S・T・Dマフラーから交換して走り出し最初のインプレは、まず挙動が軽く感じられた。これはやはり純正品から2Kgの軽量の効果である。特に軽量化はバイクにとってパワーウェイトレシオが向上して全てに反映する。後、走行性能は良く他人のインプレで4~5千rpmに谷がありパワー感がないと記載されているが、逆に7千rpmからレッド迄澱みなくは言い過ぎだが高回転が気持ち良く回り回転フィールも軽いために弱く感じられるが実際は速度は乗っているし繋がりは良い。ノーマルでは吹けが悪く80km/hで一度蓋をされた様に回転が落ちたがこのマフラーに交換後は100km/hまで綺麗にスピードが乗るようになった。又低回転域と高回転域に谷がある事により2字曲線的な吹け上りがv2エンジンで演出されていてインライン4のエンジン風である。レース用マフラー程では無いがストリート用のマフラーとしてはかなり出来がいいと感じられる。サウンドは、屋根のある駐車所や反響のある市街地は少々大きく感じるが不思議と高速で飛ばしていると官能を感じさせるサウンドでしかも低速時より静かに感じる。要は高回転型のマシンをプラグが燻ぶらないような走りができる人向けである。逆にエンジンをぶん回せないライダー向きではないような気がする。なぜならパワーの出ていない無い回転域で迫力のあるサウンドのクルージングすると音疲れを起こす可能性も否定できない。兎に角、ローリング族やサーキット経験のある人には向いているマフラーであると思う。そう考えれば費用対効果は良いと思う。
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