新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

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きたきつねさん

ステータス

日記投稿件数
425件
インプレ投稿件数
20件
Myバイク登録台数
13台
ウェビ友
45人

NC700X、奥会津林道三昧。そのいち。

ツーリング期間
2014年09月13日 ~ 2014年09月15日
車種名
HONDA NC700X
Myバイク
KITAKITUNE700
走行距離
224km

前回の日記で「NC700Xはオフ車か」と投げかけましたが、ではそんなデュアルパーパス風ロードツアラーでどこまで林道を走れるか、この3連休を使って挑戦してみました。

先月の北海道ツーリングを終えてロングツーリング装備から通常モードへ戻したKITAKITUNE700です。
今回は林道をメインに考えているので、キャンプ装備は必要最小限だけにしてあります。
そこへ林道対策としてちちんぷいぷいとおまじないしたのがこの写真。見た目、全然変わっていませんね。

今回リヤシートには娘ゆうゆに代わり、5リッタージェル缶が鎮座しています。
満タンでの航続距離が300キロ以上のNCに「なんでこんな物を・・」とおもわれるでしょうね。ちゃんと出番があるんですよ。

そうそう、キタキツネの顔を少し変えてみましたよ。
額の部分、つまりライトレンズ部上部をカッティングシートで黒塗りにしました。
シートを張った部分は、じつはライトの照射になんら関係のない「なんちゃってリフレクター」なのです。
デザイン性のためにこのような形状のライトにしているようですが、用がないので隠しちゃいました。

13日、出発の朝。
新発田から、峠を越えていくルートを進みます。
時間はたっぷりある旅なので、高速を使うことはしません。
秋晴れの田園風景を、エンジンの鼓動を味わいながらのんびりと走っていきます。

新発田の水田地帯、その名も「米倉(よねくら)」。
収穫間近の田んぼに、十人くらいの手作りガードマンが立ちふさがっていました。
帽子を深くかぶって、不敵な笑みを浮かべています。むむ。隙がない。。

阿賀町三川地域を流れる清流を、橋の上からパシャリ。
水辺の景色はなんか癒やされます。

以前の日記でも紹介しました、洞穴のような真っ暗トンネルです。
場所は国道459号線、阿賀町鹿瀬地区の昭和電工のすぐ横にあります。前回来たときは、入り口が藪になっていて「とおれんのかい、コレ」といった感じでしたが、ちょっとだけきれいになってました。

写真では明るく写っていますが、NCのライトでも暗くしか見えないトンネルのなか。
あちこちから水がしたたって、地面は荒れた舗装になっています。肝試しにはバッチリですよ。(昔はコウモリが飛んでいたなあ)

トンネルを抜け、そのまま坂を下ってくると、突然橋のあるところへ出ます。
「鹿瀬橋」とありますが、老朽化したつり橋で現在は通行できません。

鹿瀬橋から、川の上流に向かって進むと、そこにはこんな景色が広がっていました。
奥に見えるのが角神ダムです。川のへりの道ですが、ガードレールがありません。そこにはただ素晴らしい眺めが広がっています。

ダムの横の坂道を登ってすぐ、459号線に抜けます。さらに角神キャンプ場横を通る林道を入っていきます。

この林道は全線舗装されていますが、狭くて急なルートのため、慎重に登っていきます。
峠の頂上部に、展望台の看板がありました。
ここでちょっと休憩。

この展望台は「天女の花筏」と名付けられています。
展望台からの眺めがコレ。
思わず息をのむ程の絶景。
真下に見えるのが先ほど見てきた角神ダムです。
ダムを中心に阿賀野川が「U字型」に曲がっています。

「ボーーーーッ!!」
絶景に見とれていたら、不意に麓から大きな汽笛が聞こえてきました。
ああ、そうだった、ここはJR磐越西線のSL「ばんえつ物語号」が週末だけ運行しているんだった。
ここから見えていたんですね。
再びカメラを出すもSLは通過したあとで、真っ黒い廃煙だけしか写っていませんでした。

展望台からの戻りルートに、ダートがあるのが見えました。
ちちんぷいぷいのおまじないが効いているか、ここでちょっと調子を見てみよう。
このダートは近くにあった温泉保養所の横に出る数百メートル程のダートでしたが、感触は良好です!
以前よりグリップしているようです。

国道459号線を、福島方向へ進むと手彫り感の残る狭いトンネルがいくつも連続します。
なかはひんやりしていて、気持ちいいです。

国道459号を福島側へ抜けた後、さらに国道49号線へ出て、お昼時間となったので未知の液、いかんいかん、「道の駅にしあいづ」で昼食を取ることに。

これから本格的に林道へ入るつもりだったので、消化の良さげなラーメンに決定。
ここの「櫟(いちい)ラーメン」にはなんと白キクラゲが浮いています。こんなラーメンは始めてみました。
肝心の味は、まあ、ふつうでしたね。

国道49号を、混み合う会津若松市街地を抜け、国道294へ曲がり、ゆうあいパパさんが教えてくれた「背あぶり高原」へ向かいました。
山頂部にキャンプ場があるとのことだったので、どんな場所か見てみたかったのです。
ところが、突然空が真っ暗になったかと思ったら、激しい雨が叩きつけてきました。
前もよく見えない程の激しい雨、こんな時は道ばたにバイクを止めて、笹藪の中でしゃがんでじっと雨が収まるのを待っています。

背あぶり高原(最初、背脂ラーメンかと)山頂部からの眺望は真っ白な雲のなかでした。
おそらく晴れていれば、会津市街地方面の眺望が楽しめるんでしょうね。

背あぶり高原キャンプ場です。
雲がかかったなか、数名のツーリングキャンパーがテントを設置していました。
きれいに芝が張ってある、静かな感じのキャンプ場でした。いつか、ここに泊まってみよう。

背あぶり高原を、連休初日で混み合う東山温泉郷へ下り、そのまま山の方向へ道を上っていきます。
県道から右へ降りていく林道の分岐を見つけました。
さあ、ここからがいよいよ「林道ツーリング」の始まりだーーー!!

林道は、登るほどに狭く、急になっています。
路面も荒れていて、結構手強い感じです。
でも、こんな山の景色は大好き。

広めの道に合流した場所に「林道大巣子線」と書いた看板がありました。
俺が一ノ瀬戸四ッ谷林道と思って走ってきたのは別な道でした。
どうりで、昔、一ノ瀬戸四ッ谷林道を走ったときはこんな狭くなかった気がした訳だ。
今度こそ一ノ瀬戸四ッ谷林道に入ったので、改めてスタートします。

一ノ瀬戸四ッ谷林道は比較的フラットな林道です。
ところどころ、こんなストレートもあったりしてペースが稼げます。

写真では分かり難いですが、深砂利に水が流れてできた斜めの溝もあちこちにあります。
もちろん、巨体のNCはこういう場所が得意ではないので、慎重に進んでいきます。

林道頂部付近には、高い渓谷の上に掛かる橋があります。
橋を越えた向こうには真っ暗な狭いトンネルが。
しかも、そのトンネルは出口すぐにカーブがあるのでトリッキーな感じです。

15キロの林道を駆け抜け、無事、麓の集落まで出てきました。
路面変化の多いロングダートで、ちちんぷいぷいのまじないの効果が如実に表れています。というのは、ここまであんまり疲れていなかったのです。

集落入り口付近の道ばたに、子猫が座り込んでいました。
「よう、おっさん、よくきたにゃあ」てな感じでガン見してます。

国道121日光街道を移動し、田島町のスーパーで夕食を買い込んだ頃にはすでに6時を過ぎていました。
奥会津の日没は早いです。すぐに周囲は暗くなってきています。

本日の宿泊地である伊南村のキャンプ場に着いたのは7時半頃。すでにキャンプ場の好条件の場所は他のキャンパーのテントで埋まっています。
残っていたスペースはやや草が深くて芝が見えない場所でしたが、暗い中でテントを設置し、宿泊準備完了です。
このテント、昨年10月のシーズンオフ時に、ホームセンターで処分価格で購入した一人用ツーリングテントでしたが、今回初めて使ってみました。
シュラフ程度の大きさのコンパクトサイズだったので持ってきましたが、コレ、インナーテントがフルメッシュです。冷え込んだ夜には全然向いていない物をもって来ちゃいました。まずいなあ。

テントの中で遅い夕食を取り、8時、他のキャンパー達が大いに盛り上がっている頃、おもむろにバイクに跨って出発。
実は今回のツーリングでぜひやってみたかった林道ナイトラン。国道289を駒止湿原方面に曲がり、玉川林道へ入りました。
写真では周囲が明るく写り込んでいますが、実際はもっと薄暗くしか見えていません。

玉川林道は玉砂利林道。深砂利に水流でできた、あみだくじ状の複雑な溝がたくさんあります。

橋の近くには、土の流れ込みを防ぐためのこんな盛り土もあります。
普通のオフ車にとってはちょっと弾むだけの段差でも、NCには結構なスリルがあります。
コツは、直前に軽くフロントブレーキを掛け、段差に当たる瞬間、一瞬クラッチを切ります。すると何事もなかったようにスルリと通過してしまいます。

玉川林道を快走し、感覚を掴んだのでさらに欲張って大窪林道へ進もうとしたところ、入り口にゲートが掛かっていました。残念。ここで引き返し、さらに玉川林道の国道401号側出口まで夜の原生林を駆け抜けました。
夜の林道は、野生動物の宝庫です。
かわいい黄テンや、アナグマの子供などを見つけました。
その後、キャンプ場に10時過ぎに戻り、翌日に備えて就寝しました。

コメント(全10件)

パンダさん
きたきつねさん(。・ω・)ノ゙ コンバンワ!

良~い写真ばっかりで、すっごく癒されました!(*′ω`)ウワー
特に【Chapter 5】のかかしの写真は良いですね~。
私の住む土地も、昔は田んぼや畑が多くあったので、かかしは
良く目にしていたのですが、最近はそれも埋立てられ、新しい道路や
住宅などが立ち、姿を変えて行っています。
まあ、私なんぞが口を挟める様な事では無いのですが、やはりこう言う
風景と言うのは、いつまでも残っていて貰いたいな~と思った次第です。

あっ!今回の日記の趣旨とは、全く違う所に食い付きまして、スミマ
セン( ̄ω ̄;)ゞ ところで、前回もそうでしたが、きたきつねさんは
NCにオフ用タイヤを履かせないんですか?きたきつねさんくらいの腕が
あれば、林道程度だったら問題ないのかな~。前回の【Chapter 3】の写真
を見て、かなりカッ飛んでいる様子だったのでビックリしましたΣ(゚ω゚;ノ)ノ
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きたきつねさん
パンダさん:まいどです。ツーリング初日はまさに「癒し」の一日でした。でも、これから紹介していく2日目以降はどんどん状況が荒んでいきますよ!こうご期待。
「NCにオフ用タイヤを履かせないんですか?」いーい質問ですねえ。そもそもこんな林道バカがなんでNCに乗ってんの、ということになってしまいますが、「子供達とツーリングを楽しみたい」ということでNCを購入しました。もちろん、オフタイヤ着けたらもっと行けるんだろうな、と考えますが、オフタイヤにするとタンデム時にゴロゴロ感が気になるので、今のところ現状で楽しみたいと思っていますよ。
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チバアヒル(令和の馬笑)さん
おはようございます。(^o^)/

NCでもある路面が締まったダートなら大丈夫のようですね。わたしは、NCでダート経験はありません。(;^^A
会津周辺はツーリングでよく行くので、背あぶり高原はワインディングも楽しいので必ずルートに入れてます。
キャンプするなら猪苗代湖の南湖にある舟津浜が湖の浜辺の向こうに磐梯山が見えて最高のロケーションで好きです。
Chap.32-35の夜の林道って、万一の不安があってこわいくないですか。早朝の林道なら私もokなんですけど...。
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きたきつねさん
チバアヒルさん:「わたしは、NCでダート経験はありません」NCはダート走行を前提にしていないことを、俺はここで次々に暴いています。ダートを走るべきバイクではありません。でも、がんばれば越えられますよ。林道なら。
キャンプ場情報、ありがとうございます。俺、あんまり猪苗代周辺でキャンプしたことがなかったもんで。
夜の林道は熊や路肩崩落、転倒、マシントラブル、ガス欠・・リスキーなことこの上ありません。俺がかつて山形県で開催されていたレイドカムロ攻略対策として林道ナイトランを特訓したからできることで、普通の人がソロでやることではありません。ましてやNCでなどとは。
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パンダさん
きたきつねさん(。・ω・)ノ゙ コンバンワ!

私も若い頃は目を三角にして「スピード命!」とか、ほざいている時もありまし
た。その頃はその頃で楽しかったんですが、今の安全第一!を念頭に置いたバイ
クライフの方が充実している様な気がします。やはり事故など痛い思いをする事
無く、楽しく走れてこそのバイク。バイクは楽しい物だと思っていますので。
なので、【子供達とツーリングを楽しみたい】【今のところ現状で楽しみたい】と
言う思いは、大変共感出来、素晴らしい思いだと思います!(。-`ω-)ウンウン

年齢云々と言う意味ではありませんが、(私ときたきつねさんて同い年位?)
お互いずっと楽しくバイクに乗り続けられたら良いですね(。^ω^。)v

でも、きたきつねさんて、スッゲー無茶しそー(。^ω^。)
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ゆうあいさん
こんばんは。

1日違いですぐ近くまで来られてたんですねー。
私は14日に塩原温泉まで行ってました(笑)。

背あぶりのキャンプ場、無料で景色が良いのが○です。
天気が良いと磐梯山を眺めながら、東に猪苗代湖が見渡せます。

朝は猪苗代湖から昇る朝日が見られますよ。

東山温泉からの林道は、マップルで見るとK325の先から羽鳥湖まで抜けられる「黒沢林道」なんてのも有るみたいですね。

NC700Xでの林道走行、夜にもチャレンジするってのは凄いです!!
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K-Mosさん
きたきつねさん こんばんは。

キャンプツーリング、兼、林道ツーリングだったんですね!

キャンプツーリングは、私もやってみたいんです。
「危なそうじゃない?」とは言われるんですが、
大きめのシートバッグも買って、画策中です!
こちらではもう少し涼しくなってから、でしょうかね。


Chapter.7のトンネルですが、見た目、本当に通れるのか、大いに不安です……。

林道ツーリング、きたきつねさんの日記を拝見すると、
とても楽しそうに感じますし、困ったことにオフ車への興味も……。

夜はハードルが高くなりそうですし、どうぞお気をつけて。


それにしても、猫さん……。
仔猫とは思えないくらい、根性座った目をしておいでですね。 (^∀^)
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きたきつねさん
パンダさん:俺も20代の頃はエンデューロレースに萌えて、もとい燃えていて、ひとりでも多くのライダーをぶち抜くことに喜びを感じていましたが、40半ばにいたりおっとりと風景を楽しむ枯れ果てたおやぢライダーとなり果てました。
だけど、バイクの楽しみは人それぞれ。おっとり走っていても、楽しいものは楽しい。それで満足なんですよ。
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きたきつねさん
ゆうあいパパさん:お!ニアミスでしたか。塩原なら、山向こうすぐでした(笑)。
教えていただいた背あぶりキャンプ場、良い場所でした。これで無料とは、ツーリングライダーには魅力的です。
「朝は猪苗代湖から昇る朝日が見られますよ。」キャンプならではの贅沢な瞬間ですね。ゆうあいさんが来てるときに、行ってみていいですか(当日の自分の都合がまだ分かりませんが。)ゆうあいさんとは、一度あってお話ししてみたいです。
「黒沢林道」だいぶ前のことですが、黒沢林道から一ノ瀬戸四ッ谷林道へ繋いで走って来たことがあります。今回は周回すると夕暮れまでに出てこれそうにないので、パスしましたが。
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きたきつねさん
K-Mosさん:おしい!林道ツーリングのためのキャンプだったんです。あ。どっちでもいいか。
「キャンプツーリングは、私もやってみたいんです。」楽しいですよー。特に夜の宴は。満天の星空を眺めながら、チビチビすする日本酒の旨いこと。でも、沖縄ってハブがいますよね。夜は気をつけなきゃいけないのかな。
あと、さすがネコ好きK-Mosさん。ネコを見る目がありますね。あのネコ、まだちっさい子供なのに、眼光鋭くて野生のキタキツネみたいな目つきをしていました。俺も気に入りましたよ。
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