークに対して300mmのディスクなので、
半径5mm分キャリパーに攻め込む形になり、
こう云う状況に対してやっつけで対処したんだろうなぁ・・・。

しかしながら、こんな事をすればキャリパーの強度が低下して、
折角キャリパーサポート無しで組み上げても、
ブレーキの効力、タッチ共に悪化するのは避けられないと思うのだが・・・。
だから放出されたのか;

痛い授業料だと思う事にするが、
こんなアホな加工が施された物を使う訳にもいかないので、
このニッシン製キャリパーの使用は断念する。

そこでキャリパーを安価に強化する案としては、
ベルリンガーの物を使用する事に暫定決定。

見ての通りとても似合うのだが・・・問題もある。
此方はガチのレーシングキャリパータイプなので、
どうもダストシールは無いっぽい様に見える。
より素晴らしいタッチが見込めるかもしれないが、メンテには気を使うべきか。

ハイシーズンにはピストン揉み出し潤滑等の作業を、
月一回以上のペースで行っているので管理に問題は無かろうが、
OHのコスト等が掛かりそうで二の足を踏んでいたのだが・・・。

もう一つの問題は、付属していたキャリパーマウントボルトが、
その辺のホームセンターで手に入るステンキャップボルト的な物で、
明らかにフランジボルトの様にスラストトルクを受け止めるのに適していない事。
此処はブレンボ同様の1mmピッチのボルトが使用されているので、
またチタンボルトをオーダーするべきだろうなぁ。

新たなチタンボルト発注にも一応意味は見出せる。
今後ブレンボのキャリパーを使用する事があった場合、
APレーシングやスズキ・カワサキ車御用達の90mmピッチのフォークに、
ブレンボの40mmピッチのキャリパーを取り付けるサポートは出回っており、
この仕様でブレーキを組む場合にも役立ち、選択肢が増える。
そしてそこまでやったとしても、
新たにニッシン製新品を購入するよりは四割程度のコストで済むのだ。

とはいえもう一つ、さらに大きな問題があって・・・。

ベルリンガーのキャリパーは内寸が狭く、
ディスクセンターがズレている事が致命的になる。

見ての通りに半分程に減ったパッドでギリギリ、
仮に新品のパッドもピストンをボトムまで押し込めば入るかもしれないが、
そうすればパッドの使用限界辺りで、
反対側のピストンがシールの危険域まで出て来るかも?

こればかりは試してないと判らないが、
キャリパー自体が薄いので、ピストンシールが余程浅い位置に無い限りは、
ピストン自体も多分薄くて、シール面を飛び出さないか心配にもなる。
OHキットが高額なのも問題で、
ちょっと分解して調べてみよう、と云う訳にはいかないのだ。

場合によっては今使用している350用ディスクでは無く、
250用ディスクを使用しなければ話にならないかもしれない。
今更カタログに二年しか無かった250のディスクは、
新品中古共に調達が難しいかも・・・?

キャリパーの強化に対する問題点を洗い出した処で、
気を取り直してワイヤリング作業の特訓だ。

ワイヤをーを穴に通し、

ループさせて、

起点となる取っ掛かりを作って、

必要な長さを確認して、

撚れストッパー(仮称)を通して、

ツイスターを掛ける為の逆撚りを加えて、

捩り上げ、

あ、思いっきり長過ぎた!!


結局五回以上やり直して、
何とか適切な長さの見極めが出来る様になり始めて、
そこから適切な捩り加減を学び・・・、

何とか及第点?

ボルトを締める方向にテンションが掛かる様にワイヤーを掛け、

角で捩り上げて固定。

あとは出面をカットしてから折り曲げて、
引っかからない様にすれば完成。

オイルフィラーもやり直すのだが、

此方はシールゴムが劣化している様で要交換。

左が長年の使用でテーパー状に変形したもので、
右側の新品と交換する。

今回はドレン側から、

フィラー側にワイヤーを引いてみる。

此方でも同様の手順で作業。

オイルタンクの一部が干渉するので完全な直線では引けないが、
テンションは掛けられるのでこれで良しとする。

よりキレイに仕上がった・・・かな?
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