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sorrowstickさん

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腰下ハーレー? ~再びエンジン全バラです(^^ゞ

車種名
BUELL LIGHTNING X1
Myバイク
LIGHTNING X1 [ライトニング]

2020/11/21
105228km

事の発端は10月上旬のことでした。
いつもの三浦方面の早朝散歩に出かけたのですが、帰りの横浜横須賀道路、通称“横横"でのことです。
エンジンが気持ちよく上までぐいぐい回るのでレッドゾーンあたりでしばらく走っていました。

あまり使うことのない回転域でも元気よく回るので調子に乗ってしまったのが運の尽きでした。(^^ゞ

横横を降りて最初の信号待ちで異音を確認w
帰宅して確認するとFシリンダー側からの音です。

激しいカンカン音ではなく、カタカタ~という音でした。

とうとう来たかな?と思いながら帰宅。
自宅につくまで異音は収まりませんでした。

その後、次の休みの日に朝から作業に入りました。
プライマリー側は異状なく、エンジンをヘッドから順番に下ろして、シリンダーも外し、F側のコンロッドを動かすと縦ガタが確認できましたw

シリンダーも前後とも縦傷ができてましたがコンロッドの縦ガタは即交換コースです。

エンジン全バラ決定です。(^^♪

まずは、エンジンを車体から分離して、クランクケースを分解します。
その後、左側のクランクケースからフライホイール一式を取り外せば作業の前半は終了です。(*^-^*)

いつものプレスにお世話になりました。

ただ、今回はこちらが不幸の要因にもなりました。(^^ゞ

この日は、左側のベアリングがまだ届いていなかったので他の作業を行いました。

足りない部品や工具がいくつかあったので、どう考えても長丁場になるのはわかっていたので、このころはのんびりと作業をしていました。

気持ちに余裕があったのは交換用のフライホイール一式が手元にあったからです。(*^-^*)

右側が取り外した01のフライホイールです。
今回交換しようとしたのが左の00M2用のフライホイールです。
ヤフオクで過去に落札した中古のものでした。(*^-^*)

ただ、見た目がおかしいな?と思っていたのですが、実際に新旧確認したところ全くの別物でした。(*^-^*)

まずは重さですが、もともとついていた01用に比べて00用は持ち上げた感触でわかるくらい重く、フライホイールの厚みもありました。(^^ゞ

どれくらい違うのか確認するためにフライホイール一式を抱えたまま家のタニタの体重計にのってみると00式は+400から500グラムでした。(^^ゞ

ここはどうしようかと考えました。
00までの前期型ビューエルと01以降の後期型ビューエルの違いは、乗り比べた方の話だとエンジンの回り方が前期型の方がトルク感があるということで、それと比べると後期型はスカスカに感じるそうです。

ここら辺はプーリーを変更したりすれば後期型でも満足できるレベルになるのであまり気にならず、この時は逆に高回転時のグイグイ来る感触が気に入っていて、そうなると軽い方が有利なようで、それなら後期型を何とか修理して使いたいなどと思っていたのでした。

交換用のケース左右のベアリングのセットが届くまで、シリンダーのホーニングなどを行ったりしました。(*^-^*)

画像を取り忘れました。(^^ゞ

本来はトルクプレートをシリンダーにセットして作業をするですが、さすがに高額なので今回もなしで作業しました。

最初はもともとついていたシリンダーをホーニングして再使用しようと考えていたのですが、深い縦傷が見つかり、それを消すために作業をしていたらピストンクリアランズがガバガバになってしまいました(^^ゞ

ということでシリンダー関係もボアゲージを改めて購入して、シリンダーはワイセコの鍛造ピストンに交換するときに業者さんに断られた後期型のラージフィンのシリンダーを使うことにしました。(*^-^*)

断られた理由がよくわからないのですが、ピストンとシリンダーのクリアランスはかなりキツキツだったので、ボーリングでは対応できないのであれば、ホーニングで何とか出来るのではと思ったのでした。

前回はワイセコのマニュアル通り0.06ミリあたりを目標に行ったのですが、シリンダーの傷の状態から今回はもう少し広めで0.08ミリ位を目標に行いました。

ただ、素人の作業なので、組み立てた後に異音がすればすぐに外すつもりです。(*^-^*)

届いたベアリングのセットがこちらです。
Timkenのベアリングでベアリングの他にケースに取り付けるリングとクリアランスを調整するリングがセットになっていました。

ケース側に一個、フライホイール側に一個使用します。

取り付けは、例のプレスで行いましたが、事故を起こしてしまいました。(>_

ベアリングが届いたものの、後期型のフライホイールを直して使うか、前期型のものにするか決めかねていてとりあえず使えるのは前期型のみなのでセットをすることにしました。

そんなに違いがあってイマイチだったら、面倒だなと思いつつプレスで押し込んでいたところ、ケースとコンロッドが当たったままグイグイやってしまいました。(T_T)

気付いた時はすでに手遅れで、コンロッドが固く締まって動きが渋くなってしまいました。
使用不能です。(>_

ということで、結局こうなりましたw

03XLのフライホイールです。
ヤフオクで中古購入しました。

タニタの体重計で測ったところ、
01用のモノより+2kgでした(T_T)

ということで僕のBuellにもともとついていた01用のフライホイールに比べて

00M2の前期型は+500グラム
03XLは+2kg

ということになります。

フライホイールの重さに関しては、ざっと調べてみたところ、

軽い場合は高回転よりの馬力型
重い場合は低中速よりのトルク型

と言うことだそうです。

であれば、僕の場合は前期型Buellのフライホイールがちょうどよさそうだったのですが、壊してしまったものは仕方がないです。(>_

00M2のフライホイールに残ったベアリングを無傷で取り出すことができなかったのでこちらを追加購入しました。

安心の国産です。
価格も激安でした。!(^^)!

国産ベアリング計画も着々と進行中です。
ベアリングのスペーサーもおかげ様で数種類手持ちができたので色々試しましたが、結局Timkenのスペーサーにしました。

ケースとフライホイールの間にベアリングが二個入るようになっていてその間にスペーサーがあって、この厚みでクリアランスを決めることになります。

ここが今回の作業で一番大事なところです。
三カ所で測ってケースとフライホイールのクリアランスは0.001インチ+α位。
0.002インチはなかったです。

今回初めてダイヤルゲージを購入して挑戦してみました。(*^-^*)

XLのフライホイールにセットされていたスペーサーは極厚だったのですが、たぶん僕のケースには使用することはないと思います。

結局休みのたびに作業をしていたので、とりあえずひと段落ついたのが11月上旬でした。

その後、いろいろミッション、プライマリーあたりで調整するところがあったので、そんな作業をついでに行っていて本日やっと完了しました。!(^^)!

幸か不幸か看板に偽りなしですw

今回はこちらを購入しました。

フライホイールのベアリングインストーラーです。
横着してプレスで圧入して失敗したので慌てて購入しました。(^^ゞ

アメリカから到着まで約10日くらいあったので、他のことができたので良かったです。
素人なのだからせめてちゃんとした道具をそろえようと今回もまた思いました。(*^-^*)

今回一番高かったです。(T_T)
でもかなり役に立ちました

今回、前々から交換したかった現行のXL用のラージフィンのシリンダーを投入できました。

こちらはBuellではXBも使用しているもので、フィンが広くなり放熱性も上がっているらしいということで交換をかなり前から考えていたものでした。

ただ、僕のX1の場合、F側はフレームに干渉するため、RはO2センサーに干渉するため加工が必要と聞いていました。

実際に取付したところ、F側はクリアランスも問題なく、R側はO2センサーと干渉することなく無加工で取り付けできました。

ただ、F側はクランクケースを車体にセットする前に取付したので車体にセットした状態では取り外しが難しくなる可能性はあります。

僕の場合は試しに車体にセットした後も試してみましたが問題ありませんでした。

R側はO2センサーが現行の太いタイプではなく前期型に取り付けられていた細いタイプだったので干渉しなかった可能性もあります。

見た感じでは、太いタイプでも無加工でつきそうです。(*^-^*)

これもネットの噂?というものなのでしょうか?それとも個体差なのでしょうか?w

あと、ちょうど良かったのでこちらも交換しました。
去年購入したS&Sのタペットです。

オイルの巡りが早いという話だったのですが、確かに早いです。(*^-^*)

組み立ててから最初のエンジンの始動時にカタカタ音がとても速く収まりました。

前回はfuelingのタペットだったのですが、オイルが回るまでのガチャガチャ音がしばらく続き大丈夫かな?と心配になった記憶があります。

こちらは交換して良かったです。

かなり安く購入できたのですが、その後新型が発売されたのを知り、安かった理由がわかりましたw

新型はもっといいのでしょうか?
違いはあまりわからないと思いますが、いつか試してみたいものです。

エンジンオイルは冬オイルに交換しました。
今回も冬はカストロールです。

夏オイルに使っているelfの20W-60ですが、クランクケース側に残った2000kmちょっと走ったものをトレイで受けてから捨てたのですが、トレイに残ったオイルをぼろ布で拭き取ったときに、粘度がまだ結構残っていました。

2000kmで交換はちょっともったいないかもしれません。

ミッションオイルはKlotzのオイルが在庫切れ、値段が高騰したのでSpectroに戻しました。

とりあえず試走の感触としては、走り出しから確かにお尻からグイグイ来る感触はあります。

これはこれでありだと思いました。
まだ、3000回転くらいまでしか回していないのでこれからなのですが、上まで回して不満がなければこれで良いです。

ただ作業が大変なので僕の性格上、少しのデメリットであれば目をつぶってXL用のフライホイールがダメになるまでこのままでいくと思います。(*^-^*)

でもボアアップに逃げたりして(^^;)

残った00用と01用のフライホイールですが、どっちを先に直すか考え中です。

とりあえず、今回も何とかなりましたが、エンジン脱着は本当に大変です。(>_

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