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maroさん

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怪しい中華リチウムバッテリーに交換

車種名
SUZUKI GSX1100S カタナ (刀)
Myバイク
カタナちゃん♪
作業工賃
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(h)
単価
(税抜)
金額 消費税 メモ
小計 (課税分) ----
消費税 ----
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値引き ----
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2年前に交換したACデルコのバッテリーがお亡くなりになってしまいました。

この間にグリップヒーターが装着されたのもあり、ショボい鉛バッテリーでは正直な所、容量が足りておらず、ライトとグリヒを使っている状態では電圧降下が著しく、グリヒに付いている簡易的な電圧計で10.8V程度まで下がってしまう始末(アイドリング状態)

本来ならば、レギュレーターを今どきの車両からスワップしてからなんでしょうけれど、とりあえずこのヘタれた純正レギュレーターで、神経質なリチウムバッテリーをきちんと充電できるかを試してみようと思いまして、人柱気分で3台分購入(CB1100RとNX650ドミネーター用)しました。

数年前に比べて安くなったとはいえAZやらSKYRICHのバッテリーは3台分まとめてとなるとさすがに手が出せず、某通販サイトで売っていたPERFECT POWERなる中華ブランドのものを購入しました。カタナと1100R用のYTX14L-A2相当が1.3万位でドミ用のYTX9-BS相当が0.8万位…ううむ…何だか安くて怖いぞ^^;

箱から出してみると、大きさは鉛バッテリーとほぼ一緒、重量は1/3程度かと…さすがに軽いです。外観はパッと見安っぽくないのですが、端子の部分が結構チープな感じなのと、受けのナットを使わず直接電極にネジが切ってあるので、ナメた時が怖いですね。上面に電圧計っぽいものが付いていて、箱から出した直後で14.3Vの表示、デジタルテスターで測定してみると14.27V、そこそこ正確な数値と思われます。

適正な充電電圧が13.6~14.9Vの範囲なのですが、カタナに装着してE/Gをかけてみたところ、ライト&グリヒON+3000rpmで表示電圧が13.5Vと微妙に足りていない…充電できるのか?これ

始動性はさすがに良さそうな感じですけど、旧車でまともに使えるかは今のところ未知数。要経過観察ですね。

使い始めて一月半経過しました。今の所、トラブルは皆無で3台共、快調に動いています。

3台共通→スターターの回りは安定しています。
走りっぷりは変化無し。

1100R姫→スターターの回りがいいのはバッテリーのお陰と言うよりもスターターのO/Hが功を奏していると思われます。
ライトの明るさは特に変化なく、ブレーキを握ったり、ウィンカーを作動させると、メーター照明がチラチラ暗くなるのは相変わらず。これらは配線の経年劣化が原因と思われるので、良くも悪くも明確な変化はないです。


カタナちゃん→グリヒの電圧表示が概ね従来の+1Vになり、ライトON+アイドリングでの電圧が降下するペースも穏やかになり、心理的な安心感は増しました。


ドミ号→ライトON+アドリングでは電力不足でグリヒ(ホンダ純正オプション)が機能停止ギリギリ位だったのが、割と安定して動作してくれています。


標準の鉛バッテリーに比べて、確実に電気を溜める容量は増えていますね。
ただし、ジェネレーター交換などで発電量が増しているわけではないので、長時間の渋滞とかでは、バッテリーそのものに充電されにくい(充電可能な電圧が鉛バッテリーに比べてやや高い)ですから、旧式のバイクで何も考えずに使っているといきなりバッテリーあがりを起こす可能性はあります。
レギュレーターを高性能なものに換装するか、簡易的でもいいので電圧計とかを装着しておいた方が、無用なトラブルを避けられると思います。

耐久性については未知数ですけれど、価格を考えれば悪いものではないと思いますよ。

交換後、半年が過ぎて、ある程度見えてきました。

結論から書きますと、旧型のバイクとの相性は良くなかったです。

1100R:交換後3ヶ月でバッテリー死亡

カタナ:交換後5ヶ月でバッテリー死亡

ドミネーター:今のところ健在だが、満充電時の端子電圧は14.3V→13.3Vに低下


使用過程で感じた点

長所
(1)短時間に大量の電気を取り出すのは鉛バッテリーより圧倒的に優れているので、スターターの回りはとても良い

(2)それ故にグリヒ等の電力消費の大きい電装品の動作は安定する傾向がある


短所
(1)とにかく充電電圧がシビアで13.6V以下では充電されず、14.9V以上になるとバッテリーが痛んで満充電時の電圧が下がっていく(容量が減っていく)

(2)死亡直前まで大出力で電気を取り出せるのはありがたいのだけれど、端子電圧が12.0Vを切った辺りで内部の安全装置が発動し、内部回路を遮断してくるので、走行中にいきなりエンジンが止まってパニックになる(((( ;゜д゜))))アワワワワ


どうでも良かった点
(1)軽さは私には体感できるレベルではありませんでした。元々バッテリーは車体の中心近くに設置されているので、軽くしても運動性能の向上を体感しにくいです


感想

旧型車両故に、レギュレーターの性能がそれほど高くないので、デジタルテスターでは電圧が許容範囲内で収まっていても、オシロスコープなどでチェックした場合は瞬間的に上限を超えている瞬間があったのではないかと考えています。1100Rとカタナに関しては比較的最初の段階にアナログテスターでチェックした際、E/G回転数が一定でも針に振れがあったので、気にはしていましたけど、ここまで逝くのが早いとは^^;

ドミネーターは今のところ健在ですけれど、性能低下が始まっているのは間違いないので、どこまで使えるか人柱継続中w

現在のインジェクション式のバイクならば、ECUに供給する電気に高いレベルでの安定性が求められているので、私のような事にはなりにくいと思われます。
過去にVFR800(2型)で別メーカーのリチウムバッテリーを3年ほど使用しておりましたが、全く問題ありませんでした。
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コメント(全15件)

無印欠品さん
はじめまして
中華リチウムというきわどいアイテムを興味深く拝見させて頂いてます。
Amazonの商品説明を見ても、14L-A2相当としか書かれておらず、容量わかりませんね。もっとも中華の電池容量なんて表示もあてになりませんが。
レギュレータを今時のものに換えるとのことですが、ここの説明を見るかぎりは、開放バッテリ用レギュレータの方が合っているかと思えます。
ttps://esk8.jp/2019/08/04/lifepo4%E3%81%AE%E5%82%99%E5%BF%98%E9%8C%B2/
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maroさん
コメントありがとうございます。

当方も充電池については一般の整備士程度の知識しか持ち合わせておらず、教えていただいたページも最初は( ̄▽ ̄) ???だったのですが、何度か読み返してある程度理解できました。なかなかに興味深い解説ですね。

付き合いのあるバイク屋さんに聞いてみたら、最新のバイクですと低回転から15V付近まで上げることが出来るレギュレーターもあるみたいです…が、過充電厳禁のリチウムバッテリーにそこまで負荷かけるのも怖いし、満充電までいかないまでも、今のところは安い鉛バッテリーよりは安定して電気を取り出せているので、現状のレギュレーターの発熱具合を観察しながら、ダメそうなら交換を考えようかな?といった感じです。

レビューでも書いていますが、ALLIANTいうメーカーのリチウムバッテリーを使用したことがあります。数年前にVFR800+ホンダのスポーツグリヒ+4000円中華バッテリーwの組み合わせで電圧が安定せず、そのバッテリーに交換したことで良い具合に作動してくれたので、容量と安定性という点でリチウムに期待しています。仰るとおりに中華の容量なんぞアテに出来るモノではないですけどねw

今のところはカタナも併有車のドミネーターもライトON+グリヒMAX+アイドリングで安定動作してくれています。
特にドミネーターに装着しているホンダ純正OPの汎用グリヒは下限電圧がシビアで、アイドリング状態ではほぼ機能不全を起こしているのですが、きちんと動いてくれています…電圧は面倒なので測定していませんけどw
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無印欠品さん
maroさん、過去にもLiFeバッテリーをお使いとのことでクセをよくご存じそうでw
LiFePo4製品は4セル直列構成というところが魅力的ですね。出力電圧/電流ともに鉛バッテリより大きくて、セルがよく回りそう。
走行充電のレポートなど、期待しています。
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軽量化以上に体重が増えたさん
FETレギュレターへの交換はたぶんしないほうが良いです。
一時やってたんですが、ウェビ友の整備大好きさんのカタナのコイルが焼けたので止めました。
カタナのコイルは現代のコイル銅線よりすごく細いんです、負荷がかかると焼けるという結論に至りました。
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maroさん
>軽量化以上に体重が増えたさん

コメントありがとうございます。

高い電圧で安定してまとまった電気をバッテリーに押し込める=ステーターコイルがより一層頑張る→発熱してステーターコイルが断線やレアショートする ということですよね?

私もその辺が気になっていたので、現状のレギュレーター(恐らく社外品、もしくは流用)が壊れるまでは、電圧計とにらめっこしながら走ることにしております。現状のレギュレーターはバッテリーの端子電圧でせいぜい13.8Vが関の山なので、この位ならあんまり負担もかからないかな?と判断して使用しています…が、リチウムバッテリーにきっちり押し込むにはちょっと力不足らしく、ライトONで低速走行を続けていると、バッテリーが電圧降下を起こして保護回路を発動させることがありますよw

信号でストップしたときにいきなりエンスト&電源が落ちますw まぁ一旦キーをオフにしてしばらく待てば、保護回路のシャットダウンは解除されて、E/Gの始動くらいは出来るので問題ないですけど。

古いバイクにはやはり鉛バッテリーの方が相性良いですね。
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無印欠品さん
maroさん、軽量化以上に体重が増えたさん こんにちは
ステーター断線は、FETレギュレータが充電を止めている間レギュレータとステーターの内部抵抗で余剰電力を消費しているので、FETレギュレータが高性能なため内部抵抗が高いステーターが焼ける、という現象と理解しています。

私は、FETレギュレータ出力(13.8V)を常時点灯ヘッドライトに、昇圧回路(13.8V->14.6V)を通してLiFePoを定電流充電、とするのが良いかもと考えています。こうするとレギュレータはバッテリに関係なく常に負荷電流が流れ、LiFePoも満充電でき、セル起動時にヘッドライトは消灯し、ととても都合が良い。
いつか安いLiFePoを入手したら、やってみたいのですが、まだまだ高いですね。。。
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軽量化以上に体重が増えたさん
カタナでFETレギュを既設位置に入れるとヒューズボックスを車体内部に移設となりました。
配線はそのままでもできましたよ( 〃▽〃)
ぜひ人柱にやってみてください(笑)
焼けなければまた基に戻せるように残ってますから(///∇///)
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軽量化以上に体重が増えたさん
もう一つ問題がありました
開放型バッテリーでしたが、液が減るのが早かったです(ToT)
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maroさん
>無印欠品さん

なるなる、頑張らせて発熱ではなく、止められて発熱するんですね?

昇圧回路をかませるプランは面白そうですね!併有車の1100Rの火花がショボイのでバッテリー~点火コイル間にかませてみようと考えたことはあったのですが、エンジン回転に合わせてめまぐるしく消費電力が変わるところだけに回路が壊れるんじゃないかという不安があったのと、ホットイナズマ的な大容量コンデンサーの方が電流は安定しそうだよなぁ~という2点で導入をためらっていましたw

カタナについては現状ではバッテリーに押し込む力が微妙に足りていないので、ある程度安定した電流を要求されるバッテリー向けに取り付けた方が相性は良さそうですね。
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maroさん
>軽量化以上に体重が増えたさん

そりゃ押し込む電圧が安定して高くなる訳ですから、液減りは進みますよ。内部でシュワシュワやらかしている電解液がフレームに付着しそうで怖いですね。
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無印欠品さん
軽量化以上に体重が増えたさん
FETレギュレータにしたらバッテリー液が減るのは面白いですねぇ。普通は開放型バッテリー用レギュレータに密閉型バッテリー繋いだ時なんかの現象なんですが。

maroさん、バッテリー~点火コイルの昇圧ですが、消費電力が変わるといっても相手はコイルなんでゆったり変化です。多少ガクガク電圧変わっても積分されるので大丈夫ですよ。ちなみに昇圧回路の出口はホッ〇〇ナズマを付けたのと同じです。抜けの良いコンデンサがぶら下がっていますので。

レギュレータですが、カワサキ車のレギュレータは電圧検出端子があるので、ちょっと高めのような設定できるみたいです。
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無印欠品さん
こんにちは
ここ数年コロナのせいで乗れず鉛バッテリーを補充電で延命していましたが、つい先日あがりぎみに。じゃあそろそろLifePo参戦するかと思い、こちらの経過を見に来ました。あらら、旧車との相性はよくなかったですか。

>充電電圧がシビアで13.6V以下では充電されず、14.9V以上になるとバッテリーが痛んで満充電時の電圧が下がっていく(容量が減っていく)
>端子電圧が12.0Vを切った辺りで内部の安全装置が発動し、内部回路を遮断してくる

なるほど、これはLifePoのBMS(バッテリマネジメントシステム:保護機能)が良い仕事している(LOスレHIスレ検出)裏返しでもありますね。

他の方の「変えてみました」だけのリポートとは違い、課題はとても参考になります。

充電電圧だけで見ると、旧車バイクのレギュレータ設計電圧に、今時バイクの密閉型バッテリーの設計電圧より理があると思うのですが、現実的にはそれだけではないということですね、ふむふむ。

某国産の安いバッテリーを購入したら、自分のところでも試してみようと思います。
(今現在ちょっと円安がきつくて、某国産といえど軽く買えない~~)
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maroさん
お久しぶりです

ドミネーターに装着した分は、未だに快調で先日チェックした際には12.8Vの表示でした。
3年半経過していますから「怪しい」中華バッテリーではなかったということですねw


>なるほど、これはLifePoのBMS(バッテリマネジメントシステム:保護機能)が良い仕事している(LOスレHIスレ検出)裏>返しでもありますね。

>充電電圧だけで見ると、旧車バイクのレギュレータ設計電圧に、今時バイクの密閉型バッテリーの設計電圧より理が>あると思うのですが、現実的にはそれだけではないということですね、ふむふむ。


私見ですが、「安定した範囲内の充電電圧」が必須なのではないかと考えております。

これの装着をした後に、カタナの充電系ハーネスのメンテナンスをしていて気が付いたのですが、私の乗っていたSE(恐らくライトのON/OFFスイッチが装着されているモデル全て)はライトOFFの状態ではジェネレーターからレギュレーターに入るのは3波のうち2波だけで、レギュレーターを通して出てきた電気はアナログな回路ならばいざしれず、繊細な回路には厳しかったのかな?と考えております

1100Rに至っては常時3波で入るものの、0~2500rpm位までは電圧が全く安定せず、LEDの照明類はチラチラしているので、鈍感な鉛開放バッテリー以外はダメと判断しております。←レギュレーターやハーネスを整備しても多少ましになる程度でしたw


リチウムバッテリーの取説には、大抵装着前の充電電圧の確認が記載されていますが、それに加えてシールドタイプのMFバッテリーが標準で採用されていることも記載されていれば、私のような人柱も減るのではないかと考えております。

ご参考までに
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無印欠品さん
こんにちは
3年間安定動作し続けているのは優秀ですね。玉石混載中華品の中で玉でしたか。
ドミネーターの、何が違うのでしょう?とても気になります。31600-MAN-621でしたっけ、情報が出てきませんね12V/35A/SCRということしかわかりませんでした。
もしかすると、同じサイリスタ式レギュレータでも、電圧の制御が違うのかなぁなんて思います。興味深いです。逆に考えるとドミネーターのレギュレータを他車にも持ってくれば...なんて

自分的には、レギュレータの電圧検知線を引っ剥がして、レギュレータの後ろにDC-DCコンバータ1段噛ませて、その後ろで電圧測るのがBestかと。もっともこうするなら、Open型のレギュレータになりますがね。
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maroさん
こんばんわ

2or3波整流していた変態メーカーw製のカタナは置いておいて、ドミと1100Rの違いは

ドミ:永久磁石式のローター
1100R:巻き線式のローターで励磁するための電気はカーボンブラシを介して供給

でした。

1100Rの方は恐らく(調べていません)レギュレーターからの電圧信号に応じて励磁電圧を上下させているのでしょうけど、まぁ古いバイクなので励磁そのものが不安定なんだと思います。

ドミのレギュレーターはごく普通のタイプです。MOSFETとかではないですよ。バッテリーに10年位前につけた大容量コンデンサーが付いているくらいです。

1100Rが励磁そのものが不安定・カタナは2or3波整流というアクロバティックな技に加えて3本目のハーネスの抵抗大で3波状態でもなんだかんだで積分しきれない不安定さがあったのではないかな?というところではないでしょうか?

レギュレーターそのものがそれなりのものが付いていたとしても、ステーターコイルから出てくる3波交流波がきれいでないと整流後もそれなりになってしまうのではないですかね?
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