いや~久しぶりに晴れ!昼前に出発!しかし東名高速の集中工事で神奈川の道は何処も混雑していて国一で海岸まで出るのに一苦労・・・西湘から箱根の駅前を通り御殿場に下りる予定が、箱根の駅前は春休みと外国からの旅行者で全然進まずに箱根新道で山の上に!こんな所まで渋滞か?山中湖の周りにはまだ雪が!寒い寒い・・・道志の道の駅に4時半・・・寒いよ~
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この3連休の中日、なんとか香川県のバイクショップでサーキット走行用レーシングブーツとヘルメットを買えないものだろうかと思い、商品チェックのために先週に引き続き香川県高松市へ。 高速は乗れないため毎回下道移動なのだけど、画像で示すこの香川~徳島ルートがかなり走りやすく、ぶっちゃけ苦じゃなく楽しい。この日だけで合計200kmぐらい走りましたが、まったく平気な体になってしまった。私のトレーニング計画は順調のようだ。 2週連続で徳島 -> 香川・高松市-> 徳島・神山町でワインディングを楽しんだのだけど、車は少なく、休憩ポイントも多く、気持ちよく走るための日帰りツーリングコースとして個人的にはベストか ・・・
CB1100Rのエンジンをオーバーホールしていますが、シリンダーヘッドを分解している時に、バルブガイドのガタが大きいことに気が付きました。早速、ガタの測定をしてみます。サービスマニュアルでは、バルブガイドの内径とバルブステムの外径を測定して、その差をガタとみなすのですが、楕円に摩耗したバルブガイドの内径を測定するのは難しいので、バルブをガイドに差して直接ガタを測定します。ガタは0.8mmもあり、桁外れのガタでした。バルブガイドの打ち換え決定です。ガイドの打ち換え方法は、サービスマニュアルでは叩いて抜いて圧入するとしか書いてなく、簡単そうですが、実際にはそんなに簡単にはできません。バルブガイドは ・・・
バイクはトレーニングと割り切っていたので、走りやすい道を開拓した後は、あまり新しい道を開拓していませんでした。とはいえ、マンネリ化するのも良くないかなと思い、新しい道を開拓するついでに、まだ訪れていない道の駅をチェックしていこうかということで、今回は「道の駅 第九の里」に行ってきました。 ここに訪れる手前のところで野生の猿をみかけ、こりゃとんでもないところかも・・・と少し不安に。 詳しくは以下のサイトを参照していただきたく。 道の駅 第九の里https://www.daikunosato-bussankan.jp 道の駅(第九の里・鳴門市)https://www.city.naruto.tok ・・・
CB1100Rのエンジンオーバーホールで、最大の難関といえばシリンダーの取り外しです。スタッドボルトとシリンダーの間に砂利が入ったり、錆びてしまったりして固着しているのが原因です。いちばん手っ取り早い方法は、スタッドボルトを切削してしまう方法です。しかし、これは機械加工屋さんにお願いしなければなりません。ショップレベルでできる方法は、地道にスタッドボルトの固着を取るしかありません。固着を取るには、衝撃を与えるのが効果的です。ダブルナットを掛けてインパクトレンチで緩めれば、少しずつですが砂利が取れていきます。注意しなければならないのは、延長パイプなどを使って力技で緩めようとすると、スタッドボルト ・・・
CB1100Rのエンジンを降ろします。1100RはFと違って、フレーム右側のダウンチューブが溶接されていて外れないため、オイルパンを外さないとエンジンを降ろすことができません。オイルパン、オイルストレーナー、オイルパスボディなどを外すとクランクケース下面は真っ平になります。オイルパンの底には、たくさんの異物がありました。砂利はオイル注入口から入ったと思われます。オイル注入の時には、注入口の周りをしっかりと清掃することが大切です。エンジンは車体の右側に降ろします。1人がカウルステーを持ち上げていて、2人でエンジンを降ろします。カウルステーを外さなければ、配線を外す必要がないので工数短縮になります ・・・
当店では、エンジンオーバーホール後の1,000km点検を工賃無料で行っています。ヘッドナットの増し締め、カムチェーンの調整、バルブクリアランス測定、圧縮圧力の測定、オイルストレーナーの清掃、ドライブチェーンの調整、各部の増し締め。一般的には、慣らし後にエンジンオイルの交換をするだけでしょうが、当店ではこれだけの項目を工賃無料で行っています。まずはエンジンオイルを抜いて、オイルパンを外します。オイルを抜いている間に、ヘッドカバーを開けてヘッドナットの増し締めを行います。カムチェーンの調整は必ずヘッドナットの増し締め後に行わなければなりません。ヘッドナットを増し締めすると、僅かながらカムチェーンが ・・・
CB1100Rのエンジンオーバーホールをやるのですが、当店ではエンジンを降ろす前に現状確認の診断をします。まずは、お客さんに詳しく問診をします。オーバーホールをするわけですから、オイル消費が多いとか、オイル漏れがあるとか、何かしらの症状があります。カウルとタンクを外して、オイル汚れを確認し、きれいに拭き取ります。それからエンジンを始動します。お客さんからは、ヘッド左側のオイル滲みを聞いていましたので、そのあたりを注意して見ながら暖機します。特に左側からのオイル滲みは確認されないので、どこかで漏れたオイルが伝わってきていると思われます。しばらく暖機していると、短いカムチェーンのテンショナーのプラ ・・・
題名に入れませんでしたが、リターン後13回目(香川県高松方面)ツーリング。さて、先の日記では冬物ライディングウェアを買うために、直売店舗に行ってきた話を記録したのですが、その距離は往復で約 200km。GSX-R125は原付二種、高速は乗れませんので下道で行ってきたわけですが、さすがに後半息切れしました。 運転中「これはやばい」と感じたのが「集中力の低下」です。おそらく疲労によるものだと思いますが、意識すれば集中力は回復するもの、油断すると意識が薄れていることも感じました。リターンライダー勢で、長距離ツーリングや疲れが残っていると感じながらのライディングは、こまめな休憩を入れることを強くおすす ・・・
ヘッドを乗せたら、カムシャフトを組み付けます。バルブタイミングを間違えると、エンジンを壊してしまうので、慎重に確実に作業します。CBのエンジンは、カムチェーンが2本あります。クランクシャフトとエキゾーストカムシャフトをつなぐ長いチェーンと、エキゾーストとインテークカムシャフトをつなぐ短いチェーンです。まずは、エキゾーストカムシャフトから取り付けます。テンショナーをいっぱいに緩めた状態で固定して、カムチェーンの遊びを大きくしないと、カムスプロケットにカムチェーンを掛けられません。1番が圧縮上死点になるようにピストンとカム山の位置を合わせます。両端のカムシャフトホルダーを取り付け、均等に締め付けて ・・・
腰下が完成したら、腰上の組み付けに入ります。4気筒の場合、2番3番のピストンからシリンダーに入れていきます。注意することは、ピストンリングを損傷させないことです。今回は、750FのSTD62mmピストンなので、ホンダ純正のピストンリングコンプレッサーを使っています。また、ピストンの首振り防止のため、ピストンの下に首振り防止のSSTを入れています。シリンダーにピストンを上手く入れるコツは、ピストンリングをしっかりと縮めることと、ピストンの首振りを防ぐことです。2番3番が入ったら、1番4番を入れます。4気筒とも入ったら、クランクシャフトが軽く回るか確認します。次はヘッドです。ヘッドはシリンダーとは ・・・
CB750FBのエンジンオーバーホール、腰下組み付けです。組み付け前に、ミッションのベアリング交換やメタル合わせは済ませてあります。エンジンオーバーホールに限らず、部品の組み付けにはボルトの締め付けが関わってきますが、特にエンジン腰下、クランクケースの締め付けには上下で32本のボルトがありますので、締め付けはとても重要です。当店では、トルクレンチはダイヤル式のものを使用しています。もちろん、メーカーでの定期校正もしっかりと行っています。クランクケースのような大きな部品は締め付け加減によって歪みが出やすいので、締め付けトルクと締め付け順序はとても大切です。歪みが出てしまうと、メタルの偏摩耗などが ・・・