新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

0000208access

1523782273676M.jpg

Westgenさん

ステータス

日記投稿件数
105件
インプレ投稿件数
5件
Myバイク登録台数
11台
ウェビ友
1人

湯の峰温泉・世界遺産「つぼ湯」~瀞峡

ツーリング期間
2018年10月20日 ~ 2018年10月20日
車種名
HONDA VTR1000Fファイアストーム
Myバイク
Fire Storm
走行距離
336km

先週、1泊で奥飛騨温泉郷へツーリングに行ったばかりだが、「晴れ」予想の天気予報を見てまた無性に遠出がしたくなり、地元(といってもお隣の和歌山県だが)の秘湯を目指して朝7時前に出発。

【自宅⇒京奈和自動車道⇒R168⇒道の駅 奥熊野古道ほんぐう⇒本宮】
走行距離141.0km 給油量8 .20L 単価164円(高い!) 燃費17.20km/L
【本宮⇒川湯温泉⇒湯の峰温泉(つぼ湯)⇒熊野本宮大社⇒昼食(中華黎明)⇒瀞峡⇒北山⇒下北山⇒上北山⇒川上⇒吉野⇒榛原⇒針⇒自宅】
走行距離194.3km 給油量11.57L 単価151円 燃費16.79km/L

【トータル】走行距離335.3km 給油量19.77L 平均単価156円 燃費16.96km/L 所要時間10時間

五條のマクドで「朝マック」

R24⇒京奈和道「五條IC」経由でここまで約52km・55分。
奈良盆地内では霧雨のような細かい雨が降っていて暗い雲も多い。十津川の天気予報は「晴れ」だったのに。この先の山間部がちょっと心配。
GWの日記にも書いたが、片側1車線とは言え五條まで1時間以内で来れる京奈和道の力は凄い!しかも無料だし。
奈良市付近の「大和北道路」の完成は埋蔵文化財の問題もあって遠い未来になるだろうが(生きてるか?)、常時渋滞して鬱陶しい橿原北IC⇔橿原高田IC間は一日も早く完成させて欲しい。奈良県選出の代議士さんヨロシクです!

<本日の朝食>
ソーセージエッグマフィン+ハッシュポテト+ホットコーヒー 350円
何か「朝マック」が「温泉」・「ラーメン」と並んでツーリングの定番になってきたかも?
(※)写真はカウンター席のルーバー越しに駐車中のFireStormを望むの図

「道の駅 奥熊野古道ほんぐう」

五條のマクドを出て、この道の駅までのR168・約90kmを1時間20分ほどで一気乗り。五條市街から山間地へ高度を上げて行く手前で、少し雨が強まり「ヤバい!」と思ったが、意外にも山間に入ってからは一粒の雨にも降られず、快適にワインディングを楽しんだ。天気予報バッチリ!途中にある谷瀬の吊り橋や十津川村内はGWに立ち寄ったので、今回はパスして先を急ぐ。
十津川から先は本当に久し振りで、7年前に夏休みの家族旅行で串本に行った帰りに車で通って以来。R168のバイパスである「本宮道路」もキレイに開通しており快適。ただ、この道の駅に辿り着くには九鬼トンネルの先、本宮道路の終点手前から1kmほど引き返す必要があった。

雄大な「熊野川」の流れ ~「道の駅 奥熊野古道ほんぐう」より~

道の駅で一服しつつ、裏手を流れる熊野川を眺める。このまだ下流、熊野灘に注ぐ新宮まで広い川幅が続くが、本宮あたりでも、その流れは十分に雄大。しばしその開放感に浸りつつ、ほっこりする。

ちょっと寂しげな「川湯温泉」

道の駅を出て本宮道路に戻る手前のSSで給油後、R168・本宮交差点を右折しR311へ。目的地の湯の峰温泉に行く前に川湯温泉に立ち寄ってみることにして「川湯温泉入口」の交差点を左折。その名もズバリ「温泉隧道」を抜けると熊野川の支流「大塔川」沿いに温泉宿が点在する川湯温泉に到着。
ここの河原を掘れば至る所から源泉が湧き出し、川の水と上手く混ぜれば即席の自分専用温泉が出来上がるので、夏休みには川遊びを兼ねて沢山の家族連れで賑わう。7年前の家族旅行の際にはスコップを持ってなかったので手掘りまではしなかったが、河原に常設されている岩の湯船に入って川遊びで冷えた体を温めたことを覚えている。
ただ今回訪れた時は当然、季節的に川遊び客はおらず、岩風呂も屋根が畳まれていると言うか壊れていると言った方が近い状態。その下手の土手も崩れてしまっており凄く寂しい空気が漂っていた。何でも、8月23日の台風20号の影響で温泉宿が浸水するほどに大塔川が氾濫したとのこと。
例年12月から翌2月まで、冬の風物詩として大塔川を堰き止めて造られる、野趣あふれる大露天風呂「仙人風呂」の頃までには是非とも元気を取り戻して欲しいものだ。

開湯1800年。日本最古の湯「湯の峰温泉」

川湯温泉を後にしてトンネルを引き返しR311に戻って少し西進した「渡瀬隧道」の手前を右折して「熊野街道」に入る。センターラインのない少し狭い道(バスも通っているらしいが)を2km程進むと「湯の峰温泉」に着く。

観光協会のHPによると湯の峰温泉は「四世紀頃に熊野の国造「大阿刀足尼(おおあとのすくね)」によって発見され、後に歴代上皇の熊野御幸によってその名が広く知られるようになり、古の人々は熊野詣の旅の途中、湯の峰で湯垢離(※)を行い聖地での禊ぎと旅の疲れを癒した」とのこと。
(※)ゆごり=心の汚れ・罪である「穢(けが)れ」を水で清浄にするのが「禊(みそ)ぎ」で、温泉で禊ぎをする行為を湯垢離という、らしい。

温泉街に入る手前に無料の駐車場が完備されているが、とりあえず通過して温泉街の中心「湯元橋」まで進んでみる。橋の下を流れる「湯の谷川」に下りると「湯筒」があり、湧き出る93℃の源泉で卵や野菜を茹でられる。
そして、湯筒の少し上手の川床に建つ茶色い掘っ立て小屋が、本日のメインテーマ「世界遺産・つぼ湯」。
(写真では看板の「つぼ」までしか見えません。悪しからず。)

「湯の峰温泉 公衆浴場」

湯元橋の向こうにある公衆浴場の受付でつぼ湯の入湯料770円を払って1番の番号札を受け取る。
つぼ湯自体は30分入替制の貸切風呂(いわゆる家族風呂で混浴可)だが、10時半と時間が早いせいか待ち時間ゼロで入れることに。

世界遺産「つぼ湯」

公衆浴場の向かいにある「湯胸薬師東光寺」というお寺の脇を抜けて川沿いの小径を少し遡ると写真左の待合小屋(3人掛けのベンチ程度のもの)があり、その右下に見える屋根が河原にあるつぼ湯の屋根。
苔むした檜皮葺の屋根に秘湯感が滲み出ている。

世界遺産「つぼ湯」

待合小屋を過ぎて湯の谷川に架かる、人ひとり通れるぐらい細くて趣のある石橋の袂から岩がゴロゴロしている狭い河原へ下りると、つぼ湯の建屋がある。
建屋の扉の手前、写真の左端に待合ベンチがあり、当然今は待ち人も居ないのでジャケットや革パンツ、ブーツ等の大物はそこに置かせて頂く。
「はき物をぬいでお入り下さい」との掛け札の脇の柱に番号札を掛けて、小屋の中へ(番号札が掛かっている間は先客の入浴中の為、入ってはいけないというルール)。

世界遺産「つぼ湯」

扉を開けると写真の風景。
河原と同じレベルにある湯船に下りる石段の最上段のわずかなスペースで服を脱ぎ、湯船とは反対側の岩の上の脱衣カゴに入れて、いざ入浴!

世界遺産「つぼ湯」

建屋の木の壁(と言うか、垣根に近い)は手動のウインチで上下に開閉できるように作られているが、開けないでとの但し書きが…川のすぐ脇を走る道路から見えるのが良くないのだろうか?当方は全く構わないのだが、猥褻物陳列にでもなるのだろうか?それとも何か他に理由があるのだろうか?
真っ暗闇ではせっかくのつぼ湯が味気ないので、壁をほんの少し上げさせて頂いているのが、この写真。檜製の湯桶と腰掛をバックに川が流れてて、イイ感じでしょ?

源泉掛け流し、と言うか「つぼ湯」の底から沸々と熱い源泉が湧き出しているので、湯の温度は相当高い。冒頭の写真にあるように、熱い湯を冷ます為(?)の蛇口があるので全開にして適温にあるのを待つ間、小屋の壁の下から身を乗り出せば、すぐ脇を流れる清流に手が届きそう。
別名「七色の湯」と呼ばれるように、最初は深い緑色だった湯が、冷ますうちに白濁して行き、最後は茶系に変わっていくのが不思議だった。

「湯の峰温泉 公衆浴場」薬湯

つぼ湯に制限時間いっぱいの30分浸かったが、まだ次の客はいなかった。火照った身体を冷ましつつ公衆浴場に戻る。つぼ湯の入湯料770円を払えば、2つある公衆浴場のいずれかにも入れるシステム。白湯と薬湯があったので、迷わず薬湯に入った。湯船自体は何の変哲もない石風呂だが、上を見上げると湯屋の湯気抜きがかなりの高さまで吹抜けになっており、歴史を感じた。

「熊野本宮大社」
侍ジャパンの胸に輝く八咫烏の幟がカッコいい!

湯の峰温泉を後にして、熊野古道をかすめ熊野本宮大社へ。
7年前に串本でキャンプ&カヌーをした帰りに家族で立ち寄って以来の参拝。
写真の鳥居を抜け本殿へと続く158段の石段を登り切って神門をくぐると檜皮葺の立派な社殿が姿をあらわす。
向かって左手の夫須美大神(ふすみのおおかみ)、中央の主神の家津美御子大神(けつみみこのおおかみ)、そして右手の天照大神(あまてらすおおみかみ)に交通安全、家庭円満を祈った。

「熊野本宮大社」清めの御白石

7年前にも買って帰り自宅の鬼門と裏鬼門に置いている御白石を再び購入し、四隅を固めることにした。

熊野古道の宿・中華「黎明」

川湯温泉への入口・本宮町請川にあるゲストハウス兼中華料理店。
店頭の垂れ幕に書いてあった「NEW 行者ラーメン」と「元祖 熊野牛ギョーザ」を注文。

「NEW行者ラーメン+元祖熊野牛ギョーザ」900円

餃子は牛肉の特徴が感じられる味だったが、ラーメンは至って普通の醤油ラーメン。
店のご主人も昔バイクに乗ってたらしく、オーダーを作り終えた後、店頭に停めたバイクを「ちょっと見せてね」と出て行き「1000ccもあったら十津川越えも余裕でしょ?」と。こちらも去年20年振りにリターンした話とかをして、バイク談議に花が咲いた。

特別名勝「瀞峡」
奈良・和歌山・三重の三県境にて

瀞峡へ来たのは、さて何年振りだろうか?まだ娘が産まれる前に家内と二人で来たと記憶しているので、かれこれ25年ぐらい経ってるかも知れない。
当時は、凄い山道を延々走って漸く辿り着いたイメージが残っているが、今では超快適なバイパスが出来ており、あっと言う間に到着した。

「瀞峡」・「瀞八丁」

吉野熊野国立公園内の奈良県・三重県・和歌山県にまたがる国の特別名勝「瀞峡(どろきょう)」。
その幽水美は古くから世に知られ、太古の自然のままの大峡谷のエメラルドグリーンの水面と切り立った断崖、木々の緑の中コントラストが美しい!
瀞峡は北山川の上流から奥瀞・上瀞・下瀞に分けられ、特に下瀞は巨岩・奇石が並び荘厳で美しく、親しみをこめて「瀞八丁(どろはっちょう)」と呼ばれているとのこと。
出典:十津川村ホームページ

「瀞ホテル」

先程の三県境の看板のあるバスターミナルから細い階段を降りたところに瀞ホテルがある。ホテルと言っても今はカフェのみの営業だが、その建物自体は大正6年の創業当時に建設された地上2階、地下1階の木造和風の建築物で、瀞峡の風景と相まって風格ある佇まいを今も見せている。
ダム完成までは筏で木材を運ぶ筏師の宿として賑わい、ダムにより筏での木材搬出が減ると、一帯が吉野熊野国立公園に指定されていたこともあり、観光旅館へとシフトしていったという。平成16年に三代目のご逝去により一旦は廃業となり、平成23年の紀伊半島豪雨で炊事場や風呂場などがあった別棟(写真のウッドデッキ部分)が濁流に押し流される不幸に見舞われれたが、四代目の再起に掛ける情熱と努力により平成25年にカフェとして復活されたとのこと。

「瀞ホテル」1階窓際のカウンターにて眼下の瀞八丁の絶景を眺めながら、コーヒーブレイク。もちろんランチもできますよ。

「瀞ホテル」の2階回廊より奥瀞方向を望む

残念ながら、今のところ宿泊はできないが、館内には戦前の風景写真や造作も展示されていて興味深い。オーナーのご厚意で2階にも上がらせていただいた。写真の回廊の内側には大広間があって、旅館時代が偲ばれた。

「瀞ホテル」別館(現在は廃墟状態)

本館2階の回廊より断崖絶壁を挟んだ対岸に建つ別館を望む。本館1階より今は朽ち果てている吊橋を渡って別館と行き来していたのだろうが、宿泊客や仲居さんはさぞかしスリルが味わえただろう。

四代目には何とか別館や吊橋も含めて再興頂きたいものだ。クラウドファンディングを募られる際には例え一口だけでも出資させて頂きますので。

「雷(いかづち)の滝」

瀞峡を後にして下北山回りで帰路に着く。
写真は「道の駅おくとろ」の手前、小森ダム至近のR169沿いにある滝。
このところの晴天続きで水量が少なく、迫力に欠けるのが残念。

「道の駅 おくとろ」
日本唯一の飛び地の村「和歌山県北山村」にある道の駅

ここから自宅まで、下北山→上北山→川上→宇陀→針経由で145kmを一気乗り。
途中ナビが「運転時間が2時間を超えました。休憩して下さい」と忠告してくれたが、奈良市街へあと少しの所まで来ていたので無視し、約2時間半掛かって午後5時に無事帰宅。

コメント(全0件)

ホンダ VTR1000Fファイアストームの価格情報

ホンダ VTR1000Fファイアストーム

ホンダ VTR1000Fファイアストーム

新車 0

価格種別

中古車 4

本体

価格帯 ―万円

万円

諸費用

価格帯 ―万円

万円

本体価格

諸費用

本体

44.4万円

価格帯 39~49.8万円

諸費用

7.57万円

価格帯 4.62~10.52万円


乗り出し価格

価格帯 ―万円

万円

新車を探す

乗り出し価格


乗り出し価格

51.97万円

価格帯 49.52~54.42万円

中古車を探す

!価格は全国平均値(税込)です。

新車・中古車を探す