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タツヤさん

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4台
ウェビ友
20人

【自宅でできるタイヤ交換(フロント)】ハスクバーナ 2016 TE250

車種名
HUSQVARNA TE250
Myバイク
HUSQVARNA TE250

今年のエンデューロレースもシーズンオフ(手首の骨折も治ってないし・・)。
今日はフロントタイヤを、練習用で保管しておいた中古タイヤに履き替えることにしました。

写真を撮る手が汚れていたり、メカニックグローブを外すのが面倒そうで、今まで日記用の写真を撮ったことがありませんでしたが、今日は頑張ってみました笑

自宅でオフロードタイヤの交換をしてみたい人の参考になるように、書いてみたいと思います。

【フロントホイールを外す】
はじめに、フロントキャリパーをディスク方向に「グニッ」と押します。ブレーキパッドとディスクの間に、わずかな隙間を作るイメージです。

ムキになって押してディスクを曲げても困るので、"気持ち"で良いと思います。

【ポイント】
無理にやらなくてもOK

アクスルシャフトのナットを緩めます(♯17)。

※バイクによって手順が異なります。

アクスルシャフトを締めて固定しているボルト(♯10)を緩めます。

※バイクによって手順が異なります。

オフロードバイク用のメンテナンススタンドで、フロントタイヤが浮く位置でリフトアップします。

フロントタイヤと地面の間に、足が入る程度あがればOKです。

※高く上げすぎると作業しにくくなります。
※車種によっては安定感が低いかもしれないので、リフトアップ中の車体には極力触らないようにしましょう。

【ポイント】
フロントタイヤと地面の間に、足が入る程度上げればOK。

作業中に、昇降アームを引っ掛けてリフトが下がっても困るので、リフトアップ中はロックするようにしています。

私が使ってるスタンドはDRCのものですが、10年以上前に買いました。もう同じものはもうラインナップに無いみたい・・・

こういうの↓でOKだと思います。
https://www.webike.net/sd/22669043/

リフトアップしたら、アクスルシャフトを抜きます。

この時、タイヤの下に足を入れて支えておくと、シャフトに重さがかかりにくく、且つ抜きやすい高さに微調整できてよいです。

シャフトを抜き、タイヤを外しました。

シャフトについていた古いグリスも綺麗に拭きました。

【タイヤを外す】
ビードストッパーが付いている場合は、緩めます。

ナットが外れそうになるくらい緩めてしまってOKですし、ナットを完全に外してしまってもどちらでもOKです。

エアバルブの"ムシ"を外すのですが・・・

ここでちょっと紹介。

私が使っているバルブキャップは、先端のゴムを外すと"ムシ回し"になっています。

https://www.webike.net/sd/1501642/

クルクル・・・

「プシュー!」

ムシを外しました。

ムシ回しの工具は小さいので、紛失してしまったという話も少なくありません。

バルブキャップと一体になっていると、無くさないので気に入っています。


https://www.webike.net/sd/1501642/

さて、タイヤ交換用の木枠の上にホイールを置きます。

木枠は去年作った試作品を、そのままずっと使ってます笑
https://imp.webike.net/diary/134037/

オフロードタイヤ、特にフロントタイヤのビートは、足で「グッ!」と踏めば落ちます。

リムを踏まないように気を付けながら、一周落とします。

片側をすべて落としたら、裏返して逆側のビートも同じように落とします。

ビートがすべて落ちたら、タイヤを外します。

ビードストッパーやバルブがある位置を90度横に避けて、タイヤに両足で乗っかります。

【ポイント】
ビートをホイールの中央に落とすイメージで踏んずける。

タイヤレバーは、いつもKTCのレバーを使っています。

写真は3本写っていますが、タイヤを外す時は2本あればOKです。

https://www.webike.net/sd/20024618/

ここがちょっとポイント。

タイヤレバーを2本差して、左右をあべこべに手前に数回倒してコジコジします。

これにより、足で踏んでる部分のビードがホイールの中央に寄せられていきます。

わずか数ミリの話だと思いますが、自分もこの方法を教わってからタイヤを外す作業が楽になりました。オススメです。

※レバーを差し込むのは、レバー先端のカーブが、ビードの端に引っ掛かるところまで。それより深く差し込むと、中のチューブを痛める場合があるので注意です。

【ポイント】
2本のレバーでコジコジする。

コジコジしたら、そのままレバーでビードを外に出していきます。

チューブを噛まないように、レバーの先端の感触を確かめつつ「グイッグイッ」と外に出します。ある程度力が要ります。

チューブが噛んでしまってるか分からず不安な時は、隙間からカンニングすればOK笑

写真の状態が一番ビードが突っ張っています。この状態が長引くとリムがビードにダメージを与えてしまうので、早めに次の作業に移りましょう。

【ポイント】
力を入れて引き出し、素早く次の作業へ。

レバーを引き抜いて、さっき外に出したビードの近くに差し込み、ビードを外に出す。
これを繰り返します。

写真の状態(4分の1周)くらいになると、ほとんど力は要りません。レバー1本でスポスポめくっていけます。

【ポイント】
楽にタイヤを外すポイントは、まくれている箇所から次に差し込むレバーまでの距離を"欲張らないこと"です。固いなと思ったら、距離を縮めるとうまくいきます。

片側のビードをすべてホイールの外に出しました。

次は、裏返して逆側も同じようにビードをリムの外に出します。

【ポイント】
この状態でチューブを外に出す方法もありますが、その方法は面倒臭く時間もかかるのでオススメしません。

両側のビードをリム外に出しました。
リムがタイヤの中に落っこちた状態になっているはずです。

チューブのバルブが真下になるようにして、写真のように縦に置きます。

【ポイント】
バルブが真下になるように置く。

タイヤからリムを引き出します。

写真のようにしてから、リムをしっかり握って上に引っこ抜きます。

このとき、リムからバルブも抜けます。

タイヤが外れました。

チューブの掃除や交換をする場合は、タイヤからチューブを引っ張り出せばよし。

チューブに用が無い場合は、タイヤの中にチューブを残したままにします。

リムバンドも同様です。

ビードストッパーやリムバンドに用が無い場合は、リムバンドを外さなくてもOKです。

タイヤ交換でよくチューブをパンクさせてしまう人は、バルブに"ムシ"を入れ、空気を少し入れてみましょう。

"タイヤを外す時まではパンクしていなかった"ことが確認できますね。

【タイヤを組む】
ビードストッパーがある人は、ビードストッパーをリムにセットします。ナットはゆるゆるにします。

https://www.webike.net/sd/21803602/

次にリムバンドです。
リムバンドの穴とリムの穴位置を合わせ、リムにバンドを巻いていきます。

https://www.webike.net/sd/1759541/

ビードストッパーがある場合、リムバンドはストッパーの真上に被さるように巻きます。

リムバンドは、よじれたり、スポークのネジ頭が引っかかってしまいがちです。

ぐるり1周確認して、綺麗に中央に寄せましょう。

【ポイント】
綺麗に巻けているか1周確認。

チューブをタイヤの内側に入れます。

ほんの少し空気を入れておくと、後でチューブを噛みにくいです。
とくに新品チューブの場合は、少し空気を入れた方が良いと思います。

【ポイント】
チューブにほんの少し空気を入れておく。

タイヤにビードクリームを塗ります。

クリームを塗ることによりタイヤの組みやすさもありますが、空気を入れたときにビードが上がりやすくするためにも役立ちます。

写真では、タイヤ側面にBRIDG・・という文字が見えます。そこまで塗ってしまってOKです。

https://www.webike.net/sd/1501476/

【ポイント】
側面にもよく塗っておく

タイヤの進行方向を確認する。

後で「しまった!逆だった!」というあるあるネタにならないように、進行方向があるタイヤの場合は確認しておきましょう。

多くのオフロードバイクは、フロントがシングルディスク且つディスクは左側にあります。
ディスクに注意して組むと間違えにくいです。

写真の場合はディスクが下側にありますので、タイヤの施行方向は右を向いていればOKです。

では組みます。

まず、チューブのバルブをリムに差し込み、バルブのナットを締めておきます。指で締まるところまででOKですが、なるべく根本まで締めておきます。

これにより、タイヤを組み終えたときにバルブが真っすぐ向きます。

次に、ビードストッパーにビードを入れます。
下側(写真でいう地面側)のビードだけ入れます。

写真の状態のように、上側は入ってなくてOKです。

【ポイント】
ビードストッパーに片側(地面側)のビードだけ入れる。

下側のビードとリムの間にタイヤレバーを入れておきます。

写真のように、3本のレバーを適当な間隔でセットします。

1番目のレバーを引き起こします。

続いて2番目のレバーを起こし、最初のレバーを3番目の隣に差し込む。

これを繰り返して、下側のビードをすべてリムにはめ込みます。

【ポイント】
この作業でリムにはめるのは、"下側のビードだ"です。
上側のビードもはまってしまった場合は、上側は外に出します。

レバーの間隔の例ですが、右のレバーと中央のレバーの間隔だとちょっと広いです。欲張りすぎです。

左のレバーと中央のレバーくらい。場合によってはもっと短くてもよいです。

レバーをさして、起こす(はめる)を繰り返します。

【ポイント】
・レバーとレバーの間隔を欲張らない。
・3本のローテーションを守る。

下側のビードだけ1周すべて入りました。

慣れれば汗もかかず、2分ほどで出来ます。

続いて裏側です。

裏側のビードを入れる前に、再度ビードクリームを塗っておきます。

最初にビードストッパーのところからビードを入れます。

ストッパーのナットはゆるゆるにしてあるので、指でナットを押すとストッパーがグッと飛び出します。
その隙間にビードを入れます。

ストッパーのところにビードが入りました。

ナットは最後に締めるので、今はゆるゆるのままでOKです。

次に、ヒザで押さえられそうな位置のビードを入れ、レバーをヒザで押さえておきます。

ビードを入れる作業を始めたとき、対角線で押さえてないとビードが外に出てしまうからです。

押さえる専用の道具も売っているので使ってもOKですが、フロントタイヤは組みやすいので私はヒザで押さえちゃいます。

2本のレバーを交互に使って、サクサクとビードを入れていきます。

レバーは浅く差し込み、レバー先端の感触でチューブを噛んでないか注意します。


余談ですが、写真のような状態でレバーから手を離すと、レバーが勢いよく自分の方に飛んでくることがあるので注意してください。

ある程度までビードを入れると、最初にヒザで押さえていたレバーを外しても問題なくなります。

そしたら、3本ローテーションパターンに切り替えます。

固い時ほど欲張らずに、3本ローテーションを守ります。

最後の最後で写真のようになってしまった場合は、もうレバーが入る隙間がありません。

プラハンなどで「ボム!ボム!」と叩くと入ります。

タイヤをホイールに組み終わりました。

バルブ(ムシを入れてある状態で)に空気を入れて、ビードを上げます。

https://www.webike.net/sd/9475537/

【ポイント】
ビードクリームが乾きすぎないように、組み終わったら早めに空気をいれましょう。

ビードが上がってない状態

ビードが上がると、写真のような角がリムの下から出てきます。

裏も表も、すべてビードが上がるまで空気を入れます。

もし、たとえば空気圧3kpaを大きく超えてもビードが上がらない場合は、上がらなかった部分を覚えておき、一回ムシを外して空気を抜きましょう。

石鹸水などをビードが上がらなかった部分に垂らして、再度空気を入れます。
※オイル類は乾かず、リムとタイヤが滑ってしまう恐れがあるので使わないように。

フロアーポンプでも、フロントタイヤなら余裕で3kpa以上の空気が入ります。

【ポイント】
リムとビードを密着させたいので、次の走行まで空気圧は高いままにしておきます。

ビードストッパーやエババルブキャップを締めます。

また、スポークの曲がりや緩みもチェックしておきましょう。

※スポークレンチは、"反時計回り"が締める方向です。

【ホイールを組む】
シャフトドライブなどをグリスアップし、フォークに組みます。

アクスルシャフトのナットを規定トルク(25N・m)で締めます。私は使ってませんが笑

※手順やトルクは車種によって異なります。

メンテナンススタンドからバイクを下ろし、ブレーキのアタリが出るまで繰り返し握ります。

アタリが出たら、ブレーキをかけつつフロントフォークを数回大きく縮めます。

これによって、フォークレッグの位置が適正になります。

フォークレッグのボルトを規定トルク(15N・m)で締めます。

片側2本あるので、2本ともトルクがかかるまで交互に締めます。

※手順やトルクは車種によって異なります。

余談ですが、私は0.5N・m~25N・m程度の小さなトルクだけ、トルクレンチを使っています。

小さなトルクの部分は、締めすぎてしまいがちだからです。

https://www.webike.net/sd/20636244/

組みました。完了です。

こんな感じで、オフロードタイヤならコンプレッサーも要らず、自宅で交換できます。

時間があればリヤタイヤについても投稿してみたいとおもいますが、基本的には同じです。
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