新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

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きたきつねさん

ステータス

日記投稿件数
425件
インプレ投稿件数
20件
Myバイク登録台数
13台
ウェビ友
45人

ゲロトレ総力大感謝祭!

ツーリング期間
2015年10月10日 ~ 2015年10月10日
車種名
HONDA CRF125F
Myバイク
ハードアタッカー

nnm君からの消臭令嬢もとい召集令状。
今年最後のゲロトレ総決算。今年最凶にして最悪の難関が目前に立ちはだかります。

今回はいつにも増して刺激的です。なのでR20指定。

あなたは、20歳以上ですか?

Yes→下へ進む
NO→退室願います

4時半まだ真っ暗。
10月も半ばにさしかかると陽が短くて、この時間では早朝というより夜中、と感じます。

ハードアタッカー鎮座。
自作タイヤストッパーを使用し、座りがよくなりましたよ。

集合地点「未知の液 しもごう」到着。どぴゅ。
連休初日で高速道が混雑していると思いきや意外にすんなり到着したので、車内にて一時間ほど休憩。

赤鬼到着。トレーラーのターンは変態。もとい大変。
目的の林道近くの広場にトランポを駐車しました。

俺もホワイトベースからガンダムを降ろします。
その後速やかに戦闘準備を整えました。

nnm君、難攻不落のKS林道突入に備え、テラ○ォーマーズみたいに謎のタブレットをゴクリと服用。生身での戦闘は生還不可能と判断した様子。
「ふォォォォォォォ・・ッ!!」
凶悪なヒグマモードに変身。
「うら!きつねェェ!でるぞォッ!!」 うわ、おっかねえ。
鬼神のごとく、ダークオーラがメラメラと立ち昇っています。
俺のゴーグルに内蔵されたスカウターで計測したところ、通常1200ゲロヘルツから6000ゲロヘルツまで戦闘力はアップしている。ヤツはやる気だ。

そして俺。
いつものきつねモードではどんなひどい目に遭うかわからんので、謎のスプレー剤をスンと、鼻から吸入。
「ぐッはぁぁぁぁぁぁぁ・・ッ!!」
不死のワーウルフモードに変身。
スカウターの計測値1818(イヤイヤ)→1919(イクイク)エロヘルスまで戦闘力アップ。

「おらあ!nnmぅ!いくぜえ!!」
いかん、俺のセリフまでゾンザイな口調になってきたゼェ!

ダートまでの道は舗装されていたが、ひでェ荒れようだ。
見渡せば森は赤く染まり、これから進む血の海を予感させやがる。
グヘヘ・・体中の血が沸き上がるぜ。

ここが激戦地最前線だ。
これから始まる地獄の戦闘を前に、周囲は静まり返っている。

耳を澄ませば、遠くの谷から「ピョーイーー・・、ピュウウーオー・・」ともの悲しいシカの声が、
俺たちを奈落の底へ呼び込んでいる。
ふふ・・待っていろよ、ケダモノ共め。

ここだ。イッちまった林道野郎どもが地獄と恐れるKS林道のダート区間入り口だ。
フフン、いかにもやばそうな匂いがプンプンしてくるじゃねえか。数々の修羅場を潜り抜けてきた俺のハードアタッカーが、いよいよ牙を剥くぜ。

ヒグマnnm:「いくぜえッ!!」

ワーウルフきつね:「おうよ!!」

獣道のようなか細いルートが、藪の中に伸びていて、侵入者の行く手を阻む。
まともに突っ込めばこのトラップで目ン玉をやられちまう。頭をかがめながら突破する。

藪のすぐわきは断崖絶壁だ。それもかなりの落差で脱輪即墜落確定だ。
路肩はあちこち崩落して、メチャクチャにデンジャラス。ホント楽しませてくれるじゃねえか。
俺もちょうど退屈してきたところだぜえ。

進めど藪を抜ける気配がねえ。
ルート上に突き出した枝にハンドルが引っかかると、ステアリングをあらぬ方向へはじきやがる。
どうやら森は俺たち侵入者を地獄に引きずり込もうとしているらしい。
しかし、「藪」なぞ俺たちの大好物だ。いかようにも料理して見せるぜ。

nnmの野郎、にやにやして俺の後ろに憑いてくる。奴は地獄から俺を迎えに来た死神だ。
いいだろう、望むところだ。どちらが生きてここを抜けられるか、チキンレースといこうじゃないか。臆病風に吹かれた奴が、奈落の底へ行くのさ。
グハハ・・。

地獄は感動するほどいい眺めだ。
nnmのマシンは地獄の門番ケルベロス。人間の生き血を喰らって真っ赤になってるぜ。

見てくれ。荒涼としたこの風景。
地獄と呼ぶのに相応しい眺めだ。
この岩の一つ一つが、ここに挑んできた林道野郎の血と汗を味わってきたに違いない。
これこそがただでは渡れぬ「三途の川」の河原だ。

おっと、足元を見ればここで爆死した奴らの形見が散らばっているぜ。ミラーだけじゃねえ、いろんなパーツがそこここで見つかる
俺ァごめんだな、こんなとこに土産を残していくってのはよう。

後ろにはしっかりnnmが憑いてきている。くそっ、タフな野郎だ。

ワーウルフきつね:「nnmゥ!そんな錆だらけのガラクタで俺についてこれんのかァ?」

ヒグマnnm:「じゃかましィ、てめえェこそそんなプラモデルみたいなオモチャで越えられると思ってんのかあ!」

激戦地は終盤戦にさしかかる。
もはや瓦礫の山だ。地獄と呼ぶのにこれ以上ふさわしい場所など無いぞ。
チッ、小径タイヤのハードアタッカーだと岩に腹を打ちまくりやがる。

岩場を突破したら、次は巨大クレバス地獄が待っていた。
クレバス側面はズルズルの粘土質・・一度ハマッたらここから逃げ出すことはできねえ。

これは地獄のあみだくじだ。なんせクレバスのいくつかには出口がねえんだからな・

むき出しの岩盤の急斜面に、でけえ岩がいくつも乗っかっている。
トライアルとかじゃおなじみのセクションだ。しかし、この手のマシンには、ちとめんどくせえ。

路面のところどころ、穴が掘られている・・
最初はトチ狂ったやつがタイヤでほじくり返したものかとみていたが、よく見たらこいつぁ、クマの仕業だ。
蜂の巣を目当てに、石を片っ端からひっくり返して穴を掘ったんだなあ。

だがしかしィ、今のnnmのほうが、そこら辺のクマなんぞより、よほど恐ろしいぜィ。

ここは地獄の出口だ。
わずか10キロ足らずのダート区間だったが、期待を裏切らねェ超一流の地獄ルートだったぜ。

地獄から、nnmも続いて生還だ。

顔は写っちゃいねえが、まちがいなくヤツはニヤニヤしている。

こんな地獄が楽しくってしようがねえって風だな。化け物め。

ヒグマnnm:「ぐはあーーーッッッははははああああ!」

ワーウルフきつね:「がはははは・・げえぇーーへッへッ・・」

マシンから降りるなり、二匹の野獣は顔を見合わせて大爆笑だ。
またも俺たちは生き延びた。しかも無傷で。

地獄を越えてきた後も、nnmの野郎は原野を駆け上ったりしてやがる。

ムダにエネルギーが残っているな。

最初のトランポ駐車場所へ戻ってきたときには、時間は昼近く。
よくぞ、走り切った。
今回はでかいネタだったので、ここで前半を終了。
また後半に続く。
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コメント(全22件)

キム(first penguin) ヨガの眠り中さん
あれ? 退室? (爆)

やっぱり、そうではないかと密かに思ってはいたのですが・・・。

やっぱり、2人して変態だ!!

しかし、ワーウルフきつねには褒め言葉にしか聞こえない?(爆)
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nnmさん
にゃんぱすー
うち、史実は正確に伝えないとダメだと思うん
あと本当にウキウキ気分だったのはワーウルフきつねの方なんなー
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きたきつねさん
キムさん:「テラ○ォーマーズ」読んでますか?あの漫画、主人公は「変身」するのではなく、「変態」するんですよ。なのである意味、正解です。
変態プレイにつき、今回はR20です。
善良な青少年には到底お見せできない地獄につき、良識あるライダーさんにはこのルート、お勧めできません。
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きたきつねさん
nnm君:我ながら中越のラスボスの貫禄がよく表現できたかな、と。
現地の修羅場風景、ばっちりデジカメで撮れてましたて。データはそのうちコピッてあげっからねー。
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NINJA BAKAさん
こんなところを走るんですね。走れることが不思議。僕にはここを走りきる腕がありません。
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Refさん
こんばんは。
廃道を走破するとは、赤鬼(nnmさん談)の本領発揮ですね(笑)。
「藪」や「岩に苔」は、こけるのが判りきっているので、正常な感覚のおいらは引き返します。それ以前に、成人だけど、ジェットコースターと同じで年齢上限制限によりNGかな!!
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オマオマさん
おはようございます(^_^ゞ
数々のゲロトレを突破してきた鋼の肉体と精神はM.O.手術で手にいれていたとは!(笑)
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七十七夜(ななよ)さん
Chapter10~26まで次分には道に見えませんw
ゲロヘルツが足りないようです・・・・エロヘルスならそこそこあるのに!
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チバアヒル(令和の馬笑)さん
アダルトは写真だけだとコーフンしないので、ぜひDo画でヒーヒーとアエギ声もあると入れて欲しいなぁ(^^)笑
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パンダさん
きたきつねさん(。・ω・)ノ゙ コンバンワ!

にわかオフローダーの私は、まだまだ初心者の域を脱していないので、
当然R20に引っかかり退室.....なんですが、無視して最後まで楽しく
読ませて貰いました~。(。^ω^。)v

【今年最後のゲロトレ】
そちらの方は紅葉も良い感じのようで、こちらとは季節の進み方が
ずいぶん違うんだな~と、改めて思いました。今年最後と言うのは、
やはり雪のせいなんでしょうか。もうそろそろ降り出す感じなんですか?

もしそうだとしたら、仕方ありませんが残念です。ρ(・ω・` )ショボーン
でも続編もあるようなので、そちらを楽しみにしています。(^ω^)v

あと最後に。
21のところで、トライアルと言う言葉が出てきましたが、もしかして
トライアルもやってたんですか?Σ(・ω・;) エッ!
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きたきつねさん
NINJA BAKAさん:「こんなところを走るんですね」ウチの近くの神社では1月に火渡り修行を公開しています。人間、修行すれば火の中も越えられるんだなあ、と感心しましたが、バイクも修行を積むとこんなひどい場所を越えられるようになります。(火を越えると多分、引火しますが)。
もともとトライアルのチームからライテクを伝授されたので、こんな風景にすっかりなじんでしまってます。
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きたきつねさん
Refereeさん:廃道ばかり走っている人を「廃人」と呼びますが、それでは人間終わってしまいます。
「赤鬼」それはもともとnnm君のほうのあだ名ですよ?俺は「赤いきつね」熱湯4分です。
「年齢上限制限」オフロードに年齢制限はありません。心行くまでどっぷりと森に浸りましょう。
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きたきつねさん
オマオマさん:『安心してください、合法ですから』謎のタブレットはフリスク、謎のスプレーは鼻炎薬です。
「M.O.手術で手にいれていたとは」お見通しでしたか・・「M.O.手術」すなわち「モザイク処理済み.大人のビデオ」の略称です。ひとたびこのような不届きなビデオを見ますと、「うほおおおおおお・・」と叫び、下半身のどこかが劇的に変身を遂げてしまう恐ろしいテクノロジー。これでもう、怖いものなどありませぬ。
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きたきつねさん
七十七夜さん:先般の日記を拝見しましたが、それが本来の「林道」です。
このがれきの山がルートに見えてしまうとは、nnm君人としての重要な部分がかなりマヒしているように思われます。
それについていくためには、俺も元々残り少ない理性をかなぐり捨てて、生存本能と闘争心だけに野生化せねばなりません。
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きたきつねさん
チバアヒルさん:残念ながらdo画はnnm君の担当で、今回やばすぎルートのためそういったハイテク物を持ち歩くゆとりがありませんでした。
「喘ぎ声」おっさん二人が山奥で喘いでいましたよー。バイクに乗ってるんだか、押してるんだか、持ち上げてるんだか。ぜーぜー、ヒーヒー喉が枯れそうでした。ここを真夏に行ってたら、熱中症でぶっ倒れてゲロ吐いていたかもしれません。
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きたきつねさん
パンダさん:これはもはや喜劇です。nnmときつねのドタバタ珍道中。
【今年最後のゲロトレ】ゲロトレはおそらく最後になりそうですが、雪が積もるまでにまだひと暴れ、ありそうですよ。紅葉が終わってすべての木々が落葉すると、森の中が急に明るくなって今まで閉ざされていた廃道たちが姿を現してきます。そこが実はねらい目。12月上旬ころでしょうか。今から楽しみです。
「トライアルもやってたんですか?」いえいえ、上っ面を少々かじったことがあるだけです。
とはいえ、大会のオフィシャルやコース整備にも参加し、果てはツートラ(公道も移動するツーリングトライアル)まで参加した経験はあります。
トライアルテクは、当時エンデューロにハマっていた俺にすごく役に立ちました。
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国士越59さん
こんばんは。

目を覆いたくなるよなカゲキさ!
しかし、指の隙間から覗きたくなるスリル!
おふたりのオラオラ状態!
そして、青い空の下に染まり始めた秋色とのギャップ・・・

もはやサバイバルハードボイルド(?)ですね。 後半まってマッス。
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きたきつねさん
国士越59さん:「ハードボイルド」ですね。劇画調のノリで書き上げました。
あまり知られていませんが、「林道」は柔道、剣道に続く日本の武術の一つです。仲間との協力プレイによる自然地形との格闘。手に汗握る技の攻防。額から滴り落ちる滝のような汗。モータースポーツといいますが、まさにスポーツなのです。
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ganさん
ヒグマ出没とはなかなかデンジャラスですね!

私の住む場所はアライグマか?タヌキか?

たまにニホンカモシカが出没する事はありましたが

クマはバイクのマフラー音で逃げ無いですかね?

それともクラクションとか?

やっぱり死んだふりがいいのですかね?
  • (0)
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きたきつねさん
ganさん:この場合のヒグマは魔人化してしまったnnm君のことで、この辺で出没するのは真っ黒な毛色のツキノワグマですね。
ツキノワグマは割合おとなしいのでそんなに心配していませんが、俺の後ろから追いかけてくるヒグマ野郎が怖いのです。俺も死んだふりをすればよかったでしょうか。
  • (0)
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ゆうあいさん
こんばんは、遅コメ失礼いたします。

いやー、文面だけでも楽しめました。
もしかしして物書きの方だったのかな?(笑)

私みたいな軟弱者にはハードすぎる行程ですねー。
大昔に粘土トラップにハマって涙流しながら苦戦したことを思い出しちゃいました。

後半も見させていただきます♪
  • (0)
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きたきつねさん
ゆうあいさん:いつもご覧いただき、ありがとうです。
「もしかしして物書きの方だったのかな?」いやー、まさかまさか。文章なんてメッチャクチャですよ。ウェビコミュの皆さんが応援してくれるんで、調子に乗っているだけです。
「私みたいな軟弱者には」日帰りで何百キロも走りきるゆうあいさんのほうが、はるかにハードです。俺も本来は遠乗り派なんですがNC乗ってる今でもそういった距離はこたえそうです。
「大昔に粘土トラップにハマって涙流しながら苦戦したこと」俺もありました。だいぶ前ですが、林道ソロツーでがけ崩落現場を突破しようとしたところ、崩落斜面の湧水でぐちゃぐちゃの泥にハマり、ふんばった足も抜けなくなる始末。
どうにかバイクを横倒しにした状態で泥から引きずり出して、事なきを得ましたが単独行での無茶は命取りと悟りました。
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