新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

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セッキーパパさん

ステータス

日記投稿件数
28件
インプレ投稿件数
5件
Myバイク登録台数
2台
ウェビ友
2人

エンジンの元気を取り戻せっ!!

車種名
YAMAHA DT230 LANZA [ランツァ]
Myバイク
島風(しまかぜ)

今日は台風9号がガンガン近付いている感じで、横殴りの雨が降ってます。
って事は数日前からヤバいんじゃね?、バイクなんかいじってる場合じゃないんじゃね?、って思われたので、夏休みを有効?に使うべく台風来る前の昨日、ランツァ君の解体作業をやっちゃいました。
何だかこの頃のランツァ君は(気温上昇のせいか)4500rpm~6000rpmで妙にボコつくし、ピークパワーも落ちて来ている感じだし、全燃焼系のメンテナンスに踏ん切りました。

メンテメニューは...
・エアクリーナーボックスとエアエレメントの掃除と交換
・キャブレーターのオーバーホール
・エンジンの腰上オーバーホール
・チャンバーの内部を含めた大掃除
・サイレンサーのグラスウール交換

これだけやれば、見た目はともかく新品同様になるんじゃね?って今からワクワク。
そして、ランツァ君はメンテナンス定位置にセットオン!!

前々から気になっていましたが、排気デバイス(YPVS)のカバーの水抜き穴から噴出したと思われるオイル(排気ガス)でその下のホースがギットギトになってます。
何だか、ひどくなってるなぁ...
ひょっとしたら、ココにエンジン不調の原因があるかもですね。
(写真の右上の丸いのがYPVSのカバーです)

タンク外して、シート外して、カウルを外して、まずはバッテリーを外します。
バッテリーを外す場合は、マイナス端子から外しましょう。
プラス端子から外すと、ドライバー(レンチ)がシャーシに触れた時、バチッ!!っとなって、ビックリしちゃいますから。

んでもって、
1.チャンバー+サイレンサーを外します。
2.クーラントを抜きます。
3.エアクリーナー+バッテリーケースを固定しているボルトを外すして後ろにグリグリっとずらします。 (キャブ外すしが楽になります)
4.キャブを外します。
5.シリンダーブロックを抜き取ります。
6.ピストンを外します。
7.エアクリーナー+バッテリーケースを外します。

そんな感じで、作業を進めてみました。

まずはクーラントを抜きます。
最初にドレインボルトを外してから、ラジエータキャップを外します。
ドレインボルトを外しただけだと、クーラントがチョロチョロ出てくるだけですが、先にキャップを外しちゃうとボルトを外した瞬間、イキナリ勢い良くクーラントが出て来ちゃうんで、びしょびしょも覚悟しなけりゃいけませんからね。

この前交換したばかりだから、キレイな色してやがる..
もったいないなぁ..

さぁ~キャブレターを外しましょう。
それにしても、狭い所にキャブが挟まってて単気筒のクセしてメンテ性悪いですなぁ~
しっかし、汚いなぁ…サビサビだし…

エアクリーナーボックスを止めているボルトを外して、グリグリと後ろ(右側)にずらして、キャブのIN側を外します。
IN側がフリーになったら、グニグニしてキャブ本体を外します。

手前のこちらを向いている穴はエアチャンバー取り付け口です。

ほい。外れました。

んにしても、汚い ('Д')

さあ、シリンダを外す為に排気デバイス(YPVS)を外しましょう。
ケーブル2本でつながっているのがYPVS一式。
上の黒いケース(実はゴム製)にサーボモーターが仕組まれていて、下の丸いのが排気をコントロールするバルブを回すプーリーが入っていて、2本のケーブルでコントロールしてるって構図なんですね。

ここで衝撃的事実が!!

バルブ側のカバーを外したら、ボルトで止まっているハズのYPVSプーリーがボルトと一緒にポロッと飛び出して来てしまいました。(コントロールバルブとプーリーが固定されていない状態)
ワイヤーからプーリを外して良く見てみると、本来ならプーリーで押さえられているオイルシール(赤矢印)が排圧に負けて飛び出している状態。
これじゃぁ正常に排気がコントロール出来ないからボコ付くしパワーも出ないわなぁ..
未燃オイルが噴出して来るのも十分わかるわぁ..
排気バルブはどの位置(どのエンジン回転域用)で止まっていたんだろう?

※本来オイルシールはケースと面一で収まっていたと思われまする。

本丸のエンジン腰上を抜きます。
そこらへんにつながっているホースを外しまくって準備します。
シリンダヘッドは歪まない様に星形でボルトを緩めて行きます。
ってこのボルト、かなり固く締まっていて、正規トルク(2.2kg.m)を超えている様でした。
…5本中4本が緩む瞬間カキッ!!っと素晴らしい音を奏でていましたww

おじさんが後で、適正トルクで締めてあげるから待っててねぇ~♪

軽くプラハンで叩くと
ほい。外れました。

意外にもガスケットは癒着も無くキレイに分離されました。
前オーナーのメンテ時、グリスでも塗ったのかなぁ~…
さあ、次はシリンダブロックですわ。。。

って、写真ではYPVSのケースがシリンダブロックに付いてますが、コレを外さないとシリンダは外れないのが、作業中に判明しました。

ほい。外れました。
シリンダヘッドのボルトはキチキチだったのに、このシリンダブロックのネジはククッっと緩んだので、適正トルク(2.8kg.m)な締め付け具合な様です。

にしても、このシリンダブロックを抜くのは一苦労。
ピストンの下死点は当たり前にしても、クリアランスは1mmも無いのでは?って感じで、シリンダ下部のスカート?がピストンリングに掛かっている状態で斜め後ろに(10度位)寝かせて(この時点でスタックボルトとシリンダは分離しています)、グリグリすると外れました。

入れる時、反発が元気な新品リングだと大変そう。

で、ピストンも抜いちゃいます。
… 普通にピストンピンは抜けました。

シリンダヘッドのガスケットはキレイに剥がれたのですが、こちらは、ガスケットが若干残っている感じ。
エンジンブロックはメンテ中、駐輪場に置きっぱなしになるので、この場でキレイにしちゃいます。

ウエスで異物がエンジン内に落ちない様に養生してから、100均スクレパーとオイルストーンでカリカリ..ニュリニュリっとします。

ほい。

まあまあキレイになりました♪

勢いで、リードバルブを外しちゃいます。
エンジン側に張り付いたガスケットは再利用出来そう♪(放置とも言います)
…ボルト4本で、あぁ~簡単♪

作業中の写真は撮り忘れましたが、エアクリーナーボックス(赤矢印部分)も外しちゃいます。
で、このボックスはリアタイヤの上を滑らす感じで後ろに引っ張って外すのですが、コレが曲者で、プラ製のボックスの左側にあるタッピングビス止めのフタっぽい部分をこの場で分解しないとフレームに引っかかって抜けないんです。
それに、内2本のビスはサスで隠れて素直にドライバーを受け付けないし...
こんな所でネジザウルスのお世話になるとはね。。。

あと、エンジンオイル(2stオイル)タンクのボルトも緩めてガタガタにしないと、干渉しまくってました。

んで、ほぼ肉抜きになったランツァ君です。

けっこう、男前って思うのは私だけでしょうか?

部屋での各部品のメンテが終わる迄、駐輪場で仮眠を取りますので、タンクとシートを乗っけてみます。

究極のスカチューンですね。

ホムセンで見つけた、塗装用養生テープ(コロナマスカーっとか言うらしい)で、雨風をしのげる様に囲みます。
布粘着テープにビニールシートが最初から付いてるスグレ物で、養生が超ぉ~楽ですよぉ~♪

これで、バイクカバーを掛けておけば、かなりの雨でも大丈夫でしょ。

抜き取った部品たちを記念撮影。

あっ..チャンバーとサイレンサー忘れた ('ω')

真夏の炎天下作業でしたので、ランツァ君を駐輪場に置き、メンテ場所(駐車場)を片づけたら、プラ部品と一緒にお風呂にダッシュです。
全行程で3時間半。いぃ~タイムではないでしょうか?

※これから、各メンテ作業チビチビUPして行きます。

しかし、うちのお風呂汚いなぁ....
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コメント(全4件)

ビッケさん
クーラントちゃんと処理してますか? 道路に流してるように見えるのですが?
産業廃棄物ですよ・・・・・。
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セッキーパパさん
ビッケさんこんにちわ。

クーラント抜きは自分の(借りているマンション内の)駐車場になります。
以前、この場所でメンテする事をマンションの管理人さんに伺った時に、オイルはマズイけれどクーラントは後でシミが残らない様にすれば流していいよ♪って言われていますので、気にせず流してます。
…本当にソレでいいのか?はさておき。。。
ちなみに、産業廃棄物とは事業者が捨てる時の事かと...業務上となるとこの手の物の扱いは各段に厳しくなりますよねぇ。
  • (0)
  • 返信
廃棄屋さん
えい、産業系一般廃棄物処理になりますので営業所ほど厳しい罰は有りませんが御法度です。最寄りのガソリンスタンド、固形化し可燃ゴミとして捨てましょう。
防腐剤等は人体に有害です。

古い投稿ですので完結していると思いますが、今後処理に困った人に役に立てば…
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廃棄屋さん
防錆剤の間違えです。
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