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ラスカルさん

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  2014年04月14日

【ついに判明?】消えるガソリンの謎、完結編・・・?【決定打?】

■車種名
SUZUKI グース250
■Myバイク
迦楼羅号
■走行距離
210000km
■難易度
中級
思い起こせば約三年前から、わが相棒は燃費の悪化に悩まされていた。

完調ならばリッター30km前後走る事も夢ではない低燃費車が、
徐々にその燃費を悪化させて、今やリッター15km。

悩みに悩んで、行きつけのショップにも匙を投げられて時は過ぎ、
だが、しかし、今ようやくそれが解決しようとしている!


そこで見て頂きたいのがこの写真。
青い線が、問題点を解決したであろう作業後の、パワー&トルクカーブ。
そして下に見える赤いうじゃうじゃした波状の線が・・・、
問題点を顕在化させた状態のパワー&トルクカーブだ。



足掛け三年、この間何もせず手をこまねいていた訳ではなく、ざっと思い出せるだけでも、
三度のキャブOH、
中古ではあるもののキャブボディの個体交換、
ウオタニのイグナイターキットから純正のイグナイターと新品IGコイルへの交換、
ハーネスに不具合があるかも知れぬと、中古しか手に入らなかったもののハーネスも交換、
ウィークポイントとされるピックアップコイルの交換等々。

些細な調整等も入れると思い出せないくらい色々とやってきたし、
諭吉さんが編隊飛行で飛び立つほどの予算も投入してきて解決できなかったのだが・・・。


しかし、セカンドオピニオンという言葉がある。
一つの所で相談しても埒が明かなくても、
別の病院等で別の診断を受ければ解決の糸口があったりするという奴だ。


今回はそれを痛感した。
もっと早くにこの店の扉を叩いていれば・・・。



今回ついでのパワーチェックで判明した、
問題点を解消したであろう性能曲線は、極めて健康である。
Gooseのメーカー公称出力は33馬力。

カタログデータはクランク軸での出力なので、後輪では相応のロスを差し引いた分の出力となる筈だが、
約8000rpmで約32馬力を叩き出している事が判明した。
これはヨシムラのマフラーによるものだろうが、
Gooseを10台以上扱っている同ショップ(マイナー車なのに仲間がいっぱい!!・笑)によれば、
マフラーを交換しただけの車両としてはトップレベルの出力が出ているそうで、一安心が出来た。
低出力車両としては、パワーロスが無いのは何よりの事。

ここのところ判明してきた事実により、行き着けていたショップの仕事振りに、
あまりに怪しい所が多くなって来たので同ショップでOHしたエンジンのコンディションを心配していたが、
不幸中の幸いか、エンジン自体は健康な事が判明したのだった。


では、いったい、何が今回の不調の原因だったのかというと・・・。

ここだ。

この赤丸のパーツ。
負圧式キャブレターのスロットルバルブを持ち上げる負圧室へ繋がる、
エアクリーナーボックスとの連結チューブなのだ。


これが、経年劣化によりひび割れ・・・、
そう、ザクザクにひび割れていたのだった。

これだ。


この短いホース。
たったこれだけが、
ここまでマシンのコンディションを悪化させる事になるなんて・・・。


先程のパワーチェックは、このホースのひび割れを上からテープでぐるぐる巻きにする事で、
エアの、負圧の漏れを無くした状態で測られたものなのだ。
たったそれだけでこの差が。
・・・負圧キャブ、恐ろしい子!

詳しい理屈についてはもうひとつ理解が足りないような気もするが、
意外なところに盲点があったものだ。
しかしそれにしても、今までの店がそれを指摘出来なかった節穴っぷりも大概だと思われるが(苦笑。

そもそも今回、諦めかけていた現状打破に重い腰を上げたのは、
もう、どうやってだましだまし走っても、
まともには走れない程にコンディションが悪化したからに他ならない。


2月の気温の所為もあるだろうが、不安定なミスファイアが多くなり、
かなりスロットルを煽っていないと信号待ちでエンストが確実になったり、
「んばばっばっばっばっばっ!!」と引っかかった様な吹け上がりでまともに加速するのも辛くなり、
業を煮やして今回の店にお世話になる事を決意したのだった。


お店の名前はm-tech。
京都は伏見区にある、全日本RRでも活躍されているお店の様で、技術力の信頼性は折り紙つき。
お店のブログにGooseをちらほら見かけた事もあって頼ってみる事にしたのだが、大正解!
本当、もっと早くにお世話になっておけばよかった・・・。
この3年、先ず自分が病んでしまいお金を使えない状況だったとはいえ、もう少し早く縁があれば、ねぇ・・・。



結局のところ原因は、負圧キャブの負圧コントロールが不正で、
まともにスロットルバルブが動かない事に拠るキャブレーションの不良。
プラス、燃料タンクの錆が思ったよりも酷く、錆の詰まりによるキャブレーション不良。
と、ダブルパンチで不安定なエンジンフィールと燃費の劇的悪化を招いていたらしい。

まだドック入りから相棒が帰って来ておらず、実際の燃費を確認していないので断定は出来ないが、
出力性能曲線を見比べると、まともに走り様が無い状況から、
雑誌等で見かける様ななだらかなパワーカーブを描けているので、まず間違いは無かろうとも思う。
実際に走らせる日が待ち遠しい。


さて、何故2月にドック入りさせて未だに我が相棒は帰って来ていないのかというと・・・。

突然ですが我が相棒、タンクを交換する事になりました。


2月に預けて以来、順番待ちもあり2週間ほど掛けて漸く原因が判明。
如かして、再発防止の為にタンクの錆取りを行う事になり、
これがまた約2週間以上掛ける。
筈が・・・、タンクに穴が開いた(泣。

思えば20年以上使用していたタンク。
使用状況も過酷な旅暮らしが多かった。
給油口から覗いて殆ど錆が見えなくても、確実にピンポイントで錆が蝕んでいた様だ。
錆取り液が溶接箇所からじわじわと漏れ出す羽目に。


対策としてはタンクライナーによる穴埋め、溶接による穴埋め等も提示されたが、
どれも万全ではないのでお勧め出来ないとの事だったので、清水の舞台からダイブする勢いで新品を購入する事に。

だって、現状で約6万5千円もするんだよ?!
Gooseのタンク!!

黒が廃盤になった今、青、銀、赤の三色しかない中で、
とりあえず銀を購入してみたものの・・・・。
しかし見ての通り、今迄の相棒とは全くの別人顔。
これはいかんので、これもダイブする勢いで新品タンクをペイントする事に!!

序に、今までとは若干塗り分けのラインを変更する事にして、
マスキングテープで検討中の図。

つまり現在、我が相棒はタンクの塗装中で完成待ちなのだ。
はぁ、気が付けば桜の季節も終わり、長いドック入りになってしまった・・・。



余談だが、今迄のタンクは光の加減で判り難くしてきたけれども、
以前の貰い事故で凹んでいたのだ。
この写真だとそれが良く判る。

別人すぎる状態ではあるが、
恐らく二度とお目に掛からないであろう装いを、記念にもう少し撮影。

しかしテカテカの新品タンクを前にすると、
ボロボロの実用品としてしか考えていなかったテールカウルが気になり出す。
使えれば良し、ツーリングで荷物を満載すればどうせ・・・と考えていたのだが。


ここも予算が許せば、いずれまた装いを新たにせねば・・・。

記念の撮影その2。


今回、具体的には幾ら掛かったのかについては明らかにしないが、
エンジンを開ける可能性について検討しており、
それに向けた備えがあるから助かったものの、贅沢な事をしたものだと思う。
まぁ、それも3年越しの愛車へのご褒美と思えば、決して高価くは無いのかもしれないが・・・。
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